J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR'S ROOM」。毎週火曜日はDYGLが登場! 7月16日(火)のオンエアでは、下中洋介(Gt.)が「星にまつわる曲」をテーマに選曲しました。
■下中おすすめの「星にまつわる曲」
ロンドンから帰ってきたばかりだという下中。家に帰っていちばん最初に食べたものは、「とろろそば」だったそう。「イギリスでは食べられないので、めちゃくちゃおいしかった」と話しました。そんな下中が今回セレクトするのは「星にまつわる曲」です。
・Pavement『The Killing Moon』
下中:これはEcho and the Bunnymenというイギリスのバンドのカバーなんですけど、星にまつわる曲ということでけっこう短絡的かとは思いますが、「Moon」という単語が入っているので、これを入れました。星とかひとつのジェネラルなテーマに対していろんなアプローチの仕方があると思うんですけど、曲名からしてもう「Killing Moon」と入っていて、「どんな月だろう?」みたいな。曲調からしてすごくタイトルと合っていて、ミステリアスというか、良い雰囲気のタイトルだと思います。これはカバーですけど、スティーヴン・マルクマスの「これ以上ゆるすぎるとアウトだけど、そのゆるさがちょうどいい」ところに収まっているのも絶妙な曲だと思います。
・Alex Chilton『What's Your Sign Girl』
下中:バリー・ホワイトのカバーです。曲名に星の名前は入っていないんですけど、 この「Sign」というのが「星座」ですね。だから曲中ずっと、カプリコーン(やぎ座)とかいろいろ星座の名前を羅列していって、「君の星座は僕の星座と星占い的には合っているのかい?」みたいなサビで。「なんつーサビだ」と個人的には思うんですけど(笑)。でも大事なのは、Alex Chilton本人が意外と星座占いを本気で信じている面があるらしく。だから星座占いを信じている人がこの曲を歌うというのはすごくいいですよね。
・The Velvet Underground『Who Loves The Sun』
下中:この曲には「Sun」と入っているんですけど、当時ほかに「Sun」と入っている曲はThe Beatlesの『Here Comes The Sun』などがあります。さっきアプローチの仕方の話をしたんですけど、The Beatlesは「太陽が上がってくるよ」みたいな感じで、The Velvet Undergroundは「誰が太陽を好きなの?」みたいな感じで、すごくパーソナリティーが出てるなと思って。この60年代のシーンへのかかわり方みたいなのが、すごく面白いですよね。ヒッピーカルチャーなどもあって、やっぱりスピリチュアルなものに惹かれていった時代なのかなと思います。曲に関しても謎のパートが入っていたり、イントロもすごく印象的だったり。いちばん最後のラストコーラスに入る前が本当に謎で、曲を作っていてあのパートがどうやって生まれてくるのか本当にわからないんです。何かが起きて、たぶんルー・リードは作ってしまったんでしょう。
それぞれ異なる魅力を持った3曲。ぜひ皆さんもじっくり聴いてみてください。
DYGLはセカンドアルバム『Songs of Innocence & Experience』をリリースしたばかり。FUJI ROCK FESTIVAL '19への出演も控えています。詳細はオフィシャルサイトをチェックしてみてください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
■下中おすすめの「星にまつわる曲」
ロンドンから帰ってきたばかりだという下中。家に帰っていちばん最初に食べたものは、「とろろそば」だったそう。「イギリスでは食べられないので、めちゃくちゃおいしかった」と話しました。そんな下中が今回セレクトするのは「星にまつわる曲」です。
・Pavement『The Killing Moon』
下中:これはEcho and the Bunnymenというイギリスのバンドのカバーなんですけど、星にまつわる曲ということでけっこう短絡的かとは思いますが、「Moon」という単語が入っているので、これを入れました。星とかひとつのジェネラルなテーマに対していろんなアプローチの仕方があると思うんですけど、曲名からしてもう「Killing Moon」と入っていて、「どんな月だろう?」みたいな。曲調からしてすごくタイトルと合っていて、ミステリアスというか、良い雰囲気のタイトルだと思います。これはカバーですけど、スティーヴン・マルクマスの「これ以上ゆるすぎるとアウトだけど、そのゆるさがちょうどいい」ところに収まっているのも絶妙な曲だと思います。
・Alex Chilton『What's Your Sign Girl』
下中:バリー・ホワイトのカバーです。曲名に星の名前は入っていないんですけど、 この「Sign」というのが「星座」ですね。だから曲中ずっと、カプリコーン(やぎ座)とかいろいろ星座の名前を羅列していって、「君の星座は僕の星座と星占い的には合っているのかい?」みたいなサビで。「なんつーサビだ」と個人的には思うんですけど(笑)。でも大事なのは、Alex Chilton本人が意外と星座占いを本気で信じている面があるらしく。だから星座占いを信じている人がこの曲を歌うというのはすごくいいですよね。
・The Velvet Underground『Who Loves The Sun』
下中:この曲には「Sun」と入っているんですけど、当時ほかに「Sun」と入っている曲はThe Beatlesの『Here Comes The Sun』などがあります。さっきアプローチの仕方の話をしたんですけど、The Beatlesは「太陽が上がってくるよ」みたいな感じで、The Velvet Undergroundは「誰が太陽を好きなの?」みたいな感じで、すごくパーソナリティーが出てるなと思って。この60年代のシーンへのかかわり方みたいなのが、すごく面白いですよね。ヒッピーカルチャーなどもあって、やっぱりスピリチュアルなものに惹かれていった時代なのかなと思います。曲に関しても謎のパートが入っていたり、イントロもすごく印象的だったり。いちばん最後のラストコーラスに入る前が本当に謎で、曲を作っていてあのパートがどうやって生まれてくるのか本当にわからないんです。何かが起きて、たぶんルー・リードは作ってしまったんでしょう。
それぞれ異なる魅力を持った3曲。ぜひ皆さんもじっくり聴いてみてください。
DYGLはセカンドアルバム『Songs of Innocence & Experience』をリリースしたばかり。FUJI ROCK FESTIVAL '19への出演も控えています。詳細はオフィシャルサイトをチェックしてみてください。
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/