J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。「SONAR'S ROOM」のコーナーでは、月曜から木曜まで日替わりのアーティストが、今の自分たちの音楽に影響を与えたカルチャーについて語る。
3月17日(火)のオンエアではDYGLの下中洋介が登場。「最近、ふと思い出した曲」をテーマに曲を紹介した。
■ふとしたきっかけで思い出した曲を紹介
・Silver Jews『Trains Across the Sea』
『Trains Across the Sea』は1994年にリリースされたアルバム『Starlite Walker』に収録。Silver JewsのDavid Bermanは2019年に52歳の若さで逝去している。
下中:とにかくリリックが非常に好きです。このあいだ、David Bermanの詩集と、イラストと言葉が一緒に載っているような本を1冊ずつ買って、David Bermanのことを考えながら過ごしていました。だから、この曲をかけました。この人の歌詞は全然難しい言葉を使わないので、けっこう実感として感じられるんですよね。でも、すごく面白いことを今まで自分が思ったことのない視点で、簡単な言葉でそれを伝えてくれるという点で、すごく読み応えがあって僕は好きです。Silver Jewsの歌詞をぜひチェックしてほしいです。
・Someone Still Loves You Boris Yeltsin『I Am Warm and Powerful』
『I Am Warm and Powerful』は2005年にリリースされたアルバム『Broom』に収録されている。下中はSomeone Still Loves You Boris Yeltsinと会った際のエピソードを語った。
下中:僕が大学1年か2年のころ、秋山(信樹)くんと一緒に、Someone Still Loves You Boris Yeltsinのインストアライブを観に行ったんです。そうしたら本当に優しくて温かい人たちで、曲のとおりでした。僕はそのときスケボーに乗っていて「スケボーに乗ってるの?」みたいに話しかけてくれて、「ちょっと貸して」って一緒にスケボーに乗って遊んで「弟がスケボーやっているんだ」とか、そういう話を聞かせてくれて……。本当にね、今思い出すと悲しくなるぐらい、いい人たちだったんです。青春18きっぷを買って、関西のほうまで鈍行で行くときもこのバンドを聴いていましたし、けっこういろいろな思い入れが入ってます。曲自体もすごくいいですよね、パワー・ポップ寄りのすごくいい歌のメロディがあって、音もシンプルですけど寂しい感じが入っていて、僕が好きなバンドです。
・Clap Your Hands Say Yeah『The Skin Of My Yellow Country Teeth』
『The Skin Of My Yellow Country Teeth』は2005年にリリースされたアルバム『Clap Your Hands Say Yeah』に収録。下中がこのバンドを知ったのはSomeone Still Loves You Boris Yeltsinと同時期だったとのことで、青春時代の思い出を振り返った。
下中:あのころは僕が高校の終わりぐらいで、まだApple Musicとかのストリーミングがないときで、そういえばTSUTAYAでCD借りてたな。このバンドもTSUTAYAで借りていたんです。黄色いジャケットが映えていたのを覚えています。けっこう今聴いても新鮮な音だと思います。意外といそうでいないんじゃないかと。僕はこういうバンドがいてもいいと思います。
下中は最後に「新しい音楽を探していることが多かったんですけど、パッと自分の心のどこかにある曲って今聴いても意外とよかったりするんですよね。新しい価値観を探すのも大事な作業ですけど、こういう風にちょっと曲を思い出して、たまに聴いてみるのもいいな」とコメントしていた。
J-WAVE『SONAR MUSIC』のワンコーナー「SONAR'S ROOM」では、月曜から木曜まで日替わりのアーティストがその日のテーマにまつわるトークを展開。時間は22時30分ごろから。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年3月24日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
3月17日(火)のオンエアではDYGLの下中洋介が登場。「最近、ふと思い出した曲」をテーマに曲を紹介した。
■ふとしたきっかけで思い出した曲を紹介
・Silver Jews『Trains Across the Sea』
『Trains Across the Sea』は1994年にリリースされたアルバム『Starlite Walker』に収録。Silver JewsのDavid Bermanは2019年に52歳の若さで逝去している。
下中:とにかくリリックが非常に好きです。このあいだ、David Bermanの詩集と、イラストと言葉が一緒に載っているような本を1冊ずつ買って、David Bermanのことを考えながら過ごしていました。だから、この曲をかけました。この人の歌詞は全然難しい言葉を使わないので、けっこう実感として感じられるんですよね。でも、すごく面白いことを今まで自分が思ったことのない視点で、簡単な言葉でそれを伝えてくれるという点で、すごく読み応えがあって僕は好きです。Silver Jewsの歌詞をぜひチェックしてほしいです。
・Someone Still Loves You Boris Yeltsin『I Am Warm and Powerful』
『I Am Warm and Powerful』は2005年にリリースされたアルバム『Broom』に収録されている。下中はSomeone Still Loves You Boris Yeltsinと会った際のエピソードを語った。
下中:僕が大学1年か2年のころ、秋山(信樹)くんと一緒に、Someone Still Loves You Boris Yeltsinのインストアライブを観に行ったんです。そうしたら本当に優しくて温かい人たちで、曲のとおりでした。僕はそのときスケボーに乗っていて「スケボーに乗ってるの?」みたいに話しかけてくれて、「ちょっと貸して」って一緒にスケボーに乗って遊んで「弟がスケボーやっているんだ」とか、そういう話を聞かせてくれて……。本当にね、今思い出すと悲しくなるぐらい、いい人たちだったんです。青春18きっぷを買って、関西のほうまで鈍行で行くときもこのバンドを聴いていましたし、けっこういろいろな思い入れが入ってます。曲自体もすごくいいですよね、パワー・ポップ寄りのすごくいい歌のメロディがあって、音もシンプルですけど寂しい感じが入っていて、僕が好きなバンドです。
・Clap Your Hands Say Yeah『The Skin Of My Yellow Country Teeth』
『The Skin Of My Yellow Country Teeth』は2005年にリリースされたアルバム『Clap Your Hands Say Yeah』に収録。下中がこのバンドを知ったのはSomeone Still Loves You Boris Yeltsinと同時期だったとのことで、青春時代の思い出を振り返った。
下中:あのころは僕が高校の終わりぐらいで、まだApple Musicとかのストリーミングがないときで、そういえばTSUTAYAでCD借りてたな。このバンドもTSUTAYAで借りていたんです。黄色いジャケットが映えていたのを覚えています。けっこう今聴いても新鮮な音だと思います。意外といそうでいないんじゃないかと。僕はこういうバンドがいてもいいと思います。
下中は最後に「新しい音楽を探していることが多かったんですけど、パッと自分の心のどこかにある曲って今聴いても意外とよかったりするんですよね。新しい価値観を探すのも大事な作業ですけど、こういう風にちょっと曲を思い出して、たまに聴いてみるのもいいな」とコメントしていた。
J-WAVE『SONAR MUSIC』のワンコーナー「SONAR'S ROOM」では、月曜から木曜まで日替わりのアーティストがその日のテーマにまつわるトークを展開。時間は22時30分ごろから。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年3月24日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/