J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)のワンコーナー「MUSIC+1」。7月11日(木)のオンエアでは、女優で歌手の上白石萌音さんが登場。リリースされたばかりのミニアルバム『i』(アイ)について訊きました。
■恋の歌を集めたアルバム
『i』というタイトルには、どんな意味が込められているのでしょうか。
上白石:「LOVE」という意味も込めたり「私」の意味、そして数字の「1」にもなるじゃないですか。恋をするときは1対1になるし、そういう「ひとりきり」という意味も込めたり、いろんな意味を込めました。恋を集めたアルバムなので、多面的な意味でタイトルを付けました。
サッシャ:収録されている5曲の中の『永遠はきらい』は、作詞がYUKIさんで作曲がn-bunaさん(ヨルシカ)ですが、他の曲でもさまざまなコラボレーションをしていますね?
上白石:『ハッピーエンド』という曲は、andropの内澤崇仁さんに書いていただきました。2年前も1曲書いてもらっていて、そのときに生まれていたどうしても忘れられなかった曲が今回『ハッピーエンド』として形になりました。もともとあった曲を、映画(『L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』)の主題歌に寄せる形で完成させてくださいました。これを1番最初に録ってあってアルバムの基軸になっていたので、これを軸に恋の歌を集めようということになりました。先陣を切ってこのアルバムを形作ってくれた曲です。
サッシャ:内澤ワールドが上手く出ている曲ですよね。
上白石:節が炸裂してます(笑)。畳み掛ける言葉とか盛り上げる感じがすごくキャッチーで、素敵な曲だなと思います。
恋の歌を集めたというミニアルバム『i』。収録されている5曲にはどんな違いがあるのでしょうか。
上白石:どうせなら全くカラーの違うものを集めようと思いました。男の子目線のぐちゃぐちゃな心を表現したかった曲もありますし、「終わりたてホヤホヤの恋を描いてみよう」とか。曲調も楽器も色々なものを試して、なるべく違ったカラーを出そうと思って5曲集めました。
■手書きのセルフライナーノーツ
上白石さんは、『i』の5曲に込めた想いを綴った手書きのセルフライナーノーツを自身のホームページに掲載しています。
上白石:深夜に書いて、しかも、手書きが公開されると思って書いたわけじゃないんです。ちょっといい気分で家に帰って「書くか」と思って書いたら、そのままホームページに載ってしまったんです(笑)。最初の方は綺麗に書いてるんですけど、最後の方は眠くてヨレヨレになってます。
『i』の5曲目『ひとりごと』では、自ら作詞を手掛けています。セルフライナーノーツによると、作詞をするのは4曲目で、恋愛の詞は初めてだったそうです。
上白石:大変でした。恋愛の曲を書こうとするとどうしても飾っちゃったり、ロマンチックに寄ったりするんです。夜書いて、朝起きて、歌詞を読んで「うわ、気持ち悪い」と思うことが何度もありました(笑)。「私、何書いてるんだろう」って、なかなか前に進まなかったんです。「片想いの曲にしよう」と決まっていたんですけど、「広い意味での『片想い』にしよう」と思いました。恋に限らず、言えないこととか、「言ってるけど伝わらないことをどうやって言おうか」ということがあるじゃないですか。生きてて色々一方通行を感じることがあって、そういう人たちのための曲にしようと思って、恋から一歩脱せたことで作れた曲です。
■意外なフェチが明らかに
J-WAVEでは7月~8月の期間「偏愛サマー」と題して、偏愛がもつ強い「こだわり」や「スキ!」を電波に乗せて、東京の夏を “熱く!”盛り上げています。上白石さんが偏愛する音楽とは?
上白石:私はハーモニーとかコーラスが大好きで、もうフェチです。アカペラグループのPentatonixとかが好きで、5人のバランスとか、押したり引いたりの技術とか、それぞれがソロを歌っても大丈夫な感じとか。高度なことを楽しそうにやってるのが好きです。アカペラだけじゃなくて、色んなアーティストのハモり方とかも聴いちゃうんです。ザ・ビートルズの多重録音とか、くるりのたまに女性の声が入るのとか、ハモりは3度上を行くことが多いんですけど、それを脱して変速的にハモってきたときに「好き。そう来るか!」と。GLIM SPANKYとか大橋トリオとか、洋楽的なハモりは一生聴いちゃいますね。
「だいぶ磨かないと駄目だと思いますけど、山下達郎さんみたいにひとりでハモってみたいです」とも語った上白石さん。9月公開の映画『スタートアップ・ガールズ』や、10月から上演が始まる音楽劇『組曲虐殺』などでの役者としての活躍にも注目です!
【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone
■恋の歌を集めたアルバム
『i』というタイトルには、どんな意味が込められているのでしょうか。
上白石:「LOVE」という意味も込めたり「私」の意味、そして数字の「1」にもなるじゃないですか。恋をするときは1対1になるし、そういう「ひとりきり」という意味も込めたり、いろんな意味を込めました。恋を集めたアルバムなので、多面的な意味でタイトルを付けました。
サッシャ:収録されている5曲の中の『永遠はきらい』は、作詞がYUKIさんで作曲がn-bunaさん(ヨルシカ)ですが、他の曲でもさまざまなコラボレーションをしていますね?
上白石:『ハッピーエンド』という曲は、andropの内澤崇仁さんに書いていただきました。2年前も1曲書いてもらっていて、そのときに生まれていたどうしても忘れられなかった曲が今回『ハッピーエンド』として形になりました。もともとあった曲を、映画(『L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』)の主題歌に寄せる形で完成させてくださいました。これを1番最初に録ってあってアルバムの基軸になっていたので、これを軸に恋の歌を集めようということになりました。先陣を切ってこのアルバムを形作ってくれた曲です。
サッシャ:内澤ワールドが上手く出ている曲ですよね。
上白石:節が炸裂してます(笑)。畳み掛ける言葉とか盛り上げる感じがすごくキャッチーで、素敵な曲だなと思います。
恋の歌を集めたというミニアルバム『i』。収録されている5曲にはどんな違いがあるのでしょうか。
上白石:どうせなら全くカラーの違うものを集めようと思いました。男の子目線のぐちゃぐちゃな心を表現したかった曲もありますし、「終わりたてホヤホヤの恋を描いてみよう」とか。曲調も楽器も色々なものを試して、なるべく違ったカラーを出そうと思って5曲集めました。
■手書きのセルフライナーノーツ
上白石さんは、『i』の5曲に込めた想いを綴った手書きのセルフライナーノーツを自身のホームページに掲載しています。
上白石:深夜に書いて、しかも、手書きが公開されると思って書いたわけじゃないんです。ちょっといい気分で家に帰って「書くか」と思って書いたら、そのままホームページに載ってしまったんです(笑)。最初の方は綺麗に書いてるんですけど、最後の方は眠くてヨレヨレになってます。
『i』の5曲目『ひとりごと』では、自ら作詞を手掛けています。セルフライナーノーツによると、作詞をするのは4曲目で、恋愛の詞は初めてだったそうです。
上白石:大変でした。恋愛の曲を書こうとするとどうしても飾っちゃったり、ロマンチックに寄ったりするんです。夜書いて、朝起きて、歌詞を読んで「うわ、気持ち悪い」と思うことが何度もありました(笑)。「私、何書いてるんだろう」って、なかなか前に進まなかったんです。「片想いの曲にしよう」と決まっていたんですけど、「広い意味での『片想い』にしよう」と思いました。恋に限らず、言えないこととか、「言ってるけど伝わらないことをどうやって言おうか」ということがあるじゃないですか。生きてて色々一方通行を感じることがあって、そういう人たちのための曲にしようと思って、恋から一歩脱せたことで作れた曲です。
■意外なフェチが明らかに
J-WAVEでは7月~8月の期間「偏愛サマー」と題して、偏愛がもつ強い「こだわり」や「スキ!」を電波に乗せて、東京の夏を “熱く!”盛り上げています。上白石さんが偏愛する音楽とは?
上白石:私はハーモニーとかコーラスが大好きで、もうフェチです。アカペラグループのPentatonixとかが好きで、5人のバランスとか、押したり引いたりの技術とか、それぞれがソロを歌っても大丈夫な感じとか。高度なことを楽しそうにやってるのが好きです。アカペラだけじゃなくて、色んなアーティストのハモり方とかも聴いちゃうんです。ザ・ビートルズの多重録音とか、くるりのたまに女性の声が入るのとか、ハモりは3度上を行くことが多いんですけど、それを脱して変速的にハモってきたときに「好き。そう来るか!」と。GLIM SPANKYとか大橋トリオとか、洋楽的なハモりは一生聴いちゃいますね。
「だいぶ磨かないと駄目だと思いますけど、山下達郎さんみたいにひとりでハモってみたいです」とも語った上白石さん。9月公開の映画『スタートアップ・ガールズ』や、10月から上演が始まる音楽劇『組曲虐殺』などでの役者としての活躍にも注目です!
【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone