星占いの結果が悪くて落ち込む…どう捉えればいい? 鏡リュウジに訊いた!

あなたが占いを見るのは、どんなときですか? 背中を押してほしいとき、導いてほしいとき……“元気がほしい”という願いが根本にあるのではないでしょうか。占いの結果に振り回されて落ち込んでしまったら、本末転倒ですよね。

占いと、どう付き合っていくのがいいのでしょうか。西洋占星術研究家の鏡リュウジさんに訊きました。

【6月17日(月)J-WAVE『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)のワンコーナー「SAWAI SEIYAKU SOUND CLINIC」】
http://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20190617105516(2019年6月24日(23時59分まで


■星占いと上手に付き合うコツ

星占いは結果に一喜一憂するのではなく、「こういうときもある」という捉え方をしましょう。

:楽しんでください。星占いの内容をあまりヘビーに捉えず、こういう見方があるんだなというヒントにしましょう。星占いは徹底的にサイクル論です。例えば満月は次の新月をとおってまた満月になります。繰り返すんです。なので、今はモチベーションが下がっているというときも、「今はこういうサイクルのとき。下がるときがあれば上がるときもある」と考えることができます。逆に調子がいいときは、いつか違うステージに入る時もあると気づけるんです。星占いを活用することで、長いスパンで物事を見れるのはとてもいいと思います。

さらにこんなアドバイスも。

:今は世の中、やる気、やる気と言いすぎてる気がします。落ち込んだり、くらい時期も必要です。一人でちゃんと落ち込む。自分だけの静かな時間を作る。それがまた次に行けるきっかけになります。みんなが躁状態だと逆に疲れるので、上手に落ち込みましょう。

コーナー後半では、リスナーの悩みに音楽を処方。この日は「私はどんなに怒っていても、時間がたつと忘れてしまいます。さらに時間がたつと、晴ればれスッキリした気持ちになってしまいます。ただこれは怒りが収まるだけで、理不尽なことで怒られた内容に納得したわけではありません。晴ればれした状態で怒られた相手に何事もなかったかのように接すると、相手に嫌な思いをさせてしまうし、自分も嫌な思いをしてしまいます」というリスナーに、「ごめんなさいと言っている曲」ということで、Hoobastankの『The Reason』をオンエアしました

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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/

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