J-WAVEで放送中の番組『SAPPORO BEER OTOAJITO』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。6月15日(土)のオンエアでは、大橋トリオさんが登場。あらゆる楽器をこなすマルチプレイヤーとして活躍する大橋さんの音楽遍歴に迫りました。
【この記事の放送回をradikoで聴く(2019年6月22日23時59分まで)】
■低音の魅力に魅せられた少年時代
大橋さんの父は音響関係の仕事で、子どもの頃は家にローズ・ピアノやエレキベース、ガットギターなどの楽器がありました。3歳くらいの頃、お兄さんと一緒に音楽教室に通い始めたそうです。しかし、習っていたピアノは「惰性でやっていた」のだとか。ある日、父親の影響でドラムに触れる機会があり、そこで音楽に対する自主性が芽生えました。
クリス:それは何歳のときですか?
大橋:小学校5年生か6年生ですね。「ドラムが曲の主軸を支配している」ということを目の当たりにして、ものすごくハマったんです。しかも、バンドは人数も少ないので、それを自分でコントロールできちゃう。「こんな世界があるのか」と思いました。
クリス:じゃあ、小学校高学年くらいからミュージシャンを目指していたところはあるのかもしれないですね? 生計を立てるとまでは思わなかった?
大橋:そこまでは思わないですけど、「こんなにカッコイイことをしている人になったらすごいな」と思いました。
中学生になるとベースに興味を持ち、松任谷由実さんの曲を聴きながら練習しました。
大橋:音源に合わせてベースラインを探るんです。実際にどう弾いているかが分かったら、「こう弾くよりもこう弾いたほうがいいんじゃないかな」と試すのがすごい楽しかったんです。低音の魅力に魅せられました。
クリス:(ギターなどの)上の音っていうよりは下を押さえる音のハーモニーがよかったんですね?
大橋:そうですね。同時に1年間だけドラムも習いに行ってたんです。だから、下を支える楽器の魅力を先に知った感じです。
■ベースが一番楽しい
幼少期にピアノを習い、ドラムとベースを始め、さらに高校に入ってから組んだバンドのメンバーにエレキギターを教えてもらい習得した大橋さん。様々な楽器を網羅する大橋さんにクリスがこんな質問をしました。
クリス:一番好きな楽器ってなんですか?
大橋:ベースですね。ベースが一番楽しいです。ドラムはどっちかと言うとピッタリ刻んでいくものじゃないですか。
クリス:ブレちゃいけないですよね。
大橋:その中にグルーヴっていうのもありますけど。それさえしっかりしていたら、ベースって意外と何やってもいいと思っていて。前に行っても後ろに行っても。それをコントロールするのが楽しくてしょうがないです。
クリス:打楽器とメロディー楽器のちょうど間のような位置付けでもありますもんね。
大橋:こんな仕事をしといて言うのもなんですが、僕はナルシストじゃないんですよ。ナルシストな部分がないんです。
クリス:わかるような気がします。
大橋:リードギターとかボーカルとかサックスとか。あれを弾いて「気持ちいい」って思う人って、絶対ナルシストじゃないとダメだと思うんですよ。
クリス:どこかで「注目して」っていうのはありますよね。
大橋:でも音楽は好きだから、ベースとか下から支える楽器のほうが全然楽しいんです。だからもっと言うと、ピアノを弾いててもあんまり楽しくない。
クリス:ほんとに? でもアンサンブルだとギターかピアノじゃないですか。
大橋:僕の場合は歌が主軸にあるから「歌をちゃんとやらなきゃいけない」という意識が強いので、演奏は二の次になっちゃいます。
大橋さんは7月13日(土)14日(日)15日(月・祝)に横浜アリーナで3日間開催する「J-WAVE LIVE 20th ANNIVERSARY EDITION」の2日目である14日に、スペシャルバンドマスターをつとめます。ぜひお越しください。
【この記事の放送回をradikoで聴く(2019年6月22日23時59分まで)】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SAPPORO BEER OTOAJITO』
放送日時:毎週土曜 18時-18時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/otoajito/
【この記事の放送回をradikoで聴く(2019年6月22日23時59分まで)】
■低音の魅力に魅せられた少年時代
大橋さんの父は音響関係の仕事で、子どもの頃は家にローズ・ピアノやエレキベース、ガットギターなどの楽器がありました。3歳くらいの頃、お兄さんと一緒に音楽教室に通い始めたそうです。しかし、習っていたピアノは「惰性でやっていた」のだとか。ある日、父親の影響でドラムに触れる機会があり、そこで音楽に対する自主性が芽生えました。
クリス:それは何歳のときですか?
大橋:小学校5年生か6年生ですね。「ドラムが曲の主軸を支配している」ということを目の当たりにして、ものすごくハマったんです。しかも、バンドは人数も少ないので、それを自分でコントロールできちゃう。「こんな世界があるのか」と思いました。
クリス:じゃあ、小学校高学年くらいからミュージシャンを目指していたところはあるのかもしれないですね? 生計を立てるとまでは思わなかった?
大橋:そこまでは思わないですけど、「こんなにカッコイイことをしている人になったらすごいな」と思いました。
中学生になるとベースに興味を持ち、松任谷由実さんの曲を聴きながら練習しました。
大橋:音源に合わせてベースラインを探るんです。実際にどう弾いているかが分かったら、「こう弾くよりもこう弾いたほうがいいんじゃないかな」と試すのがすごい楽しかったんです。低音の魅力に魅せられました。
クリス:(ギターなどの)上の音っていうよりは下を押さえる音のハーモニーがよかったんですね?
大橋:そうですね。同時に1年間だけドラムも習いに行ってたんです。だから、下を支える楽器の魅力を先に知った感じです。
■ベースが一番楽しい
幼少期にピアノを習い、ドラムとベースを始め、さらに高校に入ってから組んだバンドのメンバーにエレキギターを教えてもらい習得した大橋さん。様々な楽器を網羅する大橋さんにクリスがこんな質問をしました。
クリス:一番好きな楽器ってなんですか?
大橋:ベースですね。ベースが一番楽しいです。ドラムはどっちかと言うとピッタリ刻んでいくものじゃないですか。
クリス:ブレちゃいけないですよね。
大橋:その中にグルーヴっていうのもありますけど。それさえしっかりしていたら、ベースって意外と何やってもいいと思っていて。前に行っても後ろに行っても。それをコントロールするのが楽しくてしょうがないです。
クリス:打楽器とメロディー楽器のちょうど間のような位置付けでもありますもんね。
大橋:こんな仕事をしといて言うのもなんですが、僕はナルシストじゃないんですよ。ナルシストな部分がないんです。
クリス:わかるような気がします。
大橋:リードギターとかボーカルとかサックスとか。あれを弾いて「気持ちいい」って思う人って、絶対ナルシストじゃないとダメだと思うんですよ。
クリス:どこかで「注目して」っていうのはありますよね。
大橋:でも音楽は好きだから、ベースとか下から支える楽器のほうが全然楽しいんです。だからもっと言うと、ピアノを弾いててもあんまり楽しくない。
クリス:ほんとに? でもアンサンブルだとギターかピアノじゃないですか。
大橋:僕の場合は歌が主軸にあるから「歌をちゃんとやらなきゃいけない」という意識が強いので、演奏は二の次になっちゃいます。
大橋さんは7月13日(土)14日(日)15日(月・祝)に横浜アリーナで3日間開催する「J-WAVE LIVE 20th ANNIVERSARY EDITION」の2日目である14日に、スペシャルバンドマスターをつとめます。ぜひお越しください。
【この記事の放送回をradikoで聴く(2019年6月22日23時59分まで)】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SAPPORO BEER OTOAJITO』
放送日時:毎週土曜 18時-18時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/otoajito/