全国でおきているサウナブームに乗って、仕事の合間にリフレッシュできるコワーキング・サウナが登場し、注目を浴びています。日本初のサウナ付きのコワーキングスペースを設計した、コクヨ株式会社の川田直樹さんに話を訊きました。
【4月16日(火)『STEP ONE』の「BEHIND THE SCENE」(ナビゲーター:サッシャ、増井なぎさ)】
http://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20190416101157
■文具やオフィスのコクヨがサウナ?
コクヨといえば文房具やオフィス家具で知られるメーカーです。川田さんはサウナ好きが講じて、社内で「サウナ部」を作りました。さらに、日本初のサウナとコワーキングスペースが融合した施設を設計。その活動が認められ、フィンランド観光局公認のフィンランドサウナアンバサダーにも就任しました。
コワーキング・サウナとは、どのような働き方をするものなのでしょうか。
川田:サウナ室に入ったあとに近くのスペースで働く、そして仕事をしたあとまたサウナに戻るという、回転するような働き方です。サウナ室にPCを持ち込んで、というものではないです(笑)。サウナのなかで密なミーティングをしてみたり会話があったりと、ミックスした働き方ができます。
サッシャ:コワーキング・サウナを自ら設計したそうですが、これはどのような?
川田:私自身が常連として(サウナに)2、3年通っていて、利用者目線と設計者目線両方で「こういうものがあったらいいのにな」と提案させていただいたのが「スカイスパYokohama」という施設です。
サッシャ:どんな部分を変えたのですか?
川田:WiFiや電源などの設備面はもちろん完備しています。また、ひとりで没頭作業をしたい人のためのスペースや、ブレストするようなミーティングスペースなどがあります。宿泊もできるので、たとえば金曜の夜仕事を終えてサウナでリラックスして、翌日、朝を迎えて「朝サウナ」とか。今日も僕は朝サウナに入ってからきたんです。大事なプレゼンの日には朝サウナをしてからくると、頭もスッキリします。
■ギスギスした会議がサウナの効果で和やかに
職場と家の間のサードプレースとしてコワーキング・サウナを位置づけているという川田さん。会話の内容も、日頃出ない未来志向なブレストが、サウナでは生まれるのだそう。
コクヨ社内の利用者からも「普段カッチリしたスーツでしか会わないお客さんと、砕けた館内着を着ているだけでも雰囲気が変わります」「普段ギスギスする社内の編集会議が、緩やかな気持ちで臨めました。仕事に楽しさやリラックスが加わって、会議が別物になった感じがしました」との声が出ていました。
日本航空、ヤマハ、ADKといった企業もサウナ部があるそうで、川田さんは「企業サウナ部」という、サウナに興味がある企業に集まってもらって話をしたり、サウナに入ったりという体感イベントを開催するそうです。川田さんは「ビジネスパーソンのサウナ部同士が横軸で会社同士でつながるオープンイノベーションの新しい形を作りたい」と今後の展開や抱負を語りました。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
【4月16日(火)『STEP ONE』の「BEHIND THE SCENE」(ナビゲーター:サッシャ、増井なぎさ)】
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■文具やオフィスのコクヨがサウナ?
コクヨといえば文房具やオフィス家具で知られるメーカーです。川田さんはサウナ好きが講じて、社内で「サウナ部」を作りました。さらに、日本初のサウナとコワーキングスペースが融合した施設を設計。その活動が認められ、フィンランド観光局公認のフィンランドサウナアンバサダーにも就任しました。
コワーキング・サウナとは、どのような働き方をするものなのでしょうか。
川田:サウナ室に入ったあとに近くのスペースで働く、そして仕事をしたあとまたサウナに戻るという、回転するような働き方です。サウナ室にPCを持ち込んで、というものではないです(笑)。サウナのなかで密なミーティングをしてみたり会話があったりと、ミックスした働き方ができます。
サッシャ:コワーキング・サウナを自ら設計したそうですが、これはどのような?
川田:私自身が常連として(サウナに)2、3年通っていて、利用者目線と設計者目線両方で「こういうものがあったらいいのにな」と提案させていただいたのが「スカイスパYokohama」という施設です。
サッシャ:どんな部分を変えたのですか?
川田:WiFiや電源などの設備面はもちろん完備しています。また、ひとりで没頭作業をしたい人のためのスペースや、ブレストするようなミーティングスペースなどがあります。宿泊もできるので、たとえば金曜の夜仕事を終えてサウナでリラックスして、翌日、朝を迎えて「朝サウナ」とか。今日も僕は朝サウナに入ってからきたんです。大事なプレゼンの日には朝サウナをしてからくると、頭もスッキリします。
■ギスギスした会議がサウナの効果で和やかに
職場と家の間のサードプレースとしてコワーキング・サウナを位置づけているという川田さん。会話の内容も、日頃出ない未来志向なブレストが、サウナでは生まれるのだそう。
コクヨ社内の利用者からも「普段カッチリしたスーツでしか会わないお客さんと、砕けた館内着を着ているだけでも雰囲気が変わります」「普段ギスギスする社内の編集会議が、緩やかな気持ちで臨めました。仕事に楽しさやリラックスが加わって、会議が別物になった感じがしました」との声が出ていました。
日本航空、ヤマハ、ADKといった企業もサウナ部があるそうで、川田さんは「企業サウナ部」という、サウナに興味がある企業に集まってもらって話をしたり、サウナに入ったりという体感イベントを開催するそうです。川田さんは「ビジネスパーソンのサウナ部同士が横軸で会社同士でつながるオープンイノベーションの新しい形を作りたい」と今後の展開や抱負を語りました。
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