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いちごを「年間4000個」食べる研究員が語る、おいしい食べ方

いちごを「年間4000個」食べる研究員が語る、おいしい食べ方

J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)。3月26日(火)のオンエアでは、いちごの新種の話や、おすすめの食べ方を、栃木県栃木県農業試験場「いちご研究所」特別研究員の岩崎慎也さんに訊きました。


■食べる量は一年で、普通の人の一生分

栃木県はいちごの収穫量が50年連続1位。まさに“いちご王国”です。「とちおとめ」は「いちご研究所」が開発したもので、平成8年に品種登録。今や栃木県以外でも生産されており、全国のいちごの約3割を占めています。それまでは栃木県の「女峰」が全国の半分ほどを占めていました。

「いちご研究所」には現在13名が務めています。岩崎さんは特別研究員として、新品種の開発とマーケティング、いちごのPRを担当。新品種開発チームには6名の研究員が張り付き、日々たくさんのいちごを食べています。

クリス:相当な量のいちごを食べるそうですね。
岩崎:家計調査によると、平均で年間およそ750グラム、個数にして50個のいちごを食べていることになりますが、研究員は年間で4000個ものイチゴをかじります。一年で普通の人の一生分のいちごを食べることになります。
クリス:羨ましいようですが、ご苦労も感じます(笑)。


■新種は果肉がしっかり!

岩崎さんたちは現在、いちごの新しい品種を開発中。テストマーケティングの最中で、早ければ2020年に市場に出回る可能性があります。

岩崎:今回の品種には「栃木i37号」という番号をつけて、みなさんの評価をいただきます。
クリス:名前は出てないけど、売られているということですか?
岩崎:そうです。現地でつくって生産者の評価をいただき、流通させて流通関係者の評価をいただき、テストマーケティングで店頭に並べて、店頭アンケートで消費者の意見を聞きます。

クリスも試食したところ「果肉がすごくしっかりしています!」と感激。酸味と甘さのバランスがよくて、甘さが際立ったいちごだそうです。


■甘くておいしいのは当たり前、「かたさ」も重要!

どんないちごが優れているのでしょうか。岩崎さんによると、甘くておいしいのは当たり前。そのうえで、かたさも重要だそうです。

岩崎:運ぶうちに痛まないように、いい状態で届けられるかたさが求められるんです。
クリス:では新しい品種は、いい感じということですね。
岩崎:そうです。栃木県は、とちおとめとスカイベリーという品種があるので、第3の品種として受け入れてもらえたらとテストをしています。

新しい品種が登場するまでには6、7年かかります。その過程を訊きました。

岩崎:まずはおいしいいちご、病気に強いいちごなど、いろいろな組み合わせで掛け合わせをするため、1万株ほどを植えます。時期を変えて2個ほど食べます。5、6人の研究員で食べていき、おいしいものを3パーセントまでしぼります。
クリス:おいしくないこともありますか?
岩崎:おいしいいちごを中心にかけあわせますが、親の性質をいいとこ取りするわけではないので、食べてみると「あれ?」ということもあり、そういういちごも研究では口に入れているわけです。

研究員は、多いときには一日で500個近くも食べることがあるそうです。

クリス:好まれるいちごは時代によって変わりますか?
岩崎:最近は大きな粒で、甘くて酸味の少ないものが好まれます。今回の品種もそういったいちごを売りにしています。

一方、とちおとめは酸味がしっかりしているため、酸味のあるいちごが好きな人に好まれるほか、ケーキに使用されています。


■おすすめの食べ方は「先のほうから」

おすすめのおいしい食べ方は、専門家の間でもわかれますが、岩崎さんのおすすめは、先の尖っている方から食べること。

岩崎:先の方が甘くて香りもしっかりしているため、一口目をおいしく食べて、そのまま食べます。ただ市場関係者や味を見極める人は、ヘタをとって甘みが少ないほうから食べて、味がのっているかどうかを判定します。

ぜひ参考にしてみてください。

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【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月曜-木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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