呼吸は、健康や美容、心の安定にも大きく影響します。全身の細胞に酸素を送るための大切な呼吸筋の運動です。しかし最近は、呼吸力が低下していて、不調の原因となる浅い呼吸の人が増えているのだとか。浅い呼吸になってしまう原因を、呼吸器疾患の診断と治療を専門にする池袋大谷クリニック・院長の大谷義夫さんが話しました。
【3月25日(月)のオンエア:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』の「PLEASURE PICK UP!」(ナビゲーター:別所哲也)】
http://radiko.jp/#!/ts/FMJ/20190325063020
■浅い呼吸になってしまう原因は?
姿勢の悪さは呼吸がしづらくなる一番の原因。肩が前に出て前かがみになる猫背の姿勢になると、肺が圧迫され、横隔膜など呼吸筋の動きが悪くなってしまいます。息を大きく吸ったり吐いたりできなくなるため呼吸は浅くなり、一回で取り込める酸素の量が、深い呼吸の半分になってしまいます。
大谷:姿勢をよくすれば呼吸がしやすくなり、その結果、血流や代謝がよくなるくなり、冷えが緩和され顔色もよくなる。いいこと尽くめなのです。
また、深い呼吸は副交感神経が優位になってイライラや不安を起こしにくくなり、自律神経が整うため免疫力もアップ。季節の変わり目に多い気象病も自律神経が影響するため、予防や改善には呼吸力が重要になる、と大谷先生は解説します。
さらに猫背などの理由で浅い呼吸になると、呼吸の回数が増えてしまうため、「多すぎ呼吸」になってしまいます。多すぎ呼吸は一回の呼吸で、深い呼吸の半分しか吸えないため、ゆるい酸欠がずっと続いているような状態に。
大谷:これを改善し、しっかりと深い呼吸になれば脂肪がエネルギーとして燃えやすく、基礎代謝も上がり、ダイエットしやすい体づくりができます。
■正しい呼吸のしかた
早速大谷先生が、呼吸のしかたをレクチャーしました。
1.胴体と骨盤をまっすぐに立てて、胸を開くイメージで、いい姿勢で立つことを習慣づけてください。基本の立ち方は万歳のポーズで少し背伸びをしてから、腕をストンと落とします。同時に踵をゆっくり下ろし、肩の力を抜きます。すると重心が体の中心を通り、前後左右のバランスが取れるようになります。
2.姿勢が整ったら、頭の後ろで手を組み、鼻からゆっくり息を吸います。
3.続いて口からゆっくり吐きながら、腕を上げて伸び上がります。このとき、鼻から2秒かけて吸い、口から4秒かけて吐く。特に息を吐くときは、意識的に吐き切るようにすると、自然と息を吸うことができます。
まずは、自分の呼吸が浅い呼吸になってないかをチェック! もし浅いようなら、大谷先生のアドバイスによる、深い良い呼吸のしかたを実践してみてください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr
【3月25日(月)のオンエア:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』の「PLEASURE PICK UP!」(ナビゲーター:別所哲也)】
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■浅い呼吸になってしまう原因は?
姿勢の悪さは呼吸がしづらくなる一番の原因。肩が前に出て前かがみになる猫背の姿勢になると、肺が圧迫され、横隔膜など呼吸筋の動きが悪くなってしまいます。息を大きく吸ったり吐いたりできなくなるため呼吸は浅くなり、一回で取り込める酸素の量が、深い呼吸の半分になってしまいます。
大谷:姿勢をよくすれば呼吸がしやすくなり、その結果、血流や代謝がよくなるくなり、冷えが緩和され顔色もよくなる。いいこと尽くめなのです。
また、深い呼吸は副交感神経が優位になってイライラや不安を起こしにくくなり、自律神経が整うため免疫力もアップ。季節の変わり目に多い気象病も自律神経が影響するため、予防や改善には呼吸力が重要になる、と大谷先生は解説します。
さらに猫背などの理由で浅い呼吸になると、呼吸の回数が増えてしまうため、「多すぎ呼吸」になってしまいます。多すぎ呼吸は一回の呼吸で、深い呼吸の半分しか吸えないため、ゆるい酸欠がずっと続いているような状態に。
大谷:これを改善し、しっかりと深い呼吸になれば脂肪がエネルギーとして燃えやすく、基礎代謝も上がり、ダイエットしやすい体づくりができます。
■正しい呼吸のしかた
早速大谷先生が、呼吸のしかたをレクチャーしました。
1.胴体と骨盤をまっすぐに立てて、胸を開くイメージで、いい姿勢で立つことを習慣づけてください。基本の立ち方は万歳のポーズで少し背伸びをしてから、腕をストンと落とします。同時に踵をゆっくり下ろし、肩の力を抜きます。すると重心が体の中心を通り、前後左右のバランスが取れるようになります。
2.姿勢が整ったら、頭の後ろで手を組み、鼻からゆっくり息を吸います。
3.続いて口からゆっくり吐きながら、腕を上げて伸び上がります。このとき、鼻から2秒かけて吸い、口から4秒かけて吐く。特に息を吐くときは、意識的に吐き切るようにすると、自然と息を吸うことができます。
まずは、自分の呼吸が浅い呼吸になってないかをチェック! もし浅いようなら、大谷先生のアドバイスによる、深い良い呼吸のしかたを実践してみてください。
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