春の紫外線対策…洋服の「UVカット加工」には寿命があるって知ってた？

春が近づき、紫外線の量も増えてくるこの時期。衣類や日傘で、紫外線対策に効果的なのは、「何色」なのでしょうか。六本木・アオハルクリニック院長の小柳衣吏子さんに訊きました。

【3月11日（月）のオンエア：『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』（ナビゲーター：別所哲也）】
http://radiko.jp/#!/ts/FMJ/20190311063010


■紫外線対策に効果がある色は？

紫外線対策には黒……というイメージがありますよね。これは正解です！

小柳：黒や濃い色の服は、黄色や白など明るい色よりも紫外線を通しにくいため、本格的な紫外線対策用の顔や腕のカバーは真っ黒ですよね。しかし、黒や濃い色の服は紫外線だけではなく熱までも吸収してしまうので、春から夏にかけてだととても暑く感じてしまいます。

また、春は暗い色より明るい色の服を楽しみたいと考える人も多いはず。そんなこれからの季節は、「黄色」の服がおすすめ。

小柳：黄色は白やオレンジ、ピンクと比べると、紫外線カット効果が高いというデータがあります。


■UVカット加工にも寿命がある

また、白い服でもUVカット加工されていればその効果が期待できるのですが、そこには意外な落とし穴が……。

小柳：UVカット加工にも寿命があると言われています。使う頻度や洗濯頻度などにもよりますが、表示の効果の持続は2、3シーズンと考えておくことが無難です。日傘やサングラスなども、ほつれや傷でUVカット加工が減るので、メンテナンスが必要になります。

小柳さんのアドバイスを参考に、紫外線に気をつけながら、春を楽しみましょう！

【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」（有料）なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名：『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時：月・火・水・木曜 6時－9時
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/tmr