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血流が悪いと…水を飲んでも肌に届かなくなる! 改善法を医師が解説

血流が悪いと…水を飲んでも肌に届かなくなる! 改善法を医師が解説

J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』。1月22日(月)はお休み中の別所哲也に代わり、宮本絢子がナビゲーターを務めました。ワンコーナー「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」では、冷え対策の食事法を、イシハラクリニック副院長・石原新菜さんが伝授しました。


■血流が悪いと、水を飲んでも肌に届かない

まずは、冷えが身体に与える影響について訊きました。体が冷えると、熱を失わないようにするため、血行が悪くなります。

石原:全ての臓器は、血液が運んでくれた酸素や栄養で生きてますし、臓器でいらなくなった老廃物を回収するのも血液です。だから血流が悪くなると、臓器に不調が起こります。胃痛、便秘、下痢、女性は生理痛、生理不順を招きます。さらに、むくみや乾燥肌といった美容にも影響してきます。水をたくさん飲んでいる人がいますが、血流が悪いと肌に届かなくなってしまうんです。
宮本:水をとることで、むくむことがありますよね。
石原:そうなんです。さらに、冷えることによって基礎代謝が下がってしまって、食事の量を減らしても太りやすくなります。臓器の健康も美容もダイエットも、全て血流にかかっているんです。
宮本:対策はありますか?
石原:食べ過ぎはよくないので、食べ過ぎを防ぐこと。あとは軽い運動、湯船につかることが大事です。シャワーだけだと体の芯から温まらないので、面倒くさくても必ず湯船につかってください。あとは根菜類など、体を温める食事をとりましょう。


■冷え対策にはニンジン、リンゴ、生姜

では、どのような食事がよいのでしょうか。

宮本:朝食におすすめのものはありますか?
石原:ニンジンリンゴジュースです。現代人は運動不足に加えて、やや食べ過ぎです。食べ過ぎることで血液がドロドロになり、血流が悪くなって、かえって冷えの原因になってしまいます。朝はジュースだけにして血流をよくすることが大切です。

<ニンジンリンゴジュースの作り方>

ニンジン2本とリンゴ1個、生姜1片をジューサーにかける。

石原:生姜を入れることで体が温まります。
宮本:生姜は体を温めるのに一番いいんですか?
石原:生姜に含まれる“ジンゲロール”とか“ショウガオール”といった辛味の成分には、血流をよくする働きがあります。新陳代謝を上げて白血球の働きも活発にするので、とてもおすすめです。
宮本:どのくらいとればいいでしょうか。
石原:1日親指2個分です。親指1個が10グラムなので、1日に20グラムぐらいとれるといいと思います。
宮本:生姜の温め効果がアップする食べ方はありますか?
石原:生姜は乾燥させるほうがいいです。さらに、蒸して乾燥させると、ショウガオールの成分が10倍に増えます。作り方は、姫生姜を1ミリぐらいにスライスして、蒸し器かオーブンで蒸してから乾燥させます。パリパリになったものをミルなどで粉末状にしておきます。そうすると持ち運べるし、使い勝手もいいです。容器に乾燥剤を入れておけば3カ月は保存できます。暇なときにたくさん作っておくといいですよ。

冷える季節にぴったりのジュース、みなさんもぜひ作ってみてください。

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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr

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