J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:藤田琢己)。12月19日(水)のオンエアでは、Licaxxxとのコンビでお届けしました。
注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は、12月21日(金)から初主演映画『アリー/ スター誕生』が公開されるレディー・ガガを特集します。
2日目は、初の全米1位を獲得した『Born This Way』からの快進撃を紹介しましたが、3日目はその続きから。
1日目:レディー・ガガ、あの「生肉ドレス」に込められた深い思いとは
2日目:レディー・ガガ、感動のあまり泣き崩れたQueenとのコラボ曲って?
■プレッシャーで押しつぶされそうに…
2012年、アルバム『Born This Way』の成功を受け、自身が受けたいじめの経験や、14歳のファンがいじめで命を落としたことから、いじめ撲滅募金「Born This Way Foundation」を設立。さらに東日本大震災の際にも、いち早くチャリティー活動に動いたガガは、この年再び来日し、キスマークをつけたティーカップをチャリティーオークションに出品。その他にもバラエティ番組に出演したり、東京スカイツリーを訪れるなど、メディアの話題はレディー・ガガで持ち切りになりました。
2012年5月には、日本でワールドツアー「The Born This Way Ball」を開催し3日間で10万人を動員。ツアーの成功を経て翌年2013年には、2年半ぶりとなるアルバム『ARTPOP』をリリースしました。前作とは一転して華やかなイメージの本作には、ツアーにも帯同したDJのZeddやフランスのMadeonなどが参加し、サウンドも当時の最先端となりました。
ガガは本作について「『Born This Way』の勝利を祝いたかったの。多くのファンに届いたことは私にとって勝利だったから。『Born This Way』で流した涙を拭き取って、紙吹雪をまいてキスをして、お互いを称え合うことができるようなアルバムを作った」と語っています。
『ARTPOP』はビルボードのチャートで1位に輝くも、売上げは前作ほど振るわず。ガガ自身もその後「アルバムは失敗作」だと語り、ファンの期待に応えようとプレッシャーで押しつぶされそうになっていたといいます。
■奇抜なスタイルからジャズ・スタンダードという新境地へ
2014年には自身が尊敬するトニー・ベネットとスタンダードナンバーをデュエットし、ガラリとイメージ変えたコラボレーション作『Cheek to Cheek』を発表します。2011年にガガはトニー・ベネットの作品に参加し、そこから交友関係が深まりコラボにつながりました。その豹変ぶりに藤田とLicaxxxも次のように語ります。
藤田:格好がどうであれ、すごい歌声とピアノのうまさで、「奇抜なことをやる人とは違う部分を持っているんだろうな」と思っていましたが、ここまでバッチリとスタンダードナンバーを歌うんだとビックリしました。やはり実力があるというのはこういうことなんだろうなと、妙に納得のいく作品だったと思います。
Licaxxx:本当に学校に行ってたし、マジでちゃんとやっていた人なんだなとなりますよね。
『Cheek to Cheek』は全米アルバムチャート「ビルボード200」、「ジャズ・アルバムチャート」、「トラディショナル・ジャズ・アルバムチャート」で1位を獲得。ガガが、実力のあるシンガー・音楽家としての存在を示した作品となりました。
藤田は「ファンや周囲からの『次はもっとでしょ』という期待に誰もがぶち当たるんだろうな」と、この時期のガガの状況について語り、「トニー・ベネットとのデュエットで彼女の実力を別の角度から示す方法があったんでしょうね。舵を切るバランス感覚も秀逸だなと思いました。さすがのガガ様です」とまとめました。
というところで、3日目はここまで! 最終日4日目、20日(木)は初主演映画『アリー/ スター誕生』までの活動をたどります。ぜひお聴き逃しなく!
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は、12月21日(金)から初主演映画『アリー/ スター誕生』が公開されるレディー・ガガを特集します。
2日目は、初の全米1位を獲得した『Born This Way』からの快進撃を紹介しましたが、3日目はその続きから。
1日目:レディー・ガガ、あの「生肉ドレス」に込められた深い思いとは
2日目:レディー・ガガ、感動のあまり泣き崩れたQueenとのコラボ曲って?
■プレッシャーで押しつぶされそうに…
2012年、アルバム『Born This Way』の成功を受け、自身が受けたいじめの経験や、14歳のファンがいじめで命を落としたことから、いじめ撲滅募金「Born This Way Foundation」を設立。さらに東日本大震災の際にも、いち早くチャリティー活動に動いたガガは、この年再び来日し、キスマークをつけたティーカップをチャリティーオークションに出品。その他にもバラエティ番組に出演したり、東京スカイツリーを訪れるなど、メディアの話題はレディー・ガガで持ち切りになりました。
2012年5月には、日本でワールドツアー「The Born This Way Ball」を開催し3日間で10万人を動員。ツアーの成功を経て翌年2013年には、2年半ぶりとなるアルバム『ARTPOP』をリリースしました。前作とは一転して華やかなイメージの本作には、ツアーにも帯同したDJのZeddやフランスのMadeonなどが参加し、サウンドも当時の最先端となりました。
ガガは本作について「『Born This Way』の勝利を祝いたかったの。多くのファンに届いたことは私にとって勝利だったから。『Born This Way』で流した涙を拭き取って、紙吹雪をまいてキスをして、お互いを称え合うことができるようなアルバムを作った」と語っています。
『ARTPOP』はビルボードのチャートで1位に輝くも、売上げは前作ほど振るわず。ガガ自身もその後「アルバムは失敗作」だと語り、ファンの期待に応えようとプレッシャーで押しつぶされそうになっていたといいます。
■奇抜なスタイルからジャズ・スタンダードという新境地へ
2014年には自身が尊敬するトニー・ベネットとスタンダードナンバーをデュエットし、ガラリとイメージ変えたコラボレーション作『Cheek to Cheek』を発表します。2011年にガガはトニー・ベネットの作品に参加し、そこから交友関係が深まりコラボにつながりました。その豹変ぶりに藤田とLicaxxxも次のように語ります。
藤田:格好がどうであれ、すごい歌声とピアノのうまさで、「奇抜なことをやる人とは違う部分を持っているんだろうな」と思っていましたが、ここまでバッチリとスタンダードナンバーを歌うんだとビックリしました。やはり実力があるというのはこういうことなんだろうなと、妙に納得のいく作品だったと思います。
Licaxxx:本当に学校に行ってたし、マジでちゃんとやっていた人なんだなとなりますよね。
『Cheek to Cheek』は全米アルバムチャート「ビルボード200」、「ジャズ・アルバムチャート」、「トラディショナル・ジャズ・アルバムチャート」で1位を獲得。ガガが、実力のあるシンガー・音楽家としての存在を示した作品となりました。
藤田は「ファンや周囲からの『次はもっとでしょ』という期待に誰もがぶち当たるんだろうな」と、この時期のガガの状況について語り、「トニー・ベネットとのデュエットで彼女の実力を別の角度から示す方法があったんでしょうね。舵を切るバランス感覚も秀逸だなと思いました。さすがのガガ様です」とまとめました。
というところで、3日目はここまで! 最終日4日目、20日(木)は初主演映画『アリー/ スター誕生』までの活動をたどります。ぜひお聴き逃しなく!
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
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