J-WAVEで放送中の番組『RINREI CLASSY LIVING』(ナビゲーター:村治佳織)。11月17日(土)のオンエアでは、温泉ビューティ研究家・トラベルジャーナリストの石井宏子さんをお迎えし、温泉の魅力についてたっぷりお話を伺いました。
■温泉の「どういった成分がどう働くのか」が気になった
石井さんは年200日以上にわたり国内外を旅して温泉や大自然について執筆。多数の連載コラムを担当されています。温泉、自然環境、食を通じて美しくなるビューティーツーリズムを研究。海外ブランドのマーケティングや広報の経験も踏まえて、温泉地の活性化や研修のサポートもおこなっています。
ドイツで気候療法士の資格を取得されたほか、日本温泉科学会会員、日本温泉入浴指導者協会会員など多方面で活躍する石井さんは、10月に『感動の温泉宿100』を刊行しました。
村治:この本には、温泉の性質や、それぞれの温泉宿についての愛情や思い出がたっぷり書かれていて、読み物としても楽しめる一冊だなと思います。
石井:私は温泉宿に泊まることが好きなんですよね。宿が好きというところから旅人人生が始まっています。
村治:もともと化粧品の仕事をされている時から、休みになると旅に出かけていたんですか?
石井:そうですね。温泉を旅していると「美人の湯」とか「美肌の湯」と書かれているところってたくさんありますよね。でも一体それが「どこがどう美人になるのか」が気になりました。化粧品の場合だと「こういう成分が入っていて、肌にこう働くので、こうキレイになる」と言うんですけど、温泉もきっとそういう根拠があるはずだと思って、「この温泉のどの成分がどう働くのか」が気になり、勉強し始め、それについて書いていたら、みなさんが面白がってくださいました。
一例として、硫黄温泉の効能を教えていただきました。
石井:硫黄温泉は、血管を拡張する作用があって、すごく血の巡りがよくなります。栄養や酸素を運ぶのも血だし、いらないものを出すのも血なので、「疲れが取れない」とか「デトックスしたい」などの場合には硫黄温泉がおすすめです。
村治:温泉の効能を知ってから入浴すると、さらに温泉のありがたさを感じますよね。
■温泉宿で一番風呂に入るためのおすすめのタイミング
なかなか温泉に行く機会がない人に向けて、温泉宿の楽しみ方を教えていただきました。
村治:私たちが温泉地に行く場合は、いいお湯といい食事を期待してしまいますよね。
石井:そこは必須ですね。美容の観点からすると、温泉に入ることや自然環境はもちろん、いつどのように何を食べるかもすごく大事になります。温泉に行くとごちそうをたくさん食べてしまいますが、懐石風の食事や洋風のコース料理のように順番にちょっとずつ料理が出てくる食べ方は、食べ順ダイエットになっています。最初に前菜で山菜や野菜など、ビタミンや酵素がたくさんあるものを食べて、その後に刺身や肉でいいたんぱく質を寝る前の時間に食べて、最後に、お腹いっぱいだけど「ひとくちだけ」とご飯をちょっとだけ食べる。その量のバランスとか、たくさんの品目を食べるということは美容にいいんです。
村治:食べる時間も気になってしまいますよね。温泉宿でのおすすめの時間の過ごし方はありますか?
石井:まず、いいお湯に入るために、できればチェックインの15時くらいに合わせて行ってほしいですね。温泉宿はお客様のチェックインに合わせてお風呂を整えるので、大浴場の一番湯に入ることができます。
村治:一番湯がいいですね。
石井:夕食は宿の場合、18時くらいの早い時間から食べはじめ、20、21時くらいには食べ終わっていると思うんですが、とても美容にいいです。22時から翌2時くらいまでの時間が体や肌を作っていく時間なので、その頃にはある程度の消化が終わっていると、身につきすぎない。22時以降する食事は、それ以外の時間の食事より4倍も身につくと言われています。
石井さんの話を聞き、村治は「いい温泉宿の流れを実行してみたい」と興味津々に耳を傾けていました。
番組では、石井さんおすすめの温泉宿や、美容目線で選ぶ温泉についてもお話しいただきました。気になった方はぜひ『感動の温泉宿100』を手に取ってみてください!
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【番組情報】
番組名:『RINREI CLASSY LIVING』
放送日時:土曜 20時-20時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/classyliving/
■温泉の「どういった成分がどう働くのか」が気になった
石井さんは年200日以上にわたり国内外を旅して温泉や大自然について執筆。多数の連載コラムを担当されています。温泉、自然環境、食を通じて美しくなるビューティーツーリズムを研究。海外ブランドのマーケティングや広報の経験も踏まえて、温泉地の活性化や研修のサポートもおこなっています。
ドイツで気候療法士の資格を取得されたほか、日本温泉科学会会員、日本温泉入浴指導者協会会員など多方面で活躍する石井さんは、10月に『感動の温泉宿100』を刊行しました。
村治:この本には、温泉の性質や、それぞれの温泉宿についての愛情や思い出がたっぷり書かれていて、読み物としても楽しめる一冊だなと思います。
石井:私は温泉宿に泊まることが好きなんですよね。宿が好きというところから旅人人生が始まっています。
村治:もともと化粧品の仕事をされている時から、休みになると旅に出かけていたんですか?
石井:そうですね。温泉を旅していると「美人の湯」とか「美肌の湯」と書かれているところってたくさんありますよね。でも一体それが「どこがどう美人になるのか」が気になりました。化粧品の場合だと「こういう成分が入っていて、肌にこう働くので、こうキレイになる」と言うんですけど、温泉もきっとそういう根拠があるはずだと思って、「この温泉のどの成分がどう働くのか」が気になり、勉強し始め、それについて書いていたら、みなさんが面白がってくださいました。
一例として、硫黄温泉の効能を教えていただきました。
石井:硫黄温泉は、血管を拡張する作用があって、すごく血の巡りがよくなります。栄養や酸素を運ぶのも血だし、いらないものを出すのも血なので、「疲れが取れない」とか「デトックスしたい」などの場合には硫黄温泉がおすすめです。
村治:温泉の効能を知ってから入浴すると、さらに温泉のありがたさを感じますよね。
■温泉宿で一番風呂に入るためのおすすめのタイミング
なかなか温泉に行く機会がない人に向けて、温泉宿の楽しみ方を教えていただきました。
村治:私たちが温泉地に行く場合は、いいお湯といい食事を期待してしまいますよね。
石井:そこは必須ですね。美容の観点からすると、温泉に入ることや自然環境はもちろん、いつどのように何を食べるかもすごく大事になります。温泉に行くとごちそうをたくさん食べてしまいますが、懐石風の食事や洋風のコース料理のように順番にちょっとずつ料理が出てくる食べ方は、食べ順ダイエットになっています。最初に前菜で山菜や野菜など、ビタミンや酵素がたくさんあるものを食べて、その後に刺身や肉でいいたんぱく質を寝る前の時間に食べて、最後に、お腹いっぱいだけど「ひとくちだけ」とご飯をちょっとだけ食べる。その量のバランスとか、たくさんの品目を食べるということは美容にいいんです。
村治:食べる時間も気になってしまいますよね。温泉宿でのおすすめの時間の過ごし方はありますか?
石井:まず、いいお湯に入るために、できればチェックインの15時くらいに合わせて行ってほしいですね。温泉宿はお客様のチェックインに合わせてお風呂を整えるので、大浴場の一番湯に入ることができます。
村治:一番湯がいいですね。
石井:夕食は宿の場合、18時くらいの早い時間から食べはじめ、20、21時くらいには食べ終わっていると思うんですが、とても美容にいいです。22時から翌2時くらいまでの時間が体や肌を作っていく時間なので、その頃にはある程度の消化が終わっていると、身につきすぎない。22時以降する食事は、それ以外の時間の食事より4倍も身につくと言われています。
石井さんの話を聞き、村治は「いい温泉宿の流れを実行してみたい」と興味津々に耳を傾けていました。
番組では、石井さんおすすめの温泉宿や、美容目線で選ぶ温泉についてもお話しいただきました。気になった方はぜひ『感動の温泉宿100』を手に取ってみてください!
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【番組情報】
番組名:『RINREI CLASSY LIVING』
放送日時:土曜 20時-20時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/classyliving/
温泉ビューティ研究家でトラベルジャーナリストの石井宏子さん@onsenbeautyをリビングにお迎えした11/17の放送はいかがでしたか?番組HPでは、高坂はる香さん@classic_indobuによる音のエッセイ「CLASSY ESSAY」も載っていますのでぜひご覧ください♪ https://t.co/iLRfIyURmR #jwave #radiko pic.twitter.com/u8AKuvcHcX
— classy_living (@j_classy_living) 2018年11月17日