J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー『MORNING INSIGHT』。10月22日(月)のオンエアでは、女優で歌手の小西真奈美さんをお迎えし、10月24日リリースのメジャー・ファースト・アルバム『Here We Go』についてお話を伺いました。
■小さい頃から音楽のある生活
1998年に、つかこうへい作品の舞台『寝取られ宗介』で女優デビューを果たし、以後、女優として映画、ドラマなどで活躍し、歌手としても活動する小西さん。子どもの頃から音楽に慣れ親しんでいたそうです。
別所:もともと、音楽とはどう付き合ってこられたんですか?
小西:音楽は子供のころから聴いてまして、すごく詳しいとか、掘り下げるっていうわけじゃないんですけど、日常で「音楽を聴かない日っていつですか?」って訊かれて、思い出せないかもっていうぐらい、もう、朝起きてから寝るまで、音楽は常に近くにある感じですね。
別所:楽器を習っていたとか、そういうことはあるんですか?
小西:ないんです。1回ギターにチャレンジしたことがありましたが、弾いてる手が練習でボロボロになっちゃって、撮影中に手元の寄りってあるじゃないですか。寄りのときにスタッフさんに「すみません、寄れません」って言われて。「あ、これは仕事に支障が出る」と思って断念しちゃいました(笑)。
別所:どういう音楽が好きなのでしょう。
小西:ジャンルはいろいろ。子どものころはザ・ブルーハーツも聴いてましたね。初めて聴いた洋楽はジャネット・ジャクソン。大人になってから、ロックやR&B、クラシックも聴きます。
別所:あらゆるジャンルですね。2016年にはKREVAさんの新しい音楽劇『最高はひとつじゃない 2016 SAKURA』に出演して、ラップに初チャレンジ。ラップって、いきなりできるものなんですか?
小西:私も「本当にどうしよう……」と思いまして(笑)。自分の中でわからないから。でも、男性の真似をしてもしょうがないから自分なりに解釈して、歌おうと思って。歌の練習の日に、この作品に、RHYMESTERのMummy-Dさん、AKLOさんという、“ザ・ラッパー”の方が出演されてて。おふたりはもう練習が終わられてたんですけど、「聴いてみたい」ということで待ってらして。KREVAさんは音楽監督なので、もちろんいらして。この“ザ・ラッパー”のみなさんの前で、初ラップを披露したんです。大緊張でした(笑)。だけど、終わったら、まさかのお褒めの言葉をいただいて。「もっとやったほうがいいし、作ったほうがいいよ」と言ってくださったんです。
■曲作りはどうやって?
別所:ご自身で作られたアルバムですけど、作詞作曲も手がけていますが、どういうときに、どうやって作ってるんですか?
小西:出てきた瞬間に作り始めるっていう感じなんで、机に向かうときもありますけど、わーっと歌詞とメロディが出てきたときに向き合って作っちゃうとか。あと、時間がなかったらとっておいて、あとでとか。
別所:ミュージシャンの方でも浮かんできたときに声を録る人もいるし、楽譜に書く人もいるし、いろいろだと思うんですけど、小西さんはどんな感じなんですか?
小西:両方あります。浮かんできて、わーって手書きで書くときもあるし、寝てて浮かんできて、もう寝かしてもらえないってなったら、とりあえずアウトプットするためにとって、また朝起きて、それを書き起こして作ります。
■女優と歌手、表現者として感じる「違うところ」は?
今回リリースされるメジャー・ファースト・アルバム『Here We Go』の表題曲『Here We Go』や、女優としての活動と音楽活動の違いなどについても、お話を伺いました。
別所:『Here We Go』はどのように作られた曲なんですか?
小西:今まではわりとビートがゆっくり目で。全部がラップ、韻を踏んでいるものっていうのは作ってたんですけど、これぐらい激しめのもので、サビもそうじゃないところも韻を踏んでいるのは初めて。この曲はほかの曲とは違ってトラック先行で作りました。歌詞とメロディがわーって出てきたので、それをもとに全部ビートが激しめの韻を踏んでる曲を作ろうかなと思いました。
別所:まさに女優さんとしても、役作りをするみたいな感じというか、音楽一つひとつが作品で、役柄になっていくみたいなところもあるかもしれませんね。
小西:そう感じていただけると嬉しいです。
別所:アルバム『Here We Go』は、全体としてどういうことを表現したいみたいなものがあったのですか?
小西:全体としてはバリエーションがとっても多くて、こういう激しめなビートのラップもありますし、ゆるやかなのもあれば、ラップじゃない曲もあったり、バラードもあったりして、そういういろんな私を感じて頂けるかなと思ってます。
別所:女優さんの仕事と、音楽の仕事。違いっていうか、表現としては、どんなところがそれぞれ魅力的ですか?
小西:やっぱり女優のときは、役としてのことを、私の体を通して具現化してみなさんに感じていただくのが一番じゃないですか。だけど、音楽は、私自身が作詞作曲もしてるので、私自身として表現していくみたいな。その差があるかなと。監督とかもいないので、全部自分で決定したり、この言葉を、このメロディを世に出すっていうのを自分でジャッジしなきゃいけない難しさはあるけど、同じくらい、すごく面白さを感じますね。
別所:音楽を作る上で今後も大切にしたいことは何でしょう?
小西:聞いてくださる方の心に届くものを作りたいっていうのはあるので、たとえばビートが激しめの曲でも、なるべく言ってる言葉は明確に伝えるようにとか、聴きやすいものだとか、そういうものは大事にしたいとは思ってます。
小西さんのメジャー・ファースト・アルバム『Here We Go』、ぜひ手にとってみてください。
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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/
■小さい頃から音楽のある生活
1998年に、つかこうへい作品の舞台『寝取られ宗介』で女優デビューを果たし、以後、女優として映画、ドラマなどで活躍し、歌手としても活動する小西さん。子どもの頃から音楽に慣れ親しんでいたそうです。
別所:もともと、音楽とはどう付き合ってこられたんですか?
小西:音楽は子供のころから聴いてまして、すごく詳しいとか、掘り下げるっていうわけじゃないんですけど、日常で「音楽を聴かない日っていつですか?」って訊かれて、思い出せないかもっていうぐらい、もう、朝起きてから寝るまで、音楽は常に近くにある感じですね。
別所:楽器を習っていたとか、そういうことはあるんですか?
小西:ないんです。1回ギターにチャレンジしたことがありましたが、弾いてる手が練習でボロボロになっちゃって、撮影中に手元の寄りってあるじゃないですか。寄りのときにスタッフさんに「すみません、寄れません」って言われて。「あ、これは仕事に支障が出る」と思って断念しちゃいました(笑)。
別所:どういう音楽が好きなのでしょう。
小西:ジャンルはいろいろ。子どものころはザ・ブルーハーツも聴いてましたね。初めて聴いた洋楽はジャネット・ジャクソン。大人になってから、ロックやR&B、クラシックも聴きます。
別所:あらゆるジャンルですね。2016年にはKREVAさんの新しい音楽劇『最高はひとつじゃない 2016 SAKURA』に出演して、ラップに初チャレンジ。ラップって、いきなりできるものなんですか?
小西:私も「本当にどうしよう……」と思いまして(笑)。自分の中でわからないから。でも、男性の真似をしてもしょうがないから自分なりに解釈して、歌おうと思って。歌の練習の日に、この作品に、RHYMESTERのMummy-Dさん、AKLOさんという、“ザ・ラッパー”の方が出演されてて。おふたりはもう練習が終わられてたんですけど、「聴いてみたい」ということで待ってらして。KREVAさんは音楽監督なので、もちろんいらして。この“ザ・ラッパー”のみなさんの前で、初ラップを披露したんです。大緊張でした(笑)。だけど、終わったら、まさかのお褒めの言葉をいただいて。「もっとやったほうがいいし、作ったほうがいいよ」と言ってくださったんです。
■曲作りはどうやって?
別所:ご自身で作られたアルバムですけど、作詞作曲も手がけていますが、どういうときに、どうやって作ってるんですか?
小西:出てきた瞬間に作り始めるっていう感じなんで、机に向かうときもありますけど、わーっと歌詞とメロディが出てきたときに向き合って作っちゃうとか。あと、時間がなかったらとっておいて、あとでとか。
別所:ミュージシャンの方でも浮かんできたときに声を録る人もいるし、楽譜に書く人もいるし、いろいろだと思うんですけど、小西さんはどんな感じなんですか?
小西:両方あります。浮かんできて、わーって手書きで書くときもあるし、寝てて浮かんできて、もう寝かしてもらえないってなったら、とりあえずアウトプットするためにとって、また朝起きて、それを書き起こして作ります。
■女優と歌手、表現者として感じる「違うところ」は?
今回リリースされるメジャー・ファースト・アルバム『Here We Go』の表題曲『Here We Go』や、女優としての活動と音楽活動の違いなどについても、お話を伺いました。
別所:『Here We Go』はどのように作られた曲なんですか?
小西:今まではわりとビートがゆっくり目で。全部がラップ、韻を踏んでいるものっていうのは作ってたんですけど、これぐらい激しめのもので、サビもそうじゃないところも韻を踏んでいるのは初めて。この曲はほかの曲とは違ってトラック先行で作りました。歌詞とメロディがわーって出てきたので、それをもとに全部ビートが激しめの韻を踏んでる曲を作ろうかなと思いました。
別所:まさに女優さんとしても、役作りをするみたいな感じというか、音楽一つひとつが作品で、役柄になっていくみたいなところもあるかもしれませんね。
小西:そう感じていただけると嬉しいです。
別所:アルバム『Here We Go』は、全体としてどういうことを表現したいみたいなものがあったのですか?
小西:全体としてはバリエーションがとっても多くて、こういう激しめなビートのラップもありますし、ゆるやかなのもあれば、ラップじゃない曲もあったり、バラードもあったりして、そういういろんな私を感じて頂けるかなと思ってます。
別所:女優さんの仕事と、音楽の仕事。違いっていうか、表現としては、どんなところがそれぞれ魅力的ですか?
小西:やっぱり女優のときは、役としてのことを、私の体を通して具現化してみなさんに感じていただくのが一番じゃないですか。だけど、音楽は、私自身が作詞作曲もしてるので、私自身として表現していくみたいな。その差があるかなと。監督とかもいないので、全部自分で決定したり、この言葉を、このメロディを世に出すっていうのを自分でジャッジしなきゃいけない難しさはあるけど、同じくらい、すごく面白さを感じますね。
別所:音楽を作る上で今後も大切にしたいことは何でしょう?
小西:聞いてくださる方の心に届くものを作りたいっていうのはあるので、たとえばビートが激しめの曲でも、なるべく言ってる言葉は明確に伝えるようにとか、聴きやすいものだとか、そういうものは大事にしたいとは思ってます。
小西さんのメジャー・ファースト・アルバム『Here We Go』、ぜひ手にとってみてください。
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番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
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