J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「ZOJIRUSHI MORNING INSIGHT」。10月4日(水)のオンエアでは、freee株式会社 代表取締役CEOの佐々木大輔さんをゲストに迎え、佐々木さんの提案する「3か月の有効な使い方」について教えていただきました。
■ひとつのことを意識できる最長単位は3か月?
佐々木さんは6月に『「3か月」の使い方で人生は変わる Googleで学び、シェアNo.1クラウド会計ソフトfreeeを生み出した「3か月ルール」』(日本実業出版社)を上梓しました。
別所:なぜ3か月という期間なのでしょうか?
佐々木:今年はじめに決めた抱負を今も覚えている人は、ほとんどいないんじゃないでしょうか。人がひとつのことを意識できる最長の単位って、3か月くらいだと思います。とはいえ、漫然と過ごしているとあっという間に過ぎてしまうので、その3か月をどう有効に過ごしていくかが非常に大事です。
■メッセージはまとめて返そう
同書は、個々の時間を有効に使うことにフォーカスしています。
やりたいことはあるけど時間が作れない、いつも何かに追われている……そんな人が集中して何かに取り組むためにひとつ有効なのが、「メールやSNSでの返信」を見直すことです。
佐々木:メールやSNSで着たメッセージは即レスしなきゃいけないと思ってるじゃないですか。それをひとつの時間にまとめて、「それ以外の時間は集中するんだ」と意識しましょう。人が集中状態を作り出すのには、だいたい30分とか1時間とかかかると思います。その間にメールやSNSの返信をしてしまうと、もう一度その時間をとらなければならなくなりますから。
ダラダラとスマホを見がちな人、無駄にメッセージをやりとりしがちな人は、その習慣を断ち切れるようにしましょう。
■計画は「時間を指定」することが大切
また、佐々木さんは「計画をしっかり立てて、それらをカレンダーに入れていくことが重要」だと話します。
佐々木:「この仕事になるべく時間を使おう」という“意識”だけだと足りないので、実際に計画としてカレンダーに入れて、そのとおりに実行することが非常に大事です。なぜカレンダーかと言うと、人って「10月末までにやります」と言う場合と、「10月30日の正午までにやります」と言う場合では、達成のされ方が全然違うんです。やることを管理することに対して、一番拘束力が強いのが時間を指定すること。カレンダーに入れるとやりやすいんじゃないかと思います。
別所:なるほど。
佐々木:また、カレンダーに計画を入れるってことは、それ以外のことはやっちゃダメだってことなので、自分が「これは今は絶対やらないんだ」「次の3か月にとっておくんだ」と決めることによって、重要なことにフォーカスすることができます。
別所:でも、上司などから突発業務を依頼される場合もありますよね。
佐々木:それについても、3か月の使い方を上司としっかり話しておくことも大事だと思います。
■3か月後にカレンダーを振り返る
計画した3か月を終えたら、その期間を振り返りましょう。
佐々木:どんなことに時間を使ったか、カレンダーを見て振り返ることが大切です。突発的な業務で計画通りに時間を使えないことも結果的として起こるので、「これってどうやったら減らせるんだろう」と考えていく。「なんとなく忙しかったな」などと万全と思ってしまいがちですが、カレンダーを振り返れば、どんなふうに時間を使っていて、どうあらためるべきなのかは、一目瞭然。見て確認する癖をつけることが重要ですね。
3か月を有効的に使うための、佐々木さんのアドバイス。みなさんも活用してみてはいかがでしょうか。佐々木さんの著書『「3か月」の使い方で人生は変わる Googleで学び、シェアNo.1クラウド会計ソフトfreeeを生み出した「3か月ルール」』を、ぜひ手に取ってみてください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/
■ひとつのことを意識できる最長単位は3か月?
佐々木さんは6月に『「3か月」の使い方で人生は変わる Googleで学び、シェアNo.1クラウド会計ソフトfreeeを生み出した「3か月ルール」』(日本実業出版社)を上梓しました。
別所:なぜ3か月という期間なのでしょうか?
佐々木:今年はじめに決めた抱負を今も覚えている人は、ほとんどいないんじゃないでしょうか。人がひとつのことを意識できる最長の単位って、3か月くらいだと思います。とはいえ、漫然と過ごしているとあっという間に過ぎてしまうので、その3か月をどう有効に過ごしていくかが非常に大事です。
■メッセージはまとめて返そう
同書は、個々の時間を有効に使うことにフォーカスしています。
やりたいことはあるけど時間が作れない、いつも何かに追われている……そんな人が集中して何かに取り組むためにひとつ有効なのが、「メールやSNSでの返信」を見直すことです。
佐々木:メールやSNSで着たメッセージは即レスしなきゃいけないと思ってるじゃないですか。それをひとつの時間にまとめて、「それ以外の時間は集中するんだ」と意識しましょう。人が集中状態を作り出すのには、だいたい30分とか1時間とかかかると思います。その間にメールやSNSの返信をしてしまうと、もう一度その時間をとらなければならなくなりますから。
ダラダラとスマホを見がちな人、無駄にメッセージをやりとりしがちな人は、その習慣を断ち切れるようにしましょう。
■計画は「時間を指定」することが大切
また、佐々木さんは「計画をしっかり立てて、それらをカレンダーに入れていくことが重要」だと話します。
佐々木:「この仕事になるべく時間を使おう」という“意識”だけだと足りないので、実際に計画としてカレンダーに入れて、そのとおりに実行することが非常に大事です。なぜカレンダーかと言うと、人って「10月末までにやります」と言う場合と、「10月30日の正午までにやります」と言う場合では、達成のされ方が全然違うんです。やることを管理することに対して、一番拘束力が強いのが時間を指定すること。カレンダーに入れるとやりやすいんじゃないかと思います。
別所:なるほど。
佐々木:また、カレンダーに計画を入れるってことは、それ以外のことはやっちゃダメだってことなので、自分が「これは今は絶対やらないんだ」「次の3か月にとっておくんだ」と決めることによって、重要なことにフォーカスすることができます。
別所:でも、上司などから突発業務を依頼される場合もありますよね。
佐々木:それについても、3か月の使い方を上司としっかり話しておくことも大事だと思います。
■3か月後にカレンダーを振り返る
計画した3か月を終えたら、その期間を振り返りましょう。
佐々木:どんなことに時間を使ったか、カレンダーを見て振り返ることが大切です。突発的な業務で計画通りに時間を使えないことも結果的として起こるので、「これってどうやったら減らせるんだろう」と考えていく。「なんとなく忙しかったな」などと万全と思ってしまいがちですが、カレンダーを振り返れば、どんなふうに時間を使っていて、どうあらためるべきなのかは、一目瞭然。見て確認する癖をつけることが重要ですね。
3か月を有効的に使うための、佐々木さんのアドバイス。みなさんも活用してみてはいかがでしょうか。佐々木さんの著書『「3か月」の使い方で人生は変わる Googleで学び、シェアNo.1クラウド会計ソフトfreeeを生み出した「3か月ルール」』を、ぜひ手に取ってみてください。
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放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
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