J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」。10月16日(火)のオンエアでは、町にひそむ「当たり前ミステリー」を大調査。今回は、街なかでよく見る看板「新堀ギター」について調べました。
■61周年を迎える老舗ギター教室
よく見かける「新堀ギター」の看板、実際どこに教室があるのか気になる人もいるのではないのでしょうか? そこでこの日は、株式会社新堀ギターアカデミー代表取締役社長の落合洋司さんをお迎えし、お話を伺いました。
サッシャ:社長は、新堀さんだと思ったら落合さんなんですね。
落合:創立者の新堀寛己は今、会長をやっていまして、私が社長をやっています。創業は1957年で、今年で61年目です。
サッシャ:すごい! どこで始まったんでしょうか?
落合:阿佐ヶ谷の南なんですけど、新堀の自宅の横のバラック小屋で4畳半ではじまったのが最初です。
サッシャ:じゃあもともと新堀さん自身がギターを教えていたと。今は何教室くらいあるんでしょうか?
落合:今は、新堀ギター音楽院という教室が40教室くらい、あとは自分の名前でやる友好教室が30教室で、メソッドを使った団体は200団体くらい。オフィシャルな生徒数は約5000名、サークル活動を入れると1万人を超えると思います。
■習うきっかけはやっぱり看板?
オンエアでは、新堀ギター教室でどのようなレッスンが行われているのか、東急東横線学芸大学駅東口から3分のところにある教室で取材しました。教室に通っている生徒さんに、新堀ギターを知ったきっかけを聞くと……。
生徒:もともとギターを持っていたんですけど、使わないまま置いていて、独学で練習するよりは教室も通って練習したいなと思って色々探していたんですけど、体験レッスンなど3つくらい行って一番こちらの教室が印象がいいなと思って通うことにしました。
番組スタッフ:ちなみに教室はどのように知りましたか?
生徒:看板です。家の近くに看板があって「家の近くに教室があるんだ」と思い、電話してレッスンを受けました。
元生徒さんがレッスンを続け、先生になって教えているパターンも少なくないそうです。
■看板は新堀さんの手書き
新堀ギターの看板は、青字の「新堀」と赤字の「ギター」という手書き風のフォントが印象的です。なぜあのデザインになったのか訊きました。
落合:1960年頃に新堀会長が映画館に行ったときに、シネマスコープという今でいうワイドスクリーンのような映画をみて感動して、会長が手書きであのデザインを描いたのがはじまりなんです。ほとんど変わってないです。
サッシャ:電話番号しか書いてなくて、シンプルなんですよね。
落合:「街のなかで訴えかけるには」ということで、シンプルに「新堀ギター」しか書いてないんです。
サッシャ:あれだけ看板があったら広告費は相当かと思われますが。
落合:実はあれ全部無料で貼っています。都内で5000枚くらい貼ってるんですけど、先生が一軒一軒まわって「自分たちの音楽を広めたいんだ」とご理解いただいて無料で貼らせていただいてるんです。貼らせていただいたところには、コンサートや新しいCDが出たときはお配りして、音楽生活を普及できるようにと、心がけています。
サッシャ:すごいですね! 「家に貼ってもいいよ」という人がリスナーでいたら連絡すればいいんですか?
落合:ぜひ言っていただければ貼りに行きますので、よろしくお願いします(笑)。
新堀ギターはマンガ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に「古堀ギター」として看板が登場したり、過去にはゆずの北川悠仁さんが学生時代に生徒として通うなど、プロも輩出しています。また芸能人や、国民的アイドルの方なども受講しているそうです。看板の電話番号以外にもネット経由での体験希望も受け付けているそうなので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
■61周年を迎える老舗ギター教室
よく見かける「新堀ギター」の看板、実際どこに教室があるのか気になる人もいるのではないのでしょうか? そこでこの日は、株式会社新堀ギターアカデミー代表取締役社長の落合洋司さんをお迎えし、お話を伺いました。
サッシャ:社長は、新堀さんだと思ったら落合さんなんですね。
落合:創立者の新堀寛己は今、会長をやっていまして、私が社長をやっています。創業は1957年で、今年で61年目です。
サッシャ:すごい! どこで始まったんでしょうか?
落合:阿佐ヶ谷の南なんですけど、新堀の自宅の横のバラック小屋で4畳半ではじまったのが最初です。
サッシャ:じゃあもともと新堀さん自身がギターを教えていたと。今は何教室くらいあるんでしょうか?
落合:今は、新堀ギター音楽院という教室が40教室くらい、あとは自分の名前でやる友好教室が30教室で、メソッドを使った団体は200団体くらい。オフィシャルな生徒数は約5000名、サークル活動を入れると1万人を超えると思います。
■習うきっかけはやっぱり看板?
オンエアでは、新堀ギター教室でどのようなレッスンが行われているのか、東急東横線学芸大学駅東口から3分のところにある教室で取材しました。教室に通っている生徒さんに、新堀ギターを知ったきっかけを聞くと……。
生徒:もともとギターを持っていたんですけど、使わないまま置いていて、独学で練習するよりは教室も通って練習したいなと思って色々探していたんですけど、体験レッスンなど3つくらい行って一番こちらの教室が印象がいいなと思って通うことにしました。
番組スタッフ:ちなみに教室はどのように知りましたか?
生徒:看板です。家の近くに看板があって「家の近くに教室があるんだ」と思い、電話してレッスンを受けました。
元生徒さんがレッスンを続け、先生になって教えているパターンも少なくないそうです。
■看板は新堀さんの手書き
新堀ギターの看板は、青字の「新堀」と赤字の「ギター」という手書き風のフォントが印象的です。なぜあのデザインになったのか訊きました。
落合:1960年頃に新堀会長が映画館に行ったときに、シネマスコープという今でいうワイドスクリーンのような映画をみて感動して、会長が手書きであのデザインを描いたのがはじまりなんです。ほとんど変わってないです。
サッシャ:電話番号しか書いてなくて、シンプルなんですよね。
落合:「街のなかで訴えかけるには」ということで、シンプルに「新堀ギター」しか書いてないんです。
サッシャ:あれだけ看板があったら広告費は相当かと思われますが。
落合:実はあれ全部無料で貼っています。都内で5000枚くらい貼ってるんですけど、先生が一軒一軒まわって「自分たちの音楽を広めたいんだ」とご理解いただいて無料で貼らせていただいてるんです。貼らせていただいたところには、コンサートや新しいCDが出たときはお配りして、音楽生活を普及できるようにと、心がけています。
サッシャ:すごいですね! 「家に貼ってもいいよ」という人がリスナーでいたら連絡すればいいんですか?
落合:ぜひ言っていただければ貼りに行きますので、よろしくお願いします(笑)。
新堀ギターはマンガ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に「古堀ギター」として看板が登場したり、過去にはゆずの北川悠仁さんが学生時代に生徒として通うなど、プロも輩出しています。また芸能人や、国民的アイドルの方なども受講しているそうです。看板の電話番号以外にもネット経由での体験希望も受け付けているそうなので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/