KREVA「草野マサムネさんが歌ったらヤバいって、勝手に思ってる曲があった」【特集】

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:藤田琢己)。9月4日(火)のオンエアは、DAOKOとのコンビでお届け!

注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は9月8日に「ク(9)レ(0)バ(8)」の日を迎えるKREVAさんの特集です。

DAOKOは「私もラッパーデビューをして、ラップというものを学ばなければ、というときにKREVAさんを通りました。教科書に載ってる感じですよね」とコメント。そんなKREVAさんのソロ活動3年めからの活動を、本人のコメントを交えつつ振り返りました。

【1回目】KREVAは高校生の頃から…同級生・藤田琢己が明かす、シビれるエピソード
【2回目】KREVA「草野マサムネさんが歌ったらヤバいって、勝手に思ってる曲があった」
【3回目】KREVAが「ラップの上達」を感じたとき…テクニックを明かす
【4回目】KREVA「悩み事があるなら…」 聞けば納得の考え方とは?


■スピッツ・草野マサムネとコラボしたきっかけ


2007年9月に3rdアルバム『よろしくお願いします』をリリース。『くればいいのに feat.草野マサムネ from SPITZ』が収録されています。同曲についてKREVAさんは……。

KREVA:マサムネさんがある番組のコメントで、KICK THE CAN CREWのときから聴いてたと。で、「チャンスがあったらなんでもするよ」みたいなことを言ってくれてて。で、自分の中に「これはマサムネさんが歌ったらヤバい」って勝手に思ってる曲があったんですよ。それを送ったら歌っていただけて……って感じで、『よろしくお願いします』の中でも、すごく思い出に残っている曲です。

藤田:草野さんの優しい声にKREVAさんの切なめのラップが良いですよね。
DAOKO:バランス感が絶妙ですね。

そしてデビュー5周年となる2009年9月8日に4枚目のアルバム『心臓』を発表。このアルバムには、KREVAさん自身が購入したマイク、そして自分で録音した音が多く使われているそう。

KREVA:それは今に繋がる大きいポイントだったかなと思いますね。このアルバムに入っている『成功』って歌があるんですけど、その歌はマイク買って、そのマイクを使いたいからダッシュで歌詞書いてっていう(笑)。機材先行と言ってもいいような曲ですね。

KICK THE CAN CREW時代からほぼすべてのトラックを自身で手がけていたKREVAさんですが、このアルバムでは既存曲のフレーズを抜き取り、再構築するサンプリングの手法に加え、MPCという機材で作り上げていく自らの制作スタイルを築き上げて行きます。


■シンセ打ち込みの楽曲制作に挑戦

新たな進化のため、自らの最大の武器であるサンプリングを封印し、シンセサイザーの打ち込みで楽曲制作にチャレンジしていきます。

そのきっかけについてKREVAさんは、事務所の社長がまったく使わず持っていた、KORGのOASYSというシンセサイザーだったと言います。

KREVA:機能をいろいろ教えてもらって、というか触らせてもらって、「これ、おまえ使ってないなら、俺にくれよ社長」って言って(笑)。その機材を譲り受けて作りましたね。インスピレーション元がシンセサイザーっていうのも、ひとつ大きいサンプリングみたいな感覚でした。

そして完成したのが2010年9月にリリースしたミニアルバム『OASYS』。新たな進化を遂げたKREVAさんですが、ここからもまだまだ進化は止まりません。……というところで2日目はここまで。続きはこちら

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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