J-WAVEで放送中の番組『THE KINGS PLACE』(水曜担当ナビゲーター:never young beach)。8月15日(水)のオンエアでは、ギターの阿南智史がソロでお送りしました。
この日もリスナーから届いた、たくさんのメッセージに答えた阿南。その中から、将来について悩んでいるというリスナーからの相談メールを紹介しました。
僕は今、大学3年生です。昔から音楽で食べていきたいと思っていますが、先日父親に「大学を辞めて音楽で食べていきたい」と伝えたところ、「いい加減にしろ。一度ぐらい本気で勉強してみたらどうだ」と言われました。今の僕は音楽しかやりたいと思うことがありません。阿南さんだったら、どんな答えを出しますか?
阿南:僕もそういう時期というか……やっぱりバンドマンや音楽を仕事にしたいっていう人は、なにかしらそういう壁はあるんじゃないかと思います。親御さんからすれば、安定した職についてほしいという思いから、大学でちゃんと勉強して、ちゃんと就活してという考えがあると思います。でも、「音楽で食べていきたい」と昔から思っているなら、押し通すしかないですね。僕も押し通したんで。「音楽をやりたい」って言った時は、半ば反対はされましたね。遠回しに。僕はひとりっ子なので、やっぱり親としては「ちゃんと社会人として……」みたいなところはあって。
親は子どものことを大事に思っているからこそ、しっかり勉強をして就職してもらいたいものだという親の気持ちに理解を示しつつも、「自分のことは自分にしかわからない」と続けます。
阿南:自分がそこで「音楽をやる」って選べば、それが自分の中の正解だし、そこでお父さんの言うことを受け入れて、「じゃあ勉強するか」となって音楽の道を諦めても、それはそれで自分の中の正解というか。あとで後悔するかもしれないけれど、社会人になって別のカタチで良い人生を送れるかもしれないし。結局、自分の選んだ人生が自分の人生なんで、後悔する必要もないし後戻りはできないんでね。とはいえ、ここは自分にとってターニングポイントになると思うんですよね。
阿南としては、本当にやりたいのであれば自分を信じて進んでほしいものの、人の人生なので無責任に「親の言うことを聞かずに音楽をやれ!」とは言えないようです。
阿南:30、40歳になっても小さいライブハウスでやってる人もいっぱいしますし。それはずっとやりたい音楽をやり続けるっていう、ひとつの幸せでもあるかもしれないけど、同時にすごいツラいこともありますし。
阿南自身も、音楽で食べられるようになるまでは、アルバイトを掛け持ちするなど、親や周りからは「何をやってるかよくわからない」と思われていたと振り返ります。
阿南:そこでどれだけ自分のやりたいことに一生懸命になって取り組めるかっていう。それができればたぶん、その道に進むのが正解ですね。結局、最後は気にしないで自分の選んだ道を精一杯努力して進むしかないんじゃないかなって思います。それは音楽を選んでも選ばなくてもそうだと思うし、それが自分の人間としての生き方だと思います。
どの道を選ぶにしても、「全力でやってほしいですね」と自身の経験を踏まえてリスナーにエールを送りました。その他、恋人と音楽の趣味が違うことにモヤモヤしているというリスナーのメッセージに答えました。
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【番組情報】
番組名:『THE KINGS PLACE』
放送日時:月・火・水・木曜 25時-26時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/kingsplace/
この日もリスナーから届いた、たくさんのメッセージに答えた阿南。その中から、将来について悩んでいるというリスナーからの相談メールを紹介しました。
僕は今、大学3年生です。昔から音楽で食べていきたいと思っていますが、先日父親に「大学を辞めて音楽で食べていきたい」と伝えたところ、「いい加減にしろ。一度ぐらい本気で勉強してみたらどうだ」と言われました。今の僕は音楽しかやりたいと思うことがありません。阿南さんだったら、どんな答えを出しますか?
阿南:僕もそういう時期というか……やっぱりバンドマンや音楽を仕事にしたいっていう人は、なにかしらそういう壁はあるんじゃないかと思います。親御さんからすれば、安定した職についてほしいという思いから、大学でちゃんと勉強して、ちゃんと就活してという考えがあると思います。でも、「音楽で食べていきたい」と昔から思っているなら、押し通すしかないですね。僕も押し通したんで。「音楽をやりたい」って言った時は、半ば反対はされましたね。遠回しに。僕はひとりっ子なので、やっぱり親としては「ちゃんと社会人として……」みたいなところはあって。
親は子どものことを大事に思っているからこそ、しっかり勉強をして就職してもらいたいものだという親の気持ちに理解を示しつつも、「自分のことは自分にしかわからない」と続けます。
阿南:自分がそこで「音楽をやる」って選べば、それが自分の中の正解だし、そこでお父さんの言うことを受け入れて、「じゃあ勉強するか」となって音楽の道を諦めても、それはそれで自分の中の正解というか。あとで後悔するかもしれないけれど、社会人になって別のカタチで良い人生を送れるかもしれないし。結局、自分の選んだ人生が自分の人生なんで、後悔する必要もないし後戻りはできないんでね。とはいえ、ここは自分にとってターニングポイントになると思うんですよね。
阿南としては、本当にやりたいのであれば自分を信じて進んでほしいものの、人の人生なので無責任に「親の言うことを聞かずに音楽をやれ!」とは言えないようです。
阿南:30、40歳になっても小さいライブハウスでやってる人もいっぱいしますし。それはずっとやりたい音楽をやり続けるっていう、ひとつの幸せでもあるかもしれないけど、同時にすごいツラいこともありますし。
阿南自身も、音楽で食べられるようになるまでは、アルバイトを掛け持ちするなど、親や周りからは「何をやってるかよくわからない」と思われていたと振り返ります。
阿南:そこでどれだけ自分のやりたいことに一生懸命になって取り組めるかっていう。それができればたぶん、その道に進むのが正解ですね。結局、最後は気にしないで自分の選んだ道を精一杯努力して進むしかないんじゃないかなって思います。それは音楽を選んでも選ばなくてもそうだと思うし、それが自分の人間としての生き方だと思います。
どの道を選ぶにしても、「全力でやってほしいですね」と自身の経験を踏まえてリスナーにエールを送りました。その他、恋人と音楽の趣味が違うことにモヤモヤしているというリスナーのメッセージに答えました。
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