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平昌五輪・モーグル男子銅メダリストの原大智が次に目指すのは?

平昌五輪・モーグル男子銅メダリストの原大智が次に目指すのは?

J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」。8月6日(月)のオンエアでは、平昌五輪のフリースタイルスキー・男子モーグルで銅メダルを獲得した原 大智さんが登場しました。

都市生活をデザインするJ-WAVEのキャンペーン「WOW! TOKYO」。7月と8月のテーマは「TOKYO WONDER」。まだまだ知られていない東京の魅力や、海外にも自慢したい宝を掘り起こしていきます。『STEP ONE』では、東京の若き“才能”をご紹介しています。


■「全く緊張はなかった」

原さんは平昌冬季五輪で、男子モーグルで日本男子初のメダルを獲得しました。改めてオリンピックについて振り返っていただきました。

:楽しかったですね。小さい頃からの夢舞台だったので、「本当に来られてよかったな」と思いました。この舞台で楽しみたいなと思ったら楽しめたので、すごくいいオリンピックになりました。
サッシャ:選手村から一歩でるときに、左手と左足が同時にでるみたいなガチガチ感はなかったのですか?
:全然緊張はしなかったです(笑)。
サッシャ:獲得した銅メダルはどこに飾っていますか?
:飾ってはないです。机の上にポンと置いてあります(笑)。
サッシャ:嘘でしょ!?


■スキーをはじめたきっかけは?

原さんは渋谷出身です。実は東京出身の選手が冬季五輪のメダリストになるのは初めてということでも、大きな話題になりました。北国に比べて環境的にも不利ななか、どのようにスキーに出会ったのでしょうか。

:(東京出身初のメダリストと)聞かされて初めて知ったので、自分でもびっくりしましたね。
サッシャ:そもそもモーグルとの出会いは? 子どもの頃からスキーはやっていたのですか?
:3歳の頃から親に連れていってもらって、小学校6年くらいでモーグルを始めて「楽しい、カッコいい。この競技でオリンピック目指してみたい」と思ったのがきっかけでした。

金曜の夜にスキー場に行き、日曜の夜帰るという週末を繰り返した原さん。シーズンになると毎週行って、休みという休みはスキーをしていそうです。

サッシャ:中学まではそういう生活が続いて、中学を出たらひとりでカナダに行っちゃった……。
:行きました。「どうしようかな」と思っていたときに、選択肢のひとつとして親が「カナダ留学もあるよ」と提示してくれて。カナダではまず語学学校に行って、そこから3年間地元の高校に通いました。計4年半行っていたんですけど、カナダに行けば強くなると思って行ったので。
サッシャ:カナダはどうでしたか?
:環境のすごさ、規模がデカイなと思いました。7月までスキーが滑れて、モーグルコースも作れて。日本にも7月まで滑れるところはあるんですけど、モーグルコースを作るというところまでいけないのが、カナダでは普通のコースを作っていて。山を下ったらウォータージャンプというオフシーズンにやるのがあるんですけど、それがやれて一石二鳥というくらい環境がよかったです。


■再び挑む北京五輪への展望

サッシャ:平昌オリンピックで銅メダルを獲り、次のオリンピックは2022年の北京冬季大会ですが、このときが25歳。誕生日前なので24歳で迎えます。今は北京五輪は見据えているのですか?
:そうですね。銅メダルを獲りましたけど、一番ほしいのは金メダルなので。

最後にモーグルの魅力について訊くと……。

:カッコいい、それに比例して楽しいというのがあって。パフォーマンス競技なので、極めたら極めるだけカッコよさがでるので、そこがあったから自分はこのモーグルという競技をずっと続けられたのかなと思います。あとスピード感が最高です。コブの中をあれだけ真っ直ぐいって、しかも2個ジャンプ台があって、それをクルクルまわるという、普通には見ない光景なので、自分としてはスキーを極めた結果がモーグルなんだなという感じで。スキーが滑れないとコブなんて滑れないし、ジャンプも結果的にできて、全部が合わさったモーグルという競技を極めたいと思います。

すでに4年後の北京オリンピックへ向けて明確なビジョンを持ちながら、競技を追求している原さん。今後の活躍にも注目です!

【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/

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