『ONE PIECE』も『NARUTO-ナルト-』も!『週刊少年ジャンプ展 VOL.3』の見どころ

J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:南沢奈央)のワンコーナー『MORI BUILDING TOKYO PASSPORT』。8月23日(水)のオンエアでは、現在、森アーツセンターギャラリーで開催中の『創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展 VOL.3 -2000年代~、進化する最強雑誌の現在(いま)-』をピックアップしました。


■フィナーレを飾る展覧会

創刊された1968年から現在まで、数多くの大ヒット漫画を生み出し続けている『週刊少年ジャンプ』。その50年間の歴史を3期に分けて振り返る大規模な展覧会ということで、昨年7月から今年9月まで、およそ1年かけて行われている『創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展』。まずは、これまで開催された『VOL.1』『VOL.2』と、今回の『VOL.3』との違いについて、この展覧会を担当された集英社の駒村遼さんにお話を伺いました。

駒村:『ジャンプ』は今年7月に50周年を迎えました。去年の7月に80年代の作品を中心に展示する『VOL.1』を、今年3月に90年代の作品を展示する『VOL.2』を開催し、『ドラゴンボール』や『SLAM DUNK』など、人気作品の原画が集結しました。今回の『VOL.3』は『ジャンプ展』のフィナーレを飾る展覧会で、主に2000年代の作品を展示しています。作品で言うと、『ONE PIECE』『NARUTO-ナルト-』『BLEACH』といった2000年代を代表する作品をはじめ、好評連載中の『僕のヒーローアカデミア』『ハイキュー!!』といった作品の貴重な肉筆原画を見ることができます。また、映像などもあり、今の『ジャンプ』のエネルギーが体感できますよ。


■書き下ろしイラストや、漫画家からのメッセージも!

大きな見どころは……。

駒村:作品数が多いので、原画を飾ることに注力しました。選ぶシーンは限られますが、読者の方に人気のシーンは、できるかぎり、詰め込めるように入れました。また、『ジャンプ展』のために漫画家の先生方に書き下ろしていただいたイラストも展示しています。それは本当に、今回の『ジャンプ展』でしか見れないものなので、注目していただければ。さらに今回、連載中の作品も扱っていることもあって、『ジャンプ』の発売日に合わせて展示の内容を変えているコーナーもありますし、フィナーレのゾーンには先生方のメッセージやイラストをまとめたサインコーナーもあります。



今回の『VOL.3』からは、会場の写真撮影も可能になっています。ただし、休日の混雑時などは撮影ができないエリアも。空いている日時を狙いましょう! 


■展示作品に垣間見える“『ジャンプ』が愛される理由”

先日、会場を訪れた南沢によると、「オープン前から大行列ができていて、すごい盛況ぶりだった」という今回の『ジャンプ展』。年代や性別を超えて、ここまで広く、多くの人々に『ジャンプ』が愛される理由は、展示作品からも垣間見えてくるようです。

駒村:実際に原画を見ると伝わると思うのですが、原稿の1枚1枚、漫画家さんたちが魂を込めているんです。修正の跡とか、アシスタントさんへの指示とかも見えますよ。週刊連載という、極限状態の中で仕上げている原稿を実際に見てみると、読者に喜んでもらえるように、面白い作品というものを追求し続けていることがわかります。それがやっぱりこの50年間、『ジャンプ』が多くの人に愛されている理由なのかなと思いました。

会期中は、会場と同じフロアある『Cafe THE SUN』で、コラボメニューが期間限定で登場。ハンバーグやからあげ、ソーセージ、ターキーレッグなどの肉料理が楽しめる『ルフィのよくばり肉肉プレート』をはじめ、『リュークも大好きリンゴのバーガー』、『雄英高校ヒーロー科デザートプレート』といった人気作品にちなんだメニューが楽しめます。

『ジャンプ展』のフィナーレを飾る『週刊少年ジャンプ展 VOL.3 2000年代~、進化する最強雑誌の今』は、六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーで、9月30日までの開催です。ぜひ訪れてみてください。

【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月曜-木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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