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メルカリ社長の目標は「世界から○○をなくすこと」

メルカリ社長の目標は「世界から○○をなくすこと」

J-WAVEで放送中の番組『TOPPAN FUTURISM』(ナビゲーター:小川和也/南沢奈央)。8月19日のオンエアでは、株式会社メルカリ取締役社長兼COOの小泉文明さんがゲストに登場! メルカリの今後の展望について明かしました。


■世界で1億ダウンロード突破!

ご自身もメルカリユーザーの小泉さん。最近はスニーカーを購入したそうです。もともとスニーカーが好きで、ブームが起きた大学生時代には、定価で仕入れてネットオークションなどで販売し、利益を得ていました。その経験が現在の仕事に活かされているとか。

南沢も、出品する側でメルカリを利用。家族で共有アカウントがあり、普段は捨ててしまうショップの紙袋を出品してみたところ売れて驚いた、と経験談を話しました。

小泉:今、メルカリには1日100万品ほど出品されていて、ファッション・アパレルから雑貨、ハンドメイド……と何でもあります。
小川:メルカリがブレイクした当初は、何が売買されていたのでしょう?
小泉:メルカリが注目され始めたときは20代・30代のユーザーが多かったため、アパレルが多かったですね。すぐにサイズアウトする子ども服や、おもちゃもずっと人気です。

メルカリの累計ダウンロード数は、2018年3月末までで、日本で7100万、アメリカで3700万と、なんと合計で1億ダウンロードを突破。イギリスでも展開しているおり、今後ますます増加すると予想されます。


■「新たな価値を生み出す」というミッション

自分にとっては不必要な物でも、他人から見るとほしいものになる。そのマッチングを見た小川は、個人単位の商社のようだと感じたと話します。それを聞いた小泉さんは……。

小泉:ミッションの中に「新たな価値を生み出す」があります。今おっしゃったような、「ある人にとっては価値がないんだけど、ある人にはすごくある」というのもそうですよね。その価値の転換を、マーケットプレイスの中でやりたいなと思ったんです。あと、インターネットは個人が強くなる流れなので、法人でなくても個人で取引できる社会に変えていきたい、という思いもありますね。

さらにこんな展望も。

小泉:経済産業省のデータによると、ゴミとして捨てられる物や、タンスの中に眠っている物をあわせると7兆円くらいになるのだそう。メルカリでは現在、だいたい年間3000億円から4000億円が流通していますが、残りの7兆円は寝ている。社内では「捨てるをなくす」という言葉を使っていて、文化自体から変えていきたいと思ってます。

「売る」というよりも「捨てるをなくす」ということで価値を移転すると、より賢く生きられる世界になるのでは…と小泉さん。不必要な物がある人は、販売にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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【番組情報】
番組名:『TOPPAN FUTURISM』
放送日時:毎週日曜 21時-21時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/futurism/

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