神保町に行ったら絶対食べたい！夏満開の野菜たっぷりハンバーグカレー

2018年07月05日 11:40

J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』（ナビゲーター：サッシャ・寺岡歩美）のワンコーナー「7-ELEVEN LUNCH HUNTER」。7月4日（水）のオンエアでは、神保町のカレー屋さん「TAKEUCHI（タケウチ）」が作る、夏野菜たっぷり＆カレーソースがかかった煮込みハンバーグを紹介しました。

おすすめしてくれたのは、これまでに1000軒以上のカレー屋さんを食べ歩いた、ライターでカレー研究家の小野員裕さん。

1回目：「プーさん」の野菜チキンカレー

小野：桑田佳祐似のご主人で、お店の中に所狭しと鉄道グッズがちりばめられたちょっと変わった店です。今日紹介するカレーは、とてもカラフルで、よく女性のお客さんが食べています。デコレーションが美しいです。ピーマン、パプリカも大きめに切ってあって、ふっくらとした煮込みハンバーグに洋風スタイルのカレーソースがかかっていて、辛味が強いので、ハンバーグと一緒に食べると和らいで食べやすくなります。

野菜がゴロっと入ったカレー

神保町駅から御茶ノ水駅方向に歩いて5分ほど、細い路地に入ったところにお店はあります。ウッディでおしゃれな内装は落ち着く空間で、所々にインテリアとして電車にまつわるグッズが飾られています。というのも、お店のオーナー、竹内智さんは、自他共に認める鉄道マニア。肩書きも、店長ではなく鉄道系シェフになっています。鉄道と料理に熱い情熱をお持ちです。

お店の外観

お店は5年前にオープン、竹内さんの“好き”がたくさん詰まっています。

竹内：僕自身カレーが大好きで、自分の好きなもので仕事をしたかったので。カレーと言えば神保町ということで、神保町でお店をやろうと思いました。僕の大好きな鉄道も飾って、自分が好きなものに囲まれた方が安心かなというのと、神保町には大きな本屋があって、鉄道の本もあるので、そういうお客さんも取り込もうかなと（笑）。

鉄道グッズが飾られた店内

西洋料理がベースにある竹内さんがオリジナルカレーを作る上で気をつけたのは、野菜をじっくり炒めて、野菜本来の旨味を引き出すこと。またピリッとスパイスを効かせたカレー作りにも徹底的にこだわったそうです。

今日紹介するカレーは、彩がとにかく美しく、盛り方も斬新です。お皿の真ん中にハンバーグカレーと、それをとり囲むように大きめの夏野菜がゴロゴロ入っています。

竹内：煮込みハンバーグのカレー膳というメニューです。ハンバーグはデミソース、仕上げにオリジナルのカレーをかけています。タマネギや野菜を飴色になるまでじっくり炒めて、オリジナル風のフォンドボーをベースにカレーを作っています。そこに厳選されたスパイスを入れています。ソースの中にもたくさん野菜が入っているのでヘルシーです。今日はトウモロコシ、ゴーヤ、アスパラ、ズッキーニ、オクラという夏満開のカレーになっています。お客さんには目から楽しんでもらいたいので、楽しく野菜を食べられるというテーマでやっています。ポカーンとするお客さんも結構いらっしゃいます（笑）。

毎朝手作りのハンバーグにもじっくり炒めた玉ねぎが入っています。ご飯に梅干しが載っているのもポイント。お味噌汁も付いて、850円での提供です。お近くに行かれた方はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

煮込みハンバーグのカレー膳