J-WAVEの番組『STEP ONE』には、ナビゲーターのサッシャ、セレイナ・アンが気になる海外ニュースをお伝えする「CHINTAI GLOBAL BEATS」というコーナーがある。ここでは2026年10月にオンエアした同コーナーから、「朝ごはんで世界一!? 水まで持参するスコットランドのおかゆ世界選手権とは?」というトピックをテキストで紹介する。
【オンエア:2026年10月13日(火)/ナビゲート:サッシャ、セレイナ・アン】
「CHINTAI GLOBAL BEATS」はSpotifyなどのポッドキャストでも配信中。毎週月曜に前週の放送分をアーカイブ配信している。
・ポッドキャストページ
【元記事】「Porridge makers from opposite sides of globe triumph in world championship」
まずセレイナは、Porridge(ポリッジ)はオーツ麦を煮て作るヨーロッパ風のオートミールのお粥のようなもの、と説明する。そんなポリッジの世界選手権がスコットランドで開催され、2026年の優勝者は自国からあるものを持参したという。
セレイナ:今回、優勝した方が自分の国から持ってきたものは、水だったんです。オートミールはヨーロッパやアメリカではよく朝ごはんで食べたり、日本でもここ最近、2022年あたりからはオートミールがけっこう話題になったりしている印象はありますが、スコットランドでは世界大会の主役になっているんですね。普段の朝ごはんが、世界一を決める競技になると。
サッシャ:へぇ~、面白い。どうやって競うんだろう?
セレイナ:大会は10月3日にスコットランドのハイランド地方にあるカーブリッジという村で行われました。実は、かなり歴史のある大会でもありまして、今年で33回目の開催でした。
サッシャ:そんなに前からやっているんですね。
セレイナ:1994年に、この村と地元で親しまれるポリッジを「もっと知ってもらおう」ということで始まったそうです。
サッシャ:地元の名産品なんだ! そういうことか。
セレイナ:そうですね。ホテルを営んでいた発案者が、村を盛り上げる方法として自分が作っていた朝ごはんを「世界大会に出そう」と思いついたわけです。
2026年のポリッジ世界選手権には14カ国から30名が参加。“伝統部門”で使用できるのは、オーツ麦と水、そして塩の3種類のみだそう。
サッシャ:ミルクは使わないんだ?
セレイナ:そうなんです、本当に伝統の作り方で競うという。
サッシャ:あまり甘くないってことだね。
セレイナ:はい。ミルクやお砂糖、トッピングなどもなしということです。(大会では、)目の前に鍋があって、そこに水とオーツ麦を入れて火にかける。すると少しずつとろみが出てくるので、これをどこまで煮るか、どれくらい塩を入れるかなので、めちゃくちゃシンプルなんですよね。でも、シンプルだからこそ参加者の腕の見せどころと言いますか。
サッシャ:そうですよね。
セレイナ:日本で言ったら、ご飯の炊き方とかおにぎりの塩加減を競うような感覚に近いかもしれないです。大会では使うオーツ麦にも決まりがあって、一般的な平らに押したロールドオーツではなく、粒を刻んだり挽いたりしたものを使うそうです。
サッシャ:ミルクで混ぜる気はするけど、水でというのは個人的には食べたことがない気がする。
セレイナ:この地方では、その食べ方が伝統みたいです。
サッシャ:オランダって、水がおいしいの……?
セレイナ:どうなんでしょうね? でも、火加減やオーツ麦に対しての量を研究し尽くしているからこそ、いつもの水を持参したということですよね。硬度とかも違うじゃないですか。
サッシャ:たぶん、北のほうは硬めですよね。
セレイナ:それも影響するみたいですね。ジーナさん自身もBBCの記事で「持参した水が役立ったかもしれない」と、お話されていました。ジーナさんは学生時代にポリッジを食べ始めたそうで、最初は平らなロールドオーツを食べていたんですけど、伝統的なタイプのポリッジを食べて、その違いに驚き「おいしい!」となってハマったということでした。
サッシャ:そうなんだ。
セレイナ:深くオーツ麦を知ると、味や香りといったところもどんどんわかるようになってくるのかなっていうところですよね。
世界選手権では、“伝統部門”のほか、オーツ麦を主な材料にして他の食材と組み合わせる“創作部門”も実施され、オーストラリアのロブ・リードさんが優勝した。
サッシャ:さすが、ベスト朝食の国、オーストラリア!
セレイナ:そうですね。作ったのは“ポリッジカンノーリ”というスイーツ。カンノーリは、筒状の生地にクリームを詰めた、イタリアのシチリアのほうのお菓子です。パイのようなサクッとした生地にクリームが入っているのですが、この外側の生地の部分にオーツ麦を使って創作したそうです。同じオーツ麦でも、これだけ幅があるって面白いなと思いました。今回の世界選手権は、いつもの朝ごはんというものが世界の人たちをつないでくれるきっかけになりました。
サッシャ:なるほど。日本人はいなかったのかな?
セレイナ:いなかったみたいですね。
サッシャ:日本からも参加してほしいですね。
セレイナ:日本の伝統的な朝ごはんと言ったらおにぎり、みそ汁、卵焼きとかじゃないですか? だから、きっと我々もしゃべり始めたら「うちは炊飯器の水を目盛りよりちょっと少なめにするんだよね」とか「うちはちょっと多めにする」とか「卵焼きはしょっぱい派」「甘い派」とか、いろいろあると思います。ですから、朝ごはんのこだわりというのは世界共通なんだなと、あらためて感じた次第です。
J-WAVE『STEP ONE』のコーナー「CHINTAI GLOBAL BEATS」では、番組独自の視点で世界を見渡し、国内ではまだ知られていない話題やニュース、ニューミュージックをお届け。放送は月曜~木曜の12時5分ごろから。
【オンエア:2026年10月13日(火)/ナビゲート:サッシャ、セレイナ・アン】
「CHINTAI GLOBAL BEATS」はSpotifyなどのポッドキャストでも配信中。毎週月曜に前週の放送分をアーカイブ配信している。
・ポッドキャストページ
伝統的な朝ごはんで世界一を競う
今回は、セレイナがBBCの「Porridge makers from opposite sides of globe triumph in world championship」をピックアップした。【元記事】「Porridge makers from opposite sides of globe triumph in world championship」
まずセレイナは、Porridge(ポリッジ)はオーツ麦を煮て作るヨーロッパ風のオートミールのお粥のようなもの、と説明する。そんなポリッジの世界選手権がスコットランドで開催され、2026年の優勝者は自国からあるものを持参したという。

(画像素材:PIXTA)
サッシャ:へぇ~、面白い。どうやって競うんだろう?
セレイナ:大会は10月3日にスコットランドのハイランド地方にあるカーブリッジという村で行われました。実は、かなり歴史のある大会でもありまして、今年で33回目の開催でした。
サッシャ:そんなに前からやっているんですね。
セレイナ:1994年に、この村と地元で親しまれるポリッジを「もっと知ってもらおう」ということで始まったそうです。
サッシャ:地元の名産品なんだ! そういうことか。
セレイナ:そうですね。ホテルを営んでいた発案者が、村を盛り上げる方法として自分が作っていた朝ごはんを「世界大会に出そう」と思いついたわけです。
2026年のポリッジ世界選手権には14カ国から30名が参加。“伝統部門”で使用できるのは、オーツ麦と水、そして塩の3種類のみだそう。
サッシャ:ミルクは使わないんだ?
セレイナ:そうなんです、本当に伝統の作り方で競うという。
サッシャ:あまり甘くないってことだね。
セレイナ:はい。ミルクやお砂糖、トッピングなどもなしということです。(大会では、)目の前に鍋があって、そこに水とオーツ麦を入れて火にかける。すると少しずつとろみが出てくるので、これをどこまで煮るか、どれくらい塩を入れるかなので、めちゃくちゃシンプルなんですよね。でも、シンプルだからこそ参加者の腕の見せどころと言いますか。
サッシャ:そうですよね。
セレイナ:日本で言ったら、ご飯の炊き方とかおにぎりの塩加減を競うような感覚に近いかもしれないです。大会では使うオーツ麦にも決まりがあって、一般的な平らに押したロールドオーツではなく、粒を刻んだり挽いたりしたものを使うそうです。
サッシャ:ミルクで混ぜる気はするけど、水でというのは個人的には食べたことがない気がする。
セレイナ:この地方では、その食べ方が伝統みたいです。
優勝の決め手は、国境を越えた“水”?
2026年の世界選手権で優勝したのは28歳のオランダ人、ジーナ・サールベルクさん。ジーナさんが使ったのは、オランダの会社の有機オーツ麦と塩、そしてオランダから持参した水だったそうだ。サッシャ:オランダって、水がおいしいの……?
セレイナ:どうなんでしょうね? でも、火加減やオーツ麦に対しての量を研究し尽くしているからこそ、いつもの水を持参したということですよね。硬度とかも違うじゃないですか。
サッシャ:たぶん、北のほうは硬めですよね。
セレイナ:それも影響するみたいですね。ジーナさん自身もBBCの記事で「持参した水が役立ったかもしれない」と、お話されていました。ジーナさんは学生時代にポリッジを食べ始めたそうで、最初は平らなロールドオーツを食べていたんですけど、伝統的なタイプのポリッジを食べて、その違いに驚き「おいしい!」となってハマったということでした。
サッシャ:そうなんだ。
セレイナ:深くオーツ麦を知ると、味や香りといったところもどんどんわかるようになってくるのかなっていうところですよね。
世界選手権では、“伝統部門”のほか、オーツ麦を主な材料にして他の食材と組み合わせる“創作部門”も実施され、オーストラリアのロブ・リードさんが優勝した。
サッシャ:さすが、ベスト朝食の国、オーストラリア!
セレイナ:そうですね。作ったのは“ポリッジカンノーリ”というスイーツ。カンノーリは、筒状の生地にクリームを詰めた、イタリアのシチリアのほうのお菓子です。パイのようなサクッとした生地にクリームが入っているのですが、この外側の生地の部分にオーツ麦を使って創作したそうです。同じオーツ麦でも、これだけ幅があるって面白いなと思いました。今回の世界選手権は、いつもの朝ごはんというものが世界の人たちをつないでくれるきっかけになりました。
サッシャ:なるほど。日本人はいなかったのかな?
セレイナ:いなかったみたいですね。
サッシャ:日本からも参加してほしいですね。
セレイナ:日本の伝統的な朝ごはんと言ったらおにぎり、みそ汁、卵焼きとかじゃないですか? だから、きっと我々もしゃべり始めたら「うちは炊飯器の水を目盛りよりちょっと少なめにするんだよね」とか「うちはちょっと多めにする」とか「卵焼きはしょっぱい派」「甘い派」とか、いろいろあると思います。ですから、朝ごはんのこだわりというのは世界共通なんだなと、あらためて感じた次第です。
J-WAVE『STEP ONE』のコーナー「CHINTAI GLOBAL BEATS」では、番組独自の視点で世界を見渡し、国内ではまだ知られていない話題やニュース、ニューミュージックをお届け。放送は月曜~木曜の12時5分ごろから。
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