「白いシーツ」は熟睡できない!? おすすめの色は…

J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』。この週は、お休み中の別所哲也に代わって、堀口ミイナ、清水イアンがお届けしています。7月23日（月）の「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」のコーナーでは、熟睡できるシーツの色について、医師・医療ジャーナリストの森田豊さんが解説しました。

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■おすすめのシーツの色

森田さんによると、シーツの色の違いによる睡眠時間を測った結果、一番長かったのは青だったそうです。

森田：青は心理学的に心を落ち着かせる色です。青の次は黄、その次は緑という結果も出ています。ちなみに一番眠りにくい色は紫でした。また、白は意外と緊張する色で、おすすめできません。病院のシーツは白ですが、これは血液などの汚れを分かりやすくするためです。

睡眠不足は顔にも影響してくるという研究もあるそうです。

森田：スウェーデンのストックホルム大学のチームが発表したレポートによると、通常の睡眠時間と5時間睡眠の時の顔の違いを写真撮影によって比較したところ、5時間睡眠で睡眠不足の方々は目の下のクマやシワ、口角が下がるといった結果が出たんです。デートの前日は、しっかりと寝てから行ったほうがいいでしょう。

さらに、眠れないときにおすすめの食材を教えていただきました。

森田：レタスの芯には眠りを誘う「ラクチュコピクリン」という成分が多く含まれています。芯から出てくる白い汁がラクチュコピクリンという成分で、眠気を誘うためにはメラトニンやセロトニンといった睡眠誘導ホルモンが必要ですが、ラクチュコピクリンはそれと同じような働きを持っていると考えられています。『ピーターラビット』の絵本では、レタスを食べ過ぎたウサギたちが眠り込んでしまう場面もあります。レタスには鎮痛効果や鎮静作用もあるので、ヨーロッパでは昔から薬として使われていたということです。

森田さんによると、レタスの中でもおすすめの種類があるそうです。

森田：一般的な丸いレタスはラクチュコピクリンの量が少ないんです。最も多く含まれているのは、ヨーロッパの「ラクツーカ」「ビローサ」と呼ばれるもので、なかなか日本では手に入らないかもしれません。日本でラクチュコピクリンが多く含まれていると考えられるレタスは、サニーレタスやサンチュです。こういったものを食べることによって、よく眠れる可能性があります。

森田さんは、日刊スポーツにて「ドクター森田の『健康になりなさい！』」を連載しています。こちらもチェックしてみてください。

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【番組情報】
番組名：『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時：月・火・水・木曜 6時－9時
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/