J-WAVEで放送中の番組『BRIDGESTONE DRIVE TO THE FUTURE』(ナビゲーター:ピストン西沢・松嶋初音)。7月15日(日)のオンエアでは、先日、西日本で大きな被害をもたらした豪雨について、「車に乗っているときに災害に遭ったらどうするべきか」をピストン西沢が語りました。
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■大雨で車が浸水したら…
豪雨に見舞われると、「車が動かなくなってしまう」というケースが想定されます。大雨で冠水してしまったら、車はどうなるのでしょうか。まず車が浸水し、水嵩がどんどん上がってくると、車体が浮きます。フロントにエンジンがある場合は前が沈み、うしろが浮きますが、この時点では、まだエンジンはかかっている可能性があります。では、エンジンはどのように止まるのか、西沢が以下のように解説します。
西沢:中にラジエーターファンっていう、ラジエーターに空気を送ってエンジンを冷やす扇風機が回っています。そこで水をかき上げてエンジンルームにばら撒くと、電気的に止まる。あとは、排出しているガスのうしろのパイプが水浸しになって、ガスを外に出せなくなると、エンジンが止まります。
しかし、「この時点では、まだできることはたくさんある」と西沢。電気が使えるようであれば、「パワーウィンドウをなるべく下げる」ことです。窓から脱出することもできますし、車の内外の圧力に差があるとドアが開かなくなるので、それを防ぐためです。
パワーウィンドウが効かない場合は、車の中に窓ガラスを割る道具が装備されている場合が多いので、それを使って割ります。みなさんも自動車用の窓ガラス割り具が装備されているかどうかを、この機会に必ずチェックしてみてください。
以上は、水の中に入ってしまったときの対処法です。「そもそも水の中に入らないようにすることが重要」だと西沢。
西沢:ずーっと車で走っていると難しいかもしれませんけど、「この先は下り坂かな」、「水がたくさんあるかな」というところで、一回様子を見ることです。
初音:進まずに?
西沢:そうそう。危険だと思ったら戻ってくる。
初めて通る道では難しいことですが、走り慣れている道では、水たまりのできやすい場所を把握しておくことも大切です。
■大雨で使った車は水が引いても使わないで!
今回の豪雨では、SNSを通じて各所からさまざまな情報が拡散されました。その中から西沢が、国土交通省からの以下の情報を共有しました。
西沢:「大雨で使った車は水が引いても使わないで」という投稿があったそうです。「見た目は大丈夫そうでも感電や車両火災の危険がある」と。ショートしますからね。だから、自分でエンジンをかけないことです。
エンジンフードを開け、感電を防ぐためにバッテリーのマイナスターミナルは外しておきましょう。「プラス」ではなく「マイナス」であることをしっかりと確認したうえで行ってください。
番組では他にも、感電や発火の危険がある行為を紹介。豪雨に見舞われた場合は、交通情報を得るほか、してはいけない注意事項も知っておくことが重要です。ぜひradikoでチェックしてみてください。
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【番組情報】
番組名:『BRIDGESTONE DRIVE TO THE FUTURE』
放送日時:毎週日曜 19時-19時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/drivetothefuture/
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■大雨で車が浸水したら…
豪雨に見舞われると、「車が動かなくなってしまう」というケースが想定されます。大雨で冠水してしまったら、車はどうなるのでしょうか。まず車が浸水し、水嵩がどんどん上がってくると、車体が浮きます。フロントにエンジンがある場合は前が沈み、うしろが浮きますが、この時点では、まだエンジンはかかっている可能性があります。では、エンジンはどのように止まるのか、西沢が以下のように解説します。
西沢:中にラジエーターファンっていう、ラジエーターに空気を送ってエンジンを冷やす扇風機が回っています。そこで水をかき上げてエンジンルームにばら撒くと、電気的に止まる。あとは、排出しているガスのうしろのパイプが水浸しになって、ガスを外に出せなくなると、エンジンが止まります。
しかし、「この時点では、まだできることはたくさんある」と西沢。電気が使えるようであれば、「パワーウィンドウをなるべく下げる」ことです。窓から脱出することもできますし、車の内外の圧力に差があるとドアが開かなくなるので、それを防ぐためです。
パワーウィンドウが効かない場合は、車の中に窓ガラスを割る道具が装備されている場合が多いので、それを使って割ります。みなさんも自動車用の窓ガラス割り具が装備されているかどうかを、この機会に必ずチェックしてみてください。
以上は、水の中に入ってしまったときの対処法です。「そもそも水の中に入らないようにすることが重要」だと西沢。
西沢:ずーっと車で走っていると難しいかもしれませんけど、「この先は下り坂かな」、「水がたくさんあるかな」というところで、一回様子を見ることです。
初音:進まずに?
西沢:そうそう。危険だと思ったら戻ってくる。
初めて通る道では難しいことですが、走り慣れている道では、水たまりのできやすい場所を把握しておくことも大切です。
■大雨で使った車は水が引いても使わないで!
今回の豪雨では、SNSを通じて各所からさまざまな情報が拡散されました。その中から西沢が、国土交通省からの以下の情報を共有しました。
西沢:「大雨で使った車は水が引いても使わないで」という投稿があったそうです。「見た目は大丈夫そうでも感電や車両火災の危険がある」と。ショートしますからね。だから、自分でエンジンをかけないことです。
エンジンフードを開け、感電を防ぐためにバッテリーのマイナスターミナルは外しておきましょう。「プラス」ではなく「マイナス」であることをしっかりと確認したうえで行ってください。
番組では他にも、感電や発火の危険がある行為を紹介。豪雨に見舞われた場合は、交通情報を得るほか、してはいけない注意事項も知っておくことが重要です。ぜひradikoでチェックしてみてください。
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放送日時:毎週日曜 19時-19時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/drivetothefuture/