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夜の本気ダンス、フレデリック、Bentham、CHAIが出演! 観客が踊りつくした「J-WAVE “THE KINGS PLACE” LIVE Vol.16」ライブレポート

夜の本気ダンス、フレデリック、Bentham、CHAIが出演! 観客が踊りつくした「J-WAVE “THE KINGS PLACE” LIVE Vol.16」ライブレポート

J-WAVEで放送中の深夜のロック・プログラム『THE KINGS PLACE LIVE』によるライブ・イベント第16弾「J-WAVE “THE KINGS PLACE” LIVE Vol.16」が、4月27日に新木場STUDIO COASTにて開催されました。

この日ステージに立ったのは、番組ナビゲーターを務めるCHAI、フレデリック、Bentham、そして3月末に番組最終回を迎えた夜の本気ダンス(出演順)の4組。1年半にわたり、『THE KINGS PLACE』月曜ナビゲーターを務めた夜の本気ダンスを送るにふさわしい圧巻のステージが披露されました。


■CHAI


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トップバッターを務めたのは、夜の本気ダンスから月曜ナビゲーターを引き継いだガールズバンドのCHAI。双子のマナ(Vo/Key)、カナ(Vo/Gt)、ユウキ(Ba/Cho)、ユナ(Dr/Cho)の4名が、トレードマークであるピンクのステージ衣装を身にまとって登場すると『Sound & Stomach』でステージがスタート。続く『ボーイズ・セコ・メン』では、マナ・カナ、そしてユウキの3名が、ゆったりとしたサウンドに合わせて息のあったムーヴを披露。曲後半からの盛り上がりでは、観客も自然と身体が動いてしまうよう。リズムに合わせて思い思いの動きをしながら、CHAIの生み出す世界観に浸っていきます。

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CHAIは「今夜は夜ダンにこの曲を捧げる!」と、ステージ中盤で彼らのアップテンポな楽曲『WHERE?』をカバー! サビ部分の歌詞を「夜ダン歌ってみたら、思ってたよりテンポが早い/『キンプレ』レギュラー、お疲れTHANK YOU ありがとう/あとはCHAIに任せて~~」と笑いを取りつつ、夜ダンの後任としての意気込みを歌います。そして、コンプレックスは個性であり、かわいいものだというコンセプト「NEOかわいい」を謳う楽曲『N.E.O.』のエナジェティックなステージに、観客は両手を上げて応えます。CHAI最後の楽曲は『sayonara complex』。メロウなサウンドから生まれる爽やかな余韻で会場を包み込みながら、ステージを締めくくります。楽曲の間に挟まれる、ユナのコミカルな物販宣伝に加え、ユウキがマナの英語を即座に訳す『N.E.O』の楽曲紹介など、個性溢れるMCにも注目のステージとなりました。

■CHAIセットリスト
01. Sound & Stomach
02. ボーイズ・セコ・メン
03. 自己紹介/WHERE?(夜の本気ダンスカバー)
04. N.E.O.
05. ぎゃらんぶー
06. sayonara complex

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■Bentham

それぞれの楽器を鳴らす爆音でスタートしたBentham。ボーカル・小関竜矢が楽曲タイトルに絡めて「TONIGHT楽しんでこうぜ!」と呼びかけると、観客はステージへと押し寄せました。

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『TONIGHT』では、ギター・須田原生、ベース・辻怜次が向き合って演奏するなど、序盤から熱いパフォーマンス。曲が終わると、「ここ新木場にも『激しい雨』は降るんだぜ!」と小関。ワッと沸き起こった声援は、さながら豪雨のような激しさ。須田が「キンプレライブ! Vol.16!」とコールアンドレスポンスし、会場の温度が高まっていきました。

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MCでは、小関が着ているシャツの話題に。かっちりめのデザインは「首元が疲れちゃうから、いつもは着ないけど、今日は、朝の本気男子!」と、夜の本気ダンスのカバー『By My Side』へ。「踊れる準備できてますか」という問いに応えるように盛り上がる観客を、カラフルなライトが照らします。

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流れるように『クレイジーガール』へ。運命をテーマにしたエモーショナルな楽曲『FATEMOTION』を演奏する前には、小関が「ずっと一緒にいような」と決め台詞を言い、会場を沸かせました。バスドラムが会場を揺らす『パブリック』は、ハンドクラップがひとつの楽器になったかのような一体感。演奏後は、鳴り止まんばかりの拍手がBenthamのアクトを称えました。

■Benthamセットリスト
01.TONIGHT
02.激しい雨
03.By My Side(夜の本気ダンスカバー)
04.クレイジーガール
05.FATEMOTION
06.パブリック



■フレデリック


フレデリックは手拍子で迎えられました。『TOGENKYO』のイントロに合わせて、「新木場、TOGENKYOをつくりませんか?」とボーカルの三原健司。ベースの三原康司と美しいハーモニーを重ね、盛り上げるだけでなく、しっかりと楽曲を聞かせます。

次の『ふしだらフラミンゴ』では、ほどよい脱力感とグルーヴに、観客は体を揺らしました。新曲『シンセンス』では、健司はギターを置き、足を大きく蹴り上げるように動かす、派手なパフォーマンス。飛び跳ねる観客に「最高じゃないですか!」と満足気でした。

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続いては、夜の本気ダンスのカバーで『fuckin’ so tired』『Crazy Dancer』を披露。『Crazy Dancer』は色気を感じさせるねっとりしたアレンジで、会場は酔いしれました。

「フレデリックは、バンド対決にもダンス対決にも負けたくない。最高の本気ダンス見せてくださいね!」というコメントで始まったのは『オドループ』。「踊ってない夜が気に入らないよ」という歌詞に応えるように、観客はダンス!

最後の『KITAKU BEATS』でも「夜ダンまで体力持たす気ないけどいいですか?」(健司)と踊り尽くしました。最後はメンバー揃って丁寧に頭を下げ、健司が「30分のライブとは比べもんにならんくらい、ゆるいラジオやってるんでよろしく!」とアピールしてステージを去りました。

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■フレデリックセットリスト

01.TOGENKYO
02.ふしだらフラミンゴ
03.シンセンス
04.fuckin’ so tired(夜の本気ダンスカバー)
05.Crazy Dancer(夜の本気ダンスカバー)
06.オドループ
07.KITAKU BEATS



■夜の本気ダンス


この日のトリを飾ったのは、3月をもって『THE KINGS PLACE』月曜ナビゲーターを卒業した夜の本気ダンス。「みなさん、踊れる準備はできていますか?!?!」の掛け声で『Call Out』がスタートすると、CHAI、Bentham、フレデリックの3組で既に温まっていた会場の熱気がさらに高まっていきます。激しいライティングがステージを照らした『Crazy Dancer』では、アップテンポな曲調に合わせて観客もノリノリに。この日を待っていたとばかりに、身体を思いきり動かしながら、全身でステージを楽しんでいました。

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「THE KINGS PLACEのライブに集まってくれてありがとう!」(鈴鹿)と始まったMC。全出演バンドが夜の本気ダンスの楽曲をカバーしたことに対して「俺らの曲、やりすぎやろー!」と反応した鈴鹿は、「フレデリックはなんとなく、やるやろうなと予感してた。長い付き合いやから」とコメントし、場内の笑いを誘っていました。そして、「こんなとこで言うのもあれやけど、夜の本気ダンスがどんだけ愛されているかようわかるライブですね」と述べたように、詰め掛けた観客そして出演バンドからの愛をしっかりと感じてくれたようです。

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『Japanese Style』を駆け抜けるように披露したかと思えば、『fuckin’ so tired』の刻むビートに合わせて観客はジャンプし、フロアの熱気はピークへ。楽曲ラストは、ドラマ『セシルのもくろみ』の主題歌『TAKE MY HAND』。ダンサブルなサウンドに酔いしれながら、場内は気持ちよさそうにダンス。最高潮のボルテージのなか、「アリガトウゴザイマシタ! 夜の本気ダンスでした」と述べてステージを去っていきました。

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場内の鳴り止まない拍手に応え、アンコールに登場した夜の本気ダンス。キンプレライブは「たぶん皆勤賞」と、ナビゲーターを担当した1年半を振り返りつつ、マイケルがモノマネを披露する一幕も。「NEOかわいい」CHAIならぬ「おねえかわいい」CHAIケルが、『ボーイズ・セコ・メン』をカバーし、場内を沸かせました。そして、ステージを締めくくるべく歌ったのは、この日CHAIがカバーを披露した『WHERE?』。観客は、アップテンポで中毒性のある曲のリズムに合わせてジャンプしながら夢中になって踊ります。途中フレデリックの『オドループ』とBenthamの『激しい雨』の一節を挟みつつ、夜ダンと観客が一体となって、最後の1曲を共に駆け抜けました。

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■夜の本気ダンスセットリスト
01. Call Out
02. Crazy Dancer
03. Japanese Style
04. fuckin' so tired
05. B!tch
06.Feel so good
07. TAKE MY HAND

en.
WHERE?

当日の様子は、5月6日(日)22時から『J-WAVE SELECTION THE KINGS PLACE LIVE SPECIAL』でオンエアします。要チェック!

■番組情報
『THE KINGS PLACE』
公式サイト:https://www.j-wave.co.jp/original/kingsplace/

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