バーベキューを点数で競う!? アメリカでブームの「スポーツクッキング」

J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「ZOJIRUSHI MORNING INSIGHT」。5月3日(木)のオンエアでは、日本バーベキュー協会会長の下城民夫さんをお迎えし、アメリカで注目の「スポーツクッキング」についてお話を伺いました!


■肉を食べさせるだけでは、バーベキューとは言えない

晴れ渡った空の下、炭で焼きあげるステーキ肉は格別。大勢で楽しめることもバーベキューの魅力のひとつです。下城さんによると、バーベキュー文化はここ数年で日本でも大きな盛り上がりを見せており、本場アメリカのバーベキューグッズが普及したり、手ぶらでバーベキューができたりと、手軽にバーベキューを楽しめる環境が広がっているとのこと。

下城さんが会長を務める日本バーベキュー協会は、本物のバーベキュー文化を国内に広めるべく発足。「バーベキュー検定」という資格を設けています。座学と試食付きのデモンストレーションがあり、その後、ペーパーテストでの試験を実施。合格した人は、日本バーベキュー協会から「バーベキューインストラクター」として認定されます。このライセンスは、初級、中級、上級、講師などの段階があり、現在は1万人弱が資格を有しているそうです。

本物のバーベキュー文化とはなんなのでしょうか。下城さんによると、「バーベキューは食事じゃなくてパーティー」。人が喜ぶことがいちばん重要で、肉を食べさせるだけではバーベキューとは言えず、対人能力が必要になる、と付け加えました。


■「ステーキを誰が一番上手に焼けるか」コンテスト

さて、アメリカで一大ブームとなっている「スポーツクッキング」は料理をスポーツ化したものです。時間制限のなかでバーベキューをおこない、できあがった料理を審査員が食べて、味や見た目などを点数化するコンテストだそうです。下城さんは「スポーツクッキング」のなかでも「ステーキクックオフ」というコンテストを日本で広めようと活動しています。

下城:これは、ステーキを誰がいちばん上手に焼けるかというコンテストです。ステーキを焼く時間は15分から20分くらいですが、仕込みに時間がかかります。マリネしたりとか。
別所:仕込みによっても出来が変わってくるんですね。
下城:そこが大きいですよね。
別所:それは自由に時間をかけてもいいんですか?
下城:大丈夫です。ただ、肉は主催者が用意して(参加者が)抽選で取っていくんですよ。そこからスタートです。あとみんな肉は同じサイズで同じものです。
別所:へえ。僕は食べにだけ行きたい(笑)。

最後に下城さんにステーキの調理技術のポイントについて訊くと「グリルマーク(焼き目)の角度が重要」とのことでした。

下城:(グリルマークは)普通に格子模様にすると美味しそうに見えないんですよ。アンバランスに斜め45度に傾けることで美味そうに見えるんです。

これからバーベキューを予定されている人は、下城さんのアドバイスを試してみてはいかがでしょうか。また、7月には東京で世界ナンバー1のステーキを決める世界大会が開催されるとのこと。こちらもぜひチェックしてみてください!

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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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