J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)。5月15日(火)のオンエアでは、雑誌『POPEYE』の編集長・松原 亨さんが登場。雑誌『カーサ ブルータス(Casa BRUTUS)』編集長から『POPEYE』の新編集長に就任した松原さんに、その特色を訊きました。
松原:『カーサ ブルータス』は男女関係ないジェンダーニュートラルで、年齢も関係ないデザインに興味のある人が読むコンセプトだったんですが、『POPEYE』はメンズライフスタイル誌。40年以上も前からある老舗なので、ぜんぜん違いますね。
クリス:新鮮味も感じてらっしゃるんじゃないですか。
松原:とっても新鮮で楽しいです。
松原さんが編集長を務める『POPEYE』最新号(No. 854)の特集は「ぼくの好きな音楽。」です。
松原:1976年創刊なんですよ、『POPEYE』って。そのときに「Magazine for City Boys(シティボーイのための雑誌)」というキャッチフレーズでデビューして、42年間ずっと続いてきて、今回の音楽特集をやるときに1976年の一番のヒット曲を調べたんですよ。オリコンチャートだと何だと思います?
クリス:山口百恵さんとか?
松原:ちなみに4位が太田裕美さんの『木綿のハンカチーフ』でした。2位が『ビューティフル・サンデー』、洋楽ですよダニエル・ブーンの。で、1位は大ヒット曲です。
クリス:ゴダイゴとか?
松原:答えは『およげたいやきくん』。洋楽だとアバの『ダンシング・クイーン』とかが1976年くらいなんですけど、その時代からあるわけですよね。そういう意味では老舗の洋菓子屋、和菓子屋を継いだみたいな責任感を感じるかなというのがあります。その時代から、シティボーイのための雑誌を作ってきたんだなと。
『POPEYE』最新号では69人が好きな1曲を選んだり、「あの人のプレイリスト。」「俺が紅白のプロデューサーならこうするネ!!」といった特集が掲載されています。
松原:いろいろな人にプレイリストを書いてもらうコーナーで、みうらじゅんさんのプレイリストとか文章が面白いので、楽しませていただきました。
クリス:特集のテーマはどうやって決めたんですか?
松原:長く続いている雑誌なんで、「今、2018年にどういうことをやったら現代の『POPEYE』なのか」と考えたときに、今の音楽の特集はSpotifyなどで聴きながら読めるんですよね、プレイリストを作れば。僕も音楽が好きなので、あまり雑誌で音楽の特集をやりたいと思ってなかったんです。理由は「聴こえないから」。紙からは聴こえないので。でも今の時代だとインターネットでSpotifyのプレイリストに作ったものを聞きながら読めるという、これは今の時代だからこそできるなと思って、そういうのをやってみようと。そうしたらビースティ・ボーイズのマイク・Dが「自宅においでよ」と言ってくれて、そしたらタイトルも「BE CITY BOYS」にしようかなと(笑)。
クリス:そのページの流れでビースティ・ボーイズのマイク・Dさんに。
松原:これはマイク・Dへのオマージュです。この号をマイク・Dは見てくれるんで、笑ってくれると思うんですけどね。
松原さんの情報収集方法は「面白いと思うところ行って体験して人と話すこと」。今回の特集に登場したマイク・Dさんも前に現場で出会ったことがきっかけだそうで、自分自身で行って感じたことを表現していると話してくれました。
なお次号の『POPEYE』特集テーマは「シティボーイのショッピングリスト’18」。松原さんは「買い物しましょうって言う特集です。若い男の子は物欲がないと言われたりするんですけど、そんなのは嘘だと思っていて。ほしいものはいっぱいあって、だから“『POPEYE』だったらこういうものをほしいぞ”というショッピングリストを作る特集です」と紹介していました。
今回の音楽特集も含め、松原さんの手がける新しい『POPEYE』、ぜひチェックしてみてください!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/
松原:『カーサ ブルータス』は男女関係ないジェンダーニュートラルで、年齢も関係ないデザインに興味のある人が読むコンセプトだったんですが、『POPEYE』はメンズライフスタイル誌。40年以上も前からある老舗なので、ぜんぜん違いますね。
クリス:新鮮味も感じてらっしゃるんじゃないですか。
松原:とっても新鮮で楽しいです。
松原さんが編集長を務める『POPEYE』最新号(No. 854)の特集は「ぼくの好きな音楽。」です。
松原:1976年創刊なんですよ、『POPEYE』って。そのときに「Magazine for City Boys(シティボーイのための雑誌)」というキャッチフレーズでデビューして、42年間ずっと続いてきて、今回の音楽特集をやるときに1976年の一番のヒット曲を調べたんですよ。オリコンチャートだと何だと思います?
クリス:山口百恵さんとか?
松原:ちなみに4位が太田裕美さんの『木綿のハンカチーフ』でした。2位が『ビューティフル・サンデー』、洋楽ですよダニエル・ブーンの。で、1位は大ヒット曲です。
クリス:ゴダイゴとか?
松原:答えは『およげたいやきくん』。洋楽だとアバの『ダンシング・クイーン』とかが1976年くらいなんですけど、その時代からあるわけですよね。そういう意味では老舗の洋菓子屋、和菓子屋を継いだみたいな責任感を感じるかなというのがあります。その時代から、シティボーイのための雑誌を作ってきたんだなと。
『POPEYE』最新号では69人が好きな1曲を選んだり、「あの人のプレイリスト。」「俺が紅白のプロデューサーならこうするネ!!」といった特集が掲載されています。
松原:いろいろな人にプレイリストを書いてもらうコーナーで、みうらじゅんさんのプレイリストとか文章が面白いので、楽しませていただきました。
クリス:特集のテーマはどうやって決めたんですか?
松原:長く続いている雑誌なんで、「今、2018年にどういうことをやったら現代の『POPEYE』なのか」と考えたときに、今の音楽の特集はSpotifyなどで聴きながら読めるんですよね、プレイリストを作れば。僕も音楽が好きなので、あまり雑誌で音楽の特集をやりたいと思ってなかったんです。理由は「聴こえないから」。紙からは聴こえないので。でも今の時代だとインターネットでSpotifyのプレイリストに作ったものを聞きながら読めるという、これは今の時代だからこそできるなと思って、そういうのをやってみようと。そうしたらビースティ・ボーイズのマイク・Dが「自宅においでよ」と言ってくれて、そしたらタイトルも「BE CITY BOYS」にしようかなと(笑)。
クリス:そのページの流れでビースティ・ボーイズのマイク・Dさんに。
松原:これはマイク・Dへのオマージュです。この号をマイク・Dは見てくれるんで、笑ってくれると思うんですけどね。
松原さんの情報収集方法は「面白いと思うところ行って体験して人と話すこと」。今回の特集に登場したマイク・Dさんも前に現場で出会ったことがきっかけだそうで、自分自身で行って感じたことを表現していると話してくれました。
なお次号の『POPEYE』特集テーマは「シティボーイのショッピングリスト’18」。松原さんは「買い物しましょうって言う特集です。若い男の子は物欲がないと言われたりするんですけど、そんなのは嘘だと思っていて。ほしいものはいっぱいあって、だから“『POPEYE』だったらこういうものをほしいぞ”というショッピングリストを作る特集です」と紹介していました。
今回の音楽特集も含め、松原さんの手がける新しい『POPEYE』、ぜひチェックしてみてください!
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オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/
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