意外とできていない!? 仕事が上手くいくための「4つのコツ」

J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「ZOJIRUSHI MORNING INSIGHT」。5月10日(木)のオンエアでは、『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者・河野英太郎さんをお迎えし、仕事が上手くいくコツについてお伺いしました。

■仕事に共通するコツとは?

河野さんは東京大学文学部卒業後、大手広告会社や外資系コンサルティングファームなどを経験し、現在は外資系コンピューター関連会社にサラリーマンとして在籍しつつ、自身でも会社を設立し、作家としても活動しています。

河野:私自身の経験から積み上げたもので「これが通用する」っていうコツがあります。
別所:河野さんは新入社員のころ、上手くいかなかったこともあるのでしょうか?
河野:はい。私は不器用なタイプなので、「仕事を上手くやっている人は、どうしてるんだろう」って観察していると「これだ」ってコツがあったんですね。

オンエアで河野さんが話してくれたコツは4つです。

ほうれんそう(報告・連絡・相談)のコツ

河野:上司に「お忙しいところすみません。今よろしいですか?」と真面目に問いかけると「ごめん、今は忙しいからあとにして」などと言われてしまいます。その原因は、何分かかるかわからないからです。そうじゃなくて、いきなり「1分ください」とか「3分ください」って、バッと入り込んですぐに本題に入る。そうすると、「3分くらいならいいだろ」と上司は時間を割いてくれます。そうするとすぐに仕事が進むんです。

メモの取り方のコツ

河野:メモをだらだら書いてはいけなくて、次のアクションにつながるメモだけを書くようにします。だらだら書くだけだと、これからAIがやってしまいますので、「じゃあ、こうしよう」と気が付いたときに「いつまでに、なにをする」って1行だけ書いていくことがポイントかなと思います。
別所:確かに、時間を設定するって大事ですよね。

オフィスでの過ごし方のコツ

河野:オフィスの真ん中を歩くことです。オフィスのドアを開けてロッカーの脇を通って自分の席まで行くのが普通だと思うんですけど、オフィスに入って真ん中を歩くと、「自分がそこにいるぞ」ってことが周りにも見えますし、隣の机の人が「こんな勉強をしてるんだ」とか「あの人にメールをしなきゃいけなかったな」とか、いろんなコミュニケーションがその場ではじまるんです。

メールのコツ

河野:誰に対して送っているのかわからない、BCCというメール機能がありますよね。いろいろな督促を出すときに、ひとりだけ回答してくれない人ってよくあるんですね。その人に対していきなり要求しても失礼なので、実はその人だけにBCCでメールを送っているのですが「みなさんに送っています。お願いした資料が集まらないのですが、一部は集めてくれた人もいますので、ぜひお願いいたします」と。対象者だけに送っているけど「あなた以外にも送っているんですよ」って雰囲気を出すと「わかった、出そう」というように、失礼のない範囲で督促ができます。

最後に、河野さんが考える“仕事ができる人”について伺うと、「目的をちゃんと持って、合理的に進もうとする人」だと教えてくれました。

河野さんは他にも、会議や資料作成など、仕事が上手くいくコツをたくさん紹介しました。ぜひradikoで聴いて、仕事の参考にしてみてください!

【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

関連記事