あなたはラジオ脳 or スマホ脳? 「聴く力」を10項目からチェック!

J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)。4月26日(木)のオンエアでは、医師、医学博士、脳科学者の加藤俊徳さんをゲストにお迎えし、脳を活性化させるラジオの聴き方についてお話を伺いました。


■キレやすい人はラジオを聴こう

今年3月に宝島社から『脳を強化したければ、ラジオを聴きなさい』を出版した加藤さん。「ラジオは脳にとって最高にいい」と言います。

加藤:ラジオって、人の言葉や音楽を聴いたりしますよね。映像をイメージしたり、音だけで人を理解しようとしたり、考えたり、要するに脳のいろんなところを働かすことができるんですね。
クリス:足りないものを自分で補っていくってことなんですね。
加藤:そうです。それが非常に重要。人は言葉によって自分のことをわかってくるので、耳から言葉を入れることによって、ビジネスも日常の生活もうまくいったりします。

加藤さんによると、キレやすい人は、聴く力が衰えていることが原因のひとつ。本書には「怒りっぽく、必要以上にイライラして、周囲に当たってしまう」という人は、「黙って人の話を聴くことに、ラジオで慣れてみよう」など、トレーニング方法も詳しく書かれています。

また、考え方がカタい人にとっても、いろんな情報が入ってくるラジオはおすすめで、柔軟性アップに繋がるんだとか。

加藤:たとえば、スマホの小さい画面ばかりをずーっと見続けていると、結果的にひとつのことにしか注意がいかなくなるんですね。ラジオだと目と手がフリーになるので、「ながらラジオ」をして、同時にいろんなことをする訓練になります。

■あなたはラジオ脳 or スマホ脳?

さらに「脳の成長に、年齢はあまり関係ない」と加藤さん。以前、80歳の人の脳を見て、その人がドラムを習い始めて1年経ってからまた脳を見たところ、すごく成長していたと言います。加藤さんは、7歳の息子の「脳の成長」を記録しており、その80歳の人の成長ぶりは、息子が小学1年生から2年生になるまでの成長ぶりと、ほぼ同じくらいだったそうです。

最後に、本書にある『脳タイプ診断』を紹介しました。「あなたの脳はテレビ脳? スマホ脳? あるいはラジオ脳?」という診断。10項目あるので、当てはまるものを数えてみてください。

1.電話をしながらメモを取ることができる。
2.大勢の人がいる中で、自分の身近な人の声を聴き取ることができる。
3.電話の声だけで相手の空気を読むのがうまい。
4.音を聴いただけで映像を思い浮かべることができる。
5.会話において、聞き間違えや聞き返しが少ない。
6.お店で店員に話しかけられるのは苦痛ではない。
7.いつも冷静で、滅多にキレることがない。
8.自分の意見や意図を、明瞭に他人に伝えることができる。
9.人とおしゃべりすることが好きだ。
10.声のトーンや抑揚で、話している相手の気持ちを読み取ることができる。

10項目中、8つ以上が当てはまる人はすでに「ラジオ脳」です。脳の中の聴く力が十分にあると言えるでしょう。4~7の人は、やや視覚優位で、どちらかというと「テレビ脳」。3つ以下の人は、完全に視覚優位の「スマホ脳」です。聴く力を鍛えたい人は、ぜひJ-WAVEを聴いてみてください!

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【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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