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「育毛効果」が判明した意外な野菜って? 春のハーブの効果的な食べ方をご紹介

「育毛効果」が判明した意外な野菜って? 春のハーブの効果的な食べ方をご紹介

J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」。4月3日(火)のオンエアでは、春のハーブの効果的な食べ方に注目しました。

ハーブといえば、バジル、ローズマリー、ミントなどを思い浮かべる人も多いと思いますが、香りが強いクレソン、三つ葉、せり、ふきもハーブの仲間です。


■クレソンの栄養密度は世界一

今回話を伺った中沢るみさん(管理栄養士・日本野菜ソムリエ協会講師)によると、殺菌効果を期待するなら、ソテーにするよりもサラダがおすすめだそう。特に注目されているのがクレソンで、アメリカ疾病予防管理センターの研究によると、全世界の野菜の中で“栄養密度”が最も高かったことが判明しました。さらに、意外なことも判明しています。

中沢:クレソンに含まれる、ツンとする辛味成分シニグリンが頭皮の血行を改善して、育毛に効果があることも分かったんです。この成分は、加熱するとガクンと減るので、火を通さずに生で食べるのがおすすめです。

また、クレソンには美肌効果も期待できるそう。美肌に欠かせないβ-カロテンやビタミンCだけでなく、むくみ予防に役立つカリウムも豊富。ピリッとした辛味成分イソチオシアネートには強力なアンチエイジングパワーがあります。

中沢:大根おろしに含まれる成分と同じで、消化を助けてくれたり、口の中をさっぱりさせてくれるので、ステーキなどお肉の付け合わせにクレソンがぴったりです。


■三つ葉

三つ葉の香り成分ミツバエンは、自律神経を安定させて、イライラやストレスを抑える働きがあります。「春は、新生活でストレスが溜まりがちですが、そんな時は三つ葉のお吸い物がおすすめ」と中沢さんは言います。

一口に「三つ葉」といっても、糸三つ葉、切り三つ葉、根三つ葉と種類があります。中沢さんは「春に登場する根三つ葉は、桜えびと一緒にかき揚げなどの天ぷらにしたり、きんぴらにするとすごく美味しいです」とアドバイス。


■パセリ

ビタミンA・B・C、カルシウム、鉄分がギュッと詰まっていて、別名「天然のサプリメント」とも呼ばれています。独特の香りは、精神を安定させてストレスを緩和してくれます。

別所は「パセリは食べない時があります」とポツリ。中沢さんは「もったいないです。刻んでスープに入れるなど、料理に活用してください」と話しました。


■フキ

フキの香りの成分フキノンは、花粉症の予防に効果があります。独特の苦味成分もありますが、このフキノールという成分には老化を抑える働きがあります。「フキは、佃煮などの加工品でもOKなので、この季節におすすめ」とのことでした。

春のハーブの効果的な食べ方、どうぞ参考にしてみてください。

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【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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