バーベキュー広場やビール工場も! 進化した「道の駅」オススメ3選

J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「ZOJIRUSHI MORNING INSIGHT」。4月25日(水)のオンエアでは、大型連休直前ということで「道の駅」に注目! 日本最大の地図情報会社、株式会社ゼンリンで『道の駅 旅案内全国地図』編集長を務める守屋之克さんにお話を訊きました。


■「道の駅」とは?

別所:まずは「道の駅」の定義と目的について教えていただけますか?
守屋:運転する方が安全で快適なドライブができるように、トイレや休憩施設、道路情報の発信機能、地域の振興に寄与する地域連携機能を持った施設を「道の駅」と呼びます。自治体が申請して国土交通省が登録すると、看板がついて道の駅として登録されます。現在全国で1134カ所あります。ちなみに東京には八王子滝山という1カ所しかありません。

守屋さんはこれまでにおよそ950カ所の道の駅を訪れているそうですが、近年、道の駅は経由地から目的地へと変化しているといいます。

守屋:最近は大型化というのがキーワードで、滞在型の道の駅が増えています。一日楽しめて宿泊できるところもあり、ハード面で充実しています。同時に、ご当地の名物グルメを作ったり、直売を充実させるソフト面でも目的地化が進んでおり、このへんが人気の秘密になっています。ご当地グルメだと、道の駅のグルメ王を決める選手権があって、上位に食い込むとそれを目当てに来る人も増えて、人気になるということもあります。

ゼンリンが『道の駅 旅案内全国地図』の初版を出したのが2001年。当時は直販所ブームが起き、どんどん道の駅が増えていきました。そんな状況の中「まとまった情報がほしい」というリクエストから『道の駅 旅案内全国地図』を出版し、毎年版を重ねています。平成30年度版では「温泉大全」と題して、道の駅に併設されている温泉を紹介。併設されている温泉は132あるそうです。

トーク後半は、テーマ別にオススメの道の駅を守屋さんに訊きました。

■家族で楽しめる 「アグリパークゆめすぎと」(埼玉県)
守屋:お子さま連れならここです。東京ドーム2個分の敷地があり、広大な敷地に芝生の広場があったり、収穫体験できる農園、バーベキューができる広場など滞在型で楽しめます。

■カップルで楽しめる 「道の駅ふじみ」(群馬県)
守屋:カップルは道の駅で一番見かけないんですが(笑)、群馬県のふじみは、前橋市内の夜景が一望できます。温泉も併設されていて、露天風呂から夜景を見ながらお風呂が楽しめたり、レストランから夜景を見ることができて人気です。

■グルメな人にオススメ 「田園プラザかわば」(群馬県)
守屋:地元にこだわった食材が道の駅の魅力だと思いますが、一度行ったくらいだと食べきれないんじゃないかという豊富なグルメが楽しめるのがこちらです。ビール工房、ミルク工房、ミート工房があったりと、数限りなく多種多様なんです。非常に人気が高くリピート率が高い道の駅で、ハムやソーセージを焼いた山賊焼がオススメです。

大型連休の予定がまだ決まっていないという方は、「道の駅」で楽しむというのもアリかもしれません!

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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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