J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」。4月25日(水)のオンエアでは、レトルトカレー業界の最新事情に注目。カレー研究家の一条もんこさんにお話を訊きました。
市場調査会社の調査によると、レトルトカレーの購入額はこの15年間で2割拡大、逆にカレールーの購入額が2割減少。昨年はレトルトが461億円に対し、ルーは456億円と、初めて購入額でルーを上回りました。
この日ゲストにお迎えした一条さんは、365日毎朝レトルトカレーを食べることでも知られています。毎朝カレーを食べる理由を「朝、時間がないじゃないですか。とにかく1秒でも寝ていたい、早くごはんも食べたい、カレーを温めている5分間に私は支度をするんです。私、準備がかなり早いんです」と語り、朝のレトルトカレーが習慣化したそうです。そんな一条さんに、まずはルーの売上を上回ったレトルトカレーの人気の理由を伺いました。
一条:色々な理由があるんですけど、まず味が美味しくなって「もっと買いたい」という人が増えた。また単身世帯が増え、個食化が増える流れもあり、一人のときでも食べやすい、あと仕事をしている方が多いので、家族でそれぞれ好きな味のレトルトカレーを食べることもあるみたいです。
一条さんは自宅に200個のレトルトカレーを常備。価格帯、メーカー、ご当地カレーなど、それぞれ別の箱にジャンル分けしているほどのマニアです。そんな一条さんに、数ある中からオススメのレトルトカレーを紹介して頂きました!
■レモンクリームチキンカレー(にしきや)
一条:パッケージが可愛いんですよ。(パウチのままで)箱に入ってないのもよいです。箱代をかけずに中身にお金をかけていて。このレモンクリームチキンカレーは酸味があって、まろやかクリーミーで女性は好きだと思います。
■名店のまかない 鬼わそと 筑前煮カレー(ヤマモリ株式会社)
一条:ジャケ買いです(笑)。カレー研究家のお友だちに頂いたんですけど、一度食べたらすごく美味しくて、パッケージに味が負けてない。筑前煮がカレーになっていて、甘くてちょっとしょっぱい醤油の味もあって、ダシが効いていて和風なんですよ。「懐かしいな」という味がします。もともとまかない料理だったそうですが、まかない料理がレトルトカレーになることはけっこう多く、肉じゃがバージョンもあります。
■噂の名店 至福の重ね技 ラムキーマ&チキンカレー お店の中辛(S&B)
一条:これはS&Bから出たばかりで、所沢の名店negombo33のカレー屋さんが出した名店シリーズです。これパウチが2つ入ってるんです。あいがけができて、スパイシーなラムのカレーと、チキンのカレーが全然味が違うんですけど、一緒に食べて最後に混ぜながら味を変えて食べる新感覚のカレーです。
最後に紹介したのは「好きすぎて自分で作ってしまった」という、一条さん監修によるレトルトカレーです。
■一条もんこ監修 あしたのカレー(36 chambers of spice)
一条:自分が研究家として「いつかこういうカレーを出そう」と10年以上考えてきたなかで、「こういう会社でやりたい」とか「こういう味でやりたい」というのがやっと形になったというか。日本人が食べてきたジャガイモ、玉ねぎ、にんじん、豚肉といった普通の食材を使ったカレーなんです。たくさんの人にこれまで「どんなカレーが好きですか?」と聞いたら「お家で食べる2日目のカレーが食べたい」と、ちょっと煮崩れして味が染み込んだというのをよく聞くので「なるほど」と。カレー研究家としては、作った当日のほうが美味しいんです。スパイスが効いていて。だけどみなさんが求めている味というのは、家庭的な熟成された2日目の柔らかい具材の味というのにポイントを置いて、実際寝かしてもらい家庭的な作り方で、全て手切りで食材を切ってもらっています。これは「21世紀のお母さんの味」なんです。自分が子どもに作るという気持ちで作りました。
なお「あしたのカレー」は、現在はアマゾンやヨドバシ.comなどネットでのみ入手可能。まもなく全国の店頭にも並びはじめるそうです。一条さん自信作のカレー、ぜひチェックしてみてください!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
市場調査会社の調査によると、レトルトカレーの購入額はこの15年間で2割拡大、逆にカレールーの購入額が2割減少。昨年はレトルトが461億円に対し、ルーは456億円と、初めて購入額でルーを上回りました。
この日ゲストにお迎えした一条さんは、365日毎朝レトルトカレーを食べることでも知られています。毎朝カレーを食べる理由を「朝、時間がないじゃないですか。とにかく1秒でも寝ていたい、早くごはんも食べたい、カレーを温めている5分間に私は支度をするんです。私、準備がかなり早いんです」と語り、朝のレトルトカレーが習慣化したそうです。そんな一条さんに、まずはルーの売上を上回ったレトルトカレーの人気の理由を伺いました。
一条:色々な理由があるんですけど、まず味が美味しくなって「もっと買いたい」という人が増えた。また単身世帯が増え、個食化が増える流れもあり、一人のときでも食べやすい、あと仕事をしている方が多いので、家族でそれぞれ好きな味のレトルトカレーを食べることもあるみたいです。
一条さんは自宅に200個のレトルトカレーを常備。価格帯、メーカー、ご当地カレーなど、それぞれ別の箱にジャンル分けしているほどのマニアです。そんな一条さんに、数ある中からオススメのレトルトカレーを紹介して頂きました!
■レモンクリームチキンカレー(にしきや)
一条:パッケージが可愛いんですよ。(パウチのままで)箱に入ってないのもよいです。箱代をかけずに中身にお金をかけていて。このレモンクリームチキンカレーは酸味があって、まろやかクリーミーで女性は好きだと思います。
■名店のまかない 鬼わそと 筑前煮カレー(ヤマモリ株式会社)
一条:ジャケ買いです(笑)。カレー研究家のお友だちに頂いたんですけど、一度食べたらすごく美味しくて、パッケージに味が負けてない。筑前煮がカレーになっていて、甘くてちょっとしょっぱい醤油の味もあって、ダシが効いていて和風なんですよ。「懐かしいな」という味がします。もともとまかない料理だったそうですが、まかない料理がレトルトカレーになることはけっこう多く、肉じゃがバージョンもあります。
■噂の名店 至福の重ね技 ラムキーマ&チキンカレー お店の中辛(S&B)
一条:これはS&Bから出たばかりで、所沢の名店negombo33のカレー屋さんが出した名店シリーズです。これパウチが2つ入ってるんです。あいがけができて、スパイシーなラムのカレーと、チキンのカレーが全然味が違うんですけど、一緒に食べて最後に混ぜながら味を変えて食べる新感覚のカレーです。
最後に紹介したのは「好きすぎて自分で作ってしまった」という、一条さん監修によるレトルトカレーです。
■一条もんこ監修 あしたのカレー(36 chambers of spice)
一条:自分が研究家として「いつかこういうカレーを出そう」と10年以上考えてきたなかで、「こういう会社でやりたい」とか「こういう味でやりたい」というのがやっと形になったというか。日本人が食べてきたジャガイモ、玉ねぎ、にんじん、豚肉といった普通の食材を使ったカレーなんです。たくさんの人にこれまで「どんなカレーが好きですか?」と聞いたら「お家で食べる2日目のカレーが食べたい」と、ちょっと煮崩れして味が染み込んだというのをよく聞くので「なるほど」と。カレー研究家としては、作った当日のほうが美味しいんです。スパイスが効いていて。だけどみなさんが求めている味というのは、家庭的な熟成された2日目の柔らかい具材の味というのにポイントを置いて、実際寝かしてもらい家庭的な作り方で、全て手切りで食材を切ってもらっています。これは「21世紀のお母さんの味」なんです。自分が子どもに作るという気持ちで作りました。
なお「あしたのカレー」は、現在はアマゾンやヨドバシ.comなどネットでのみ入手可能。まもなく全国の店頭にも並びはじめるそうです。一条さん自信作のカレー、ぜひチェックしてみてください!
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番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
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