知っていますか? 「ぼた餅」と「おはぎ」の違い

J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「ZOJIRUSHI ECO-MOTION」。3月13日(火)のオンエアでは、ぼた餅やおはぎなどの「行事食」に注目しました。ぼた餅とおはぎの違いとは?

■3月16日は「十六団子の日」

日本には暦や節句など、さまざまな習わしがあります。伝統行事などの際にいただく行事食は、季節を楽しむアプローチの一つです。冠婚葬祭やお祭りなどのことを“ハレ”、日常のことを“ケ”と呼びます。ハレの日には、着るものを飾り、ごちそうを食べて栄養をとるという習わしがあり、行事食には旬の食材を使った、季節を感じさせてくれるものが多く見られます。

春の行事食というと、ひな祭りの際にはエビやレンコン、豆など、縁起の良い具材が入ったちらし寿司や、女性の良縁を願う意味が込められたはまぐりのお吸い物があります。

3月16日には、「十六団子」があります。毎年山の神が田んぼに降りてくる日とされ、豊作を祈り、お供えをします。十六は無病息災を祈る際の数字とされていて、小さな団子を16個用意して、家族で食べる習わしです。

■ぼた餅とおはぎ

お彼岸には、ぼた餅が行事食として登場します。ここでは、意外と知らない、ぼた餅とおはぎの違いをご紹介します。

ぼた餅:春に咲く牡丹の花にちなんで、ぼた餅と呼ばれるようになったと言われている。春のお彼岸には冬を越した小豆を使うため、硬い皮を除いたこしあんを使用。

おはぎ:秋の花である萩の花にちなんでいるため、秋のお彼岸にはとれたての小豆を使ったつぶあんを使用。

先人たちの知恵が詰まった行事食。ご家庭で楽しみながら、季節を味わう暮らしを実践されてみてはいかがでしょう。

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【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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