どっちが痩せ体質に?「野菜炒め VS 豚キムチ」 代謝が上がるメニューとは

J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」。3月13日(火)のオンエアでは、神奈川県立保健福祉大学学長、中村丁次さんに、「痩せやすい体質に必要な栄養素」を伺いました。

中村さんは、痩せにくくなったと感じるときは、エネルギー代謝が低下しているからだと言います。

私たちが食事から摂るエネルギー源は3つの栄養素(たんぱく質、脂質、糖質)があります。これらの栄養素が燃えてエネルギーになるといわれていますが、実はそうではなく、この栄養素が体の中で化学反応を起こし、ATPという物質をつくることをエネルギー代謝といいます。

エネルギー代謝には3種類あり、1つ目は動かなくても生きていくために必要なエネルギー量である基礎代謝。2つ目は体を動かす運動エネルギー代謝。最後は、食事を摂った後に体がポカポカすることによってエネルギー消費が増大する、食事誘発性エネルギー源となります。

以上の項目を活性化すればエネルギー代謝が向上し、痩せやすい体質になっていくのだそう。

中村:基礎代謝を上げるためには筋肉量を増やす。それには、たんぱく質、アミノ酸、ビタミンB1群を積極的に摂ることです。また、食事誘発性エネルギー源として、香辛料を摂ることも効果的です。特に唐辛子にはカプサイシンといって積極的にエネルギーを増大させる成分が含まれています。他にもわさびやカレーなどピリピリするものは、一般的にエネルギー消費をさせる作用があります。

たとえば、インゲンのごま和えとからし和えを比べると、エネルギー代謝を上げるためには辛子和えの方がよく、野菜炒めと豚キムチの場合でも豚キムチの方が代謝を上げられるのだそうです!

最近痩せないな……と思っている方は、エネルギー代謝を上げる食材に注目してみてもいいかもしれません。

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【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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