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音楽アーティストの活躍支える「A&R」の仕事とは

音楽アーティストの活躍支える「A&R」の仕事とは

J-WAVEで放送中の番組「SPARK」(水曜担当ナビゲーター:水曜日のカンパネラ)。2月7日(水)のオンエアでは、水曜日のカンパネラの身近で働く各分野のスペシャリストにインタビューする企画「必殺仕事人の館」にて、ワーナーミュージックのA&Rである冨永恭平さんが登場。「A&Rとは?」「仕事の魅力は?」など、お話を伺いました。

A&Rとは「アーティスト&レパートリー」を略したもの。担当アーティストのCDを作ったり音源を作ったりといった制作や、その音源をいかにして世の中に届けていくか戦略を練る仕事だそうです。

マネージャーはアーティストと一緒に行動し、スケジュール管理や次の戦略を考えますが、A&RはCDや音源を軸にして、どのよう活動していくかを、事務所と一緒に相談していくとのこと。

CDのパッケージを考えるのも、A&Rの仕事のひとつです。「水曜日のカンパネラは特殊な仕様のパッケージが多いので、個性を生かしたパッケージにしたい」と考えているとのことです。

冨永さんは、音響の専門学校を卒業後、BMGというレーベルで3年半ほどアルバイトを経験。その後、小さな芸能事務所でタレントのマネージャーに。しかし、やはり「音楽の仕事に就きたい」との思いから、とある音楽系の会社に就職し、映像の宣伝などを手がけました。そして、現職であるワーナーミュージックに入り、念願だったA&Rの仕事に就いたそうです。

ちなみに「このアーティストの仕事をしたい」と思っていても、その願いが叶う人はほんのひと握り。「自分で小さなライブハウスから見つけてきて、そのアーティストをデビューさせたいとか強い気持ちがあれば、担当になっても自分も成長できると思う」と話していました。

コムアイによると「A&Rは花形の仕事」。自分も目指している、という人に向けたアドバイスを冨永さんに聞いてみると……。

冨永:大事なのは、“人との運と縁”だと思います。もちろん就職試験を受けて入社する人もいるけど、僕の場合は専門学校を出てから、知り合いの紹介で会社を転々としてきたので、人とコミュニケーションをとることが大事です。
これには、番組に出演しているトラックメイカーのケンモチヒデフミも同意。「この仕事は自分に向いているかな、とヤキモキ考えるより、まずバイトで片足を突っ込んでみるといいかも。本採用になる可能性もあるから」と話しました。
冨永:CD ショップやライブハウスでバイトをすると、将来に繋がる人脈が作れるかもしれません。
コムアイ:そうだよね  見る目もつくし、バンドがどういうふうにうまくなっていくのかもわかるし。

など、音楽業界を目指す人にとって参考になる話で盛り上がりました。アーティストの楽曲がリスナーの耳に届くまで、どんな人が関わっているんだろうと想像してみると、おもしろいかもしれないですね。

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【番組情報】
番組名:「SPARK」
放送日時:月・火・水・木曜 24時-25時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/spark/

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