シュローダーヘッズ、名前は元祖ピアノ男子から?

J-WAVEで放送中の番組「GOOD NEIGHBORS」(ナビゲーター:クリス智子)。1月23日(火)のオンエアでは、Schroeder-Headzの渡辺シュンスケさんをお迎えしました。

2010年からスタートした渡辺さんのソロ・プロジェクト、Schroeder-Headzは、キーボーディストとして長く仕事をしていた中で「ピアノを使って作品を制作したい、自分の表現を探してみたい」という思いが切っ掛けだったそうです。

「色々なジャンルが好きで、勿論ジャズも好きだしクラシックも好きで広く雑多なのかな…でも全部が音楽なんで、自分のフィルターを通してひとつの世界観を出せたらいいなと思っていたんです。」(渡辺さん 以下同)

プロジェクト名の「Schroeder」は、スヌーピーに出てくる天才音楽少年にちなんで付けたそう。

「考えてるときに判りやすい名前はないかなと。シュローダーくんといえば元祖ピアノ男子みたいな…」と語る渡辺さん。ピアノをちゃんと習い始めたのは高校3年からと遅かったそうで、「キーボードはバンドでやってて結構でたらめというか独学で。普通の勉強は嫌いで、親は進学しろって言うし、それなら好きなことを勉強しようと考えて音楽大学かなって。三者面談で親と先生がひっくり返えちゃったんですよ、『君、サッカー部だよね?』って(笑)」と振り返りました。授業そっちのけで、小さなシーケンサーを買って教科書で隠しながら打ち込みをしたり作曲したりと、この頃にミュージシャンとしての原点はあったようです。

そんなSchroeder-Headzは1月24日(水)に、2年ぶりのニューアルバム「HALSHURA(ハルシュラ)」をリリースしました。

「タイトルには意味があるようで無いようで…宮沢賢治の『春と修羅』とかも凄く好きなんですけど、春という季節も好きなんですよ。春って桜が咲いてすぐ散っちゃったり、ちょっと切ない。そんな気持ちに名前をつけたい、音にしたいなと。今回のアルバムでは季節ごとに真空パックして曲としてアルバムにするというテーマがありまして。『ハルシュラ』という表題曲は、そんなイメージです。」

「季節を旅しているような気持ちで聴いて貰えたら」と語る本作、アートワークはライブぺインターの近藤康平さんに描いて貰ったそうです。

「歌詞がないので、歌じゃないので、映像からイメージされていると思うんですけど、今回は近藤さんに是非描いて欲しいなと思って。近藤さんとは良くライブをしていて、僕がライブすると絵を描いてくれるんです。」

春にはSchroeder-Headzとしてアルバムを引っさげてツアーを行うことも決定しています。気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。

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【番組情報】
番組名:「GOOD NEIGHBORS」
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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