音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
子どもにも人気!ゲームや動画で学べる建設業界

子どもにも人気!ゲームや動画で学べる建設業界

J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。1月23日(火)のオンエアでは、人手不足の解消、働き方改革のヒントを探るべく、建設コンサルタントの降籏達生さんをお迎えしましました。

降籏さんは大阪大学卒業後、熊谷組に入社。ダム、トンネル、橋梁工事などの大規模なプロジェクトに参画。現在は建設コンサルタントとして活躍し、建設技術者研修5万人、現場指導2000件を超えています。

建設現場は過酷というイメージがあります。新国立競技場の建設工事を担当していた建設会社の新入社員が過労自殺をしたニュースもありました。降籏さんによると、人手不足の問題や、期限までに完成させないといけない精神的なプレッシャーがあるそうです。

その一方で、工期短縮や負荷を減らす動きがあるのも事実だとか。休日も、以前は少ないことが多かったものの、現在は4週で6日までは休めるように改善されているそうです。

現在、建設業で働いている人の平均年齢は50歳前後。このままでは20年後には半減する恐れがあると言われています。そこで、若い人たちに建設業の良さややり甲斐を伝えることで人手不足を解消しようと、降籏さんは建設会社の若手社員や学生たちと共同で動画とゲームアプリを開発しました。

動画は、ラップで知れる建設業界、建築現場の1日が分かる動画などさまざま。ゲームアプリは、建物を造るための順序を学ぶことができたり、ユンボやブルドーザーなど建築機械を動かすシミュレーションもできて、子どもたちにも人気だそうです。

また、建設業界ではあらゆるものがネットに繋がるIoTや、ドローンなどを活用する動きも進んでいて、「ドローンを使って測量したり、重い物の運搬をロボットが担うようになったり、VRやARで完成したものを見ながら物を作っていくということがかなり行われています」(降籏さん)とのことでした。

建設業は労働主役型ですが、高度な技術から単純作業まで職種もさまざま。働く場も都市部から地方まで色々なところにあるため、多くの人の受け皿になることができると降籏さん。また“稼げる職種”ともいわれていて、リーマンショック時に比べると建設業は職種によっては収入が2倍になっており、降籏さんは「ぜひ、多くの方に建設業に興味を持ってもらえたら」と訴えかけました。

この記事の放送回をradikoで聴く
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。

  • 新規登録簡単30
  • J-meアカウントでログイン
  • メールアドレスでログイン