「Xperia Hello!」は家族と家族をつなぐロボット?

J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。11月15日(水)のオンエアでは、ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社スマートプロダクト部門エージェント企画室室長・倉田宜典さんをゲストにお迎えし、まもなく発売される「Xperia Hello!」について伺いました。

倉田さんは、2000年頃から「aibo」や「QRIO」の音声対応などの開発に関わり、今回の「Xperia Hello!」の初期提案から商品化までを一貫して担当している、ソニーのAI分野の企画開発におけるキーパーソンです。

“家族と家族をつなぐために生まれた新しいコミュニケーションロボット”という位置づけだという「Xperia Hello!」。形状の似ているAIスピーカーとは機能面での違いがあり、首と胴が動いて感情表現ができることや、目の前にいる人に応答したり、目の部分が光ってアイコンタクトをとることができるとのこと。さらに、体中にセンサーがあるため、家族がいることを認識して自分から話しかけることもできるそうです。

その主な役割は、家の中にいる家族の顔を常に探し、見分けることで、離れた家族を繋ぐこと。例えば、家の中にいる家族の顔を識別し、目の前にいるのがスマートフォンを使えないお子さんであれば、外にいるお父さんにLINEでメッセージを送ったり、逆にお子さんを顔認識して、外出前の家族が残した伝言メッセージを再生することができます。

今回、実際にスタジオにお持ちいただいた「Xperia Hello!」に別所が話しかけると、顔を認識して「別所さん、なにか御用ですか?」と答えていました。

「Xperia Hello!」のコンセプトである「家族との繋がり」について、倉田さんは、「直接顔を合わせて繋がることは勿論のこと、スマートフォンなどのデジタルを使って繋がることが普及していますが、それ以外に、さりげなく繋がることができればいいなと。離れたところに住んでいる両親が元気かなと思ったときに、電話やメールをする他に『Hello!』に聞くとみんなが元気かどうかがわかる」と、使用例をあげて話してくださいました。今回の商品では実現できませんでしたが、離れた家族間で1台ずつ「Xperia Hello!」を持つことで、連携して使える仕組みも将来的には挑戦したいと考えているそうです。

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【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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