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桐島洋子が語る「書くこととの出会い」

桐島洋子が語る「書くこととの出会い」

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「GOOD NEIGHBORS」(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「Cosme Kitchen ORGANIC CONCIERGE」。9月19日から21日をかけて、少女時代、10代、編集者時代、そして趣味の骨董のこと。ノンフィクション作家、桐島洋子さんにお話を伺いました。

1937年生まれ、日本の女性ノンフィクション作家の草わけ的存在の桐島さんは、歌手・女優の桐島かれんさん、エッセイストの桐島ノエルさん、写真家の桐島ローランドさんのお母様でもあります。1971年『淋しいアメリカ人』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。ベトナム戦争を取材し、アメリカやカナダに暮らし、世界中を旅しながらルポルタージュを書き続けました。

20日(水)のオンエアは、そんな桐島さんと「書くこととの出会い」についての話題です。

「小学校5年くらいに作文というものが始まって、それで私は頭角を現しまして(笑)。それまで、どちらかと言うと学校の勉強は駄目だったんですけど、それが作文で急に褒められるようになったんで、気分が良くなって。『文章と私の人生は縁があるんだろうな』とその頃から思いましたね。何でも乱読です。お蔵に行くと山のように本があったんです、父親の。あと、大人の雑誌が山ほどありました。大人の雑誌のほうが読みやすいからいろいろ読んでいたから、大人っぽいことを覚えてしまいましたけど(笑)」(桐島さん、以下同)

その後、編集の世界に身を投じる桐島さん。きっかけは、進学も就職も無く困っていた時期に、作家の永井龍男さんの娘さんと仲良しだったことから、偶然、娘さんに送ったハガキが永井さんの目に止まり「あの子は文才があるから文藝春秋を受けてみたらどうだ?」とアドバイスをもらったのだとか。結果、文藝春秋に入ることができたそうですが、「作文主体の試験で楽勝だった」と振り返っていました。

永井さんといえば、芥川賞・直木賞の理事、後に『文藝春秋』の編集長も務める昭和を代表する作家でエッセイスト、編集者です。そんな永井さんの目に留まったことで、文芸雑誌の編集者となった桐島さんは、妊娠を機に会社を辞め、編集者から作家となります。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「GOOD NEIGHBORS」
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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