労働時間は減ってるのに売上激増!秘密は会議?

J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「iction! QUOTE OF THE DAY」。9月5日(火)のオンエアでは、ある会社が2012年から進めている「楽しい”働き方”チャレンジプロジェクト」に注目しました。

次世代に残すべき企業を表彰する「ホワイト企業アワード」を2年連続で受賞しているソフトウェア開発会社「イーソル株式会社」。この会社では、2012年より「楽しい”働き方”チャレンジプロジェクト」という働き方改革を進めていて、そこから育児休業や定時退社、介護休暇など多くの働き方改革の制度が拡充されました。

その改革は、具体的な成果にもつながっているそうです。詳しいお話をイーソル株式会社管理部、澤田綾子さんにお聞きしました。

プロジェクトをスタートした2012年と2016年で比較すると、労働時間は減っているのに対し、売り上げは逆に増えているそう。「もう少し具体的に言いますと、2012年に関しては、年休の取得率は70%、2016年は81%ということで、10%以上増えているという結果です」と澤田さん。

そして、平均の所定外労働時間は、2012年は26時間だったのが(1日の所定労働時間は7.5時間)、2016年には20時間と、6時間短縮されています。そうなると気になる売上の方なのですが、「2012年が50億円弱、2016年に関しては64億円。こちらも順調に伸びています」と驚きの結果をお話してくださいました。

年休の取得率が10%以上アップ、売り上げは10億円以上も上がっているというのはすごい成果ですね!

さらに、この「楽しい”働き方”チャレンジプロジェクト」からは、ユニークな社内会議のルール「3 meeting manners」が生まれたそう。どんなルールなのでしょうか?

「その1が『イイね! と言おう』。その2が『否定のみはご法度』、その3は『カッコつけるのはカッコ悪い』。この3つになります」(澤田さん)

シンプルですが、会議を活性化するだけでなく、会議時間の短縮にも繋がりそうです。さて、今回のお話から「労働時間の短縮が、業務・業績アップの最大の要因になる」ことがわかりました。長い会議をすることを避ける、これも労働時間短縮のアイデアです。それが売り上げのアップにつながったイーソル株式会社に倣い、これからの会議に「3 meeting manners」を取り入れてみてはいかがでしょうか?

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【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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