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ホタルのメスはイケメン好きだった!?

ホタルのメスはイケメン好きだった!?

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「STEP ONE」(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」。8月22日(火)のオンエアでは、夏の風物詩、ホタルを1年中鑑賞できる、画期的な飼育法に注目しました。

光るホタルを鑑賞できる期間は、ホタルの生息地域や種類によって多少の前後はあるものの、5月から8月頃といわれています。さらに、ホタルは水が綺麗なところを好むなど、生育条件が厳しいことでも知られています。そのホタルを、1年中鑑賞できる施設の凄さが分かります。

そこで、この画期的な飼育法を開発した、東武レジャー企画株式会社の動物園事業部主任、神長正さんにお話を伺いました。

サッシャ:まず、1年中ホタルを鑑賞できる理由を教えてください。
神長:卵、幼虫、さなぎ、成虫とステージごとに管理して、1年中ホタルの光を楽しむことができるようにしました。通常は9ヶ月間のホタルの幼虫期間を、2~3年の長期間をかけて飼育できるようになったので、イベントなどの時に幼虫を取り出して、成虫にすることができるようになったんです。

つまり、1匹のホタルが光る期間を延ばしたわけではなく、幼虫をストックしておいて、いつでも取り出して見られるようにしたのだそうです。ちなみに、ホタルは成虫だけではなく、卵、幼虫、さなぎも光るそうです!「あまり大きな光ではないので分かりにくいものの、光ります」(神長さん)とのことでした。

サッシャ:ホタルを1年中鑑賞するために、まず行ったことは?
神長:飼育技術を学びに行ったり、お話を聞きに行ったりしました。うまくいくのに9年かかりました。
サッシャ:ええー!? チームでやってたんですか?
神長:基本的には私1人で、もう1人の相方はころころ変わるような状態でした。心が折れることもありましたけど、諦めたらそこで終わりなので、やり続けたいと思いました。
寺岡:なるほど! 特に難しい点はどこですか?
神長:幼虫からさなぎに変わる時が非常に難しくて、さなぎには土の中でなるので、いつさなぎになったのかなど、土の中の状態が分からないんです。だからにおいとか、自分の肌で感じることを大切にしています。

ちなみに、ホタルはオスとメスのつがいがいれば卵を産むというわけではなく、メス1頭に対してオスは数頭いないとうまく繁殖できないことも分かったとか。

神長:これは仮説ですが、メスにとってはオスの選択肢がないといけないみたいです。
サッシャ:イケメンを選んでるのかな(笑)。
神長:多分、そうだと思うんですよね…(笑)。

ホタルは東武動物公園で鑑賞できますが、8月26日(土)から9月18日(月・祝)までの、土・日・祝日限定で、「よこはまコスモワールド」でもホタルの展示が行われます。神長さんからは「イルミネーションも綺麗ですが、ホタルの方が綺麗なので、光を体験してほしいです」とメッセージをいただきました。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「STEP ONE」
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/

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