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第二のオリンピック「ワールドゲームズ」って?

第二のオリンピック「ワールドゲームズ」って?

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「STEP ONE」(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「SPORTS DIGGER」。7月26日(水)のオンエアでは、“第二のオリンピック”とも言われる国際総合競技大会「ワールドゲームズ」に注目しました。

現在、ポーランドで開催中なのですが、上智大学教授で、国際ワールドゲームズ協会理事、日本ワールドゲームズ協会執行理事を兼任されている師岡文男さんに、現地からお話を伺いました。

ワールドゲームズは、まだオリンピックに採用されていない種目を集めた4年に1度の大会で、夏のオリンピックの翌年に開催されるそう。1981年に開催され、今回がちょうど10回目の大会。国際オリンピック委員会(IOC)の会長も来て開会宣言をし、IOCが講演もするそう。「IOCはオリンピックだけを考えているんじゃなくて、スポーツ全部をすべての人たちが楽しむ平和な世界を作りたいというのが目的なので、ワールドゲームズもバックアップしているんです」(師岡さん、以下同)

オリンピックの場合、施設を作るのに多額のお金がかかるので大きな国じゃないとできませんが、ワールドゲームズは既存の施設でやらないといけないという決まりがあるそう。そのため施設がない競技は実施を断わることができ、たとえばサーフィンは競技種目に入っていますが、これまでの10大会では使える海がなかったので一度も行われていないのだそうです! ということで、新しい施設を作る必要がないので、秋田で開催された第6回大会の時は、オリンピックに比べたら破格の安さの22億円で実施できたと師岡さん。

サッシャ:オリンピックは大会ごとに正式種目が増えたり、変わったりしてますが、ワールドゲームズの競技がオリンピックの種目になったということはあるんですか?
師岡:あります。たとえばバドミントン、野球、テコンドー、ビーチバレー、7人制ラグビー。また、2020年から正式種目となる空手、サーフィンなど、全部で12競技がワールドゲームズからオリンピックにステップアップしてます。

ワールドゲームズから次のオリンピック競技につながることもあるんですね!

開催中の第10回大会では、日本人選手がスポーツクライミングで金2、銀2、空手で金2、銀1など、現段階で15のメダルを取る大活躍しているそう。師岡さんも「非常に幸先のいいスタート」とおっしゃっていましたが、まだ大会は続くので、これからもっとメダルが増えていくのではないでしょうか。YouTubeなどで映像が観られるそうなのでぜひ検索してみてください! 大会は7月30日(日)まで続くそうです。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「STEP ONE」
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/

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