効率よくやせる走り方「重要なのは○○数」

J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」。6月の木曜日は、卓球の福原愛選手や青山学院大学駅伝チームのフィジカルトレーナーを務める、中野ジェームズ修一さんに「やせやすい走り方」をテーマにお話を伺っています。

6月15日(木)のオンエア、ポイントは“心拍数”です。

「やせやすい走り方で重要なのは運動強度を上げること」だと中野さんは言います。消費カロリーがしっかり上がることで脂肪燃焼効率も上がりますが、一方で、運動強度を上げすぎると、逆に脂肪燃焼効率が下がってしまうそう…。この運動強度の目安にするのが心拍数です。「カルボーネン法」を用いて、最大心拍数に対して60%から80%の強度設定にすると最も脂肪燃焼効率がよいとされています。この心拍数を考えながら走ると、効率よく走ることができるのだとか。

計算式は「<220-年齢-安静時の心拍数(朝起きたときの自分の心拍数)>×強度設定した最大心拍数(60%か80%=0.6ないし0.8)+安静時の心拍数」。

若干複雑な計算式ですが、この数値に心拍数を合わせると、脂肪燃焼効率よく走ることができます。また最近では、心拍計がこの値を全て計算で出し、心拍数の60%から80%の設定から外れると教えてくれるツールなどもあるそう。そうした機器を活用するとより効率的なランニングが可能になります。

脂肪燃焼効率が上がるような特別な走り方やフォームなどはありませんが、一番重要なことは「継続して長く走れる体をつくること」だと中野さんは言います。ちなみに、1kg~2kg程度の重りをつけて走っても効果はそれほど変わらないとのこと。

最後に、中野さんに「走り方」のアドバイスを伺いました。まず、前傾姿勢を心がけて走ること。後ろに重心をかけて前へ進むというのは非効率。腿の筋肉に負担がかかり、パンパンに張ってしまう上、足も疲れてしまうのであまりよくありません。また、「かかと着地」を意識する人が非常に多いそうですが、中野さんは「あまり意識しないように」と日ごろ言ってるんだとか。理由は、ふくらはぎの柔軟性のない人やスネの筋力がない人は、無理にかかと着地をするとふくらはぎに負担がかかるためだそうです。

次週も引き続き、中野さんのお話を伺います。来週のテーマは「やせブースト」という気になるタイトル。ぜひチェックしてくださいね♪

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【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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