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渋谷発近所づきあいプロジェクト「おとなりサンデー」

渋谷発近所づきあいプロジェクト「おとなりサンデー」

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「WONDER VISION」(ナビゲーター:平井理央)のワンコーナー「TOKYO SOCIAL MAP」。6月4日(日)のオンエアでは、渋谷区でスタートした近所付き合いづくりプロジェクト「渋谷おとなりサンデー」に注目しました。

今回のレコメンダーとなってくれたのは、「恵比寿新聞」編集長の高橋賢次さん。恵比寿に暮らしている人と人がつながるローカルな情報をウェブマガジンで発信しています。そんな高橋さんがご紹介するのは、6月4日(土)より渋谷区全域で行われるプロジェクト「渋谷おとなりサンデー」です。

「『近所付き合いづくりイベント』といった感じでしょうか。東京都渋谷区って、たくさんの人が住んでいる街だと思うんですが、昔から住んでいる人と新しく住んできた人、どっちの方が多いかというと、意外と新しい人なんじゃないかと。そういう人たちの顔が見えているかというと、意外とそうではない。それだったらみんなで集まって何かできないかな、というイベントですね」(高橋さん)

高橋さんは今回、街の商店街のお祭りと連動して「恵比寿ビール坂祭り」や、「持ち寄りサンデー」といった、近隣の方が料理を持って楽しむイベントを開催するそうです。

渋谷区ではほかにも、幡ヶ谷、代々木公園、明治神宮など、区内の至るところで「おとなりサンデー」が開催されますが、そんな「渋谷おとなりサンデー」の発起人である、渋谷区長の長谷部健さんにも電話でお話を伺いました。

今年から、6月の第一日曜日を「渋谷おとなりサンデーの日」と制定し、今回がその第一回のプロジェクトになります。長谷部さんは「世代を超えて渋谷に関わる人、区民や働いている人、遊びに来る人、究極は人が交わる日になれば」と区内でイベントを企画。「渋谷には町会や商店街などいろいろなコミュニティーがあり、都心の割に活発に活動していただいているんですが、共通の悩みとして『仲間を増やしたい』とか『次の世代とつながりたい』とよく聞いていて。一朝一夕に解決できる方法はないので、何本も矢を放っていかなければならないなかで、今年の矢として『おとなりサンデー』を企画しました。近所付き合いによって解決できることもあるんじゃないかと思います」(長谷部さん)

「おとなりサンデー」は、実はフランス・パリで行われている、近隣住民が定期的に食卓を囲み交友を深める「隣人祭り」を参考したそうです。「何をしてもいいと思うんです。フリーマーケットや餅つき、公園を使いたいのなら許可を出しますし、大きな通りを通行止めにするのは難しいですけど、住宅街でみんなが良いと言えばそこを通行止めにして、道路で遊べたりしますよね。それぞれの『おとなりサンデー』を考えていだけるとありがたいと思っています」と長谷部さん。

応募のなかには「朝みんなでジョギングをしてから朝食を食べる」や「店舗が集まるエリアで気になるところの清掃をする」といったアイディアもあるそうです。長谷部さんは「今年は“第0回”としてテスト段階ですが、来年はさらに参加者を増やし、3年、10年と続けて都心ならではのムーブメントができれば」と語っていました。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「WONDER VISION」
放送日時:毎週日曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/wondervision/

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