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街全体がホテル? 谷中で“1日住む”体験を

街全体がホテル? 谷中で“1日住む”体験を

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「JAM THE WORLD」のワンコーナー「LOHAS TALK」(ナビゲーター:小黒一三)。5月22日からは、株式会社HAGI STUDIO代表取締役の宮崎晃吉さんをゲストにお迎えしています。5月25日(木)のオンエアでは宿泊施設「hanare」のお話を伺いました。

アパートを改修した文化複合施設「HAGISO」に続いて、宮崎さんが手がけたのは「hanare」。ここは空き家をリノベーションした旅館で、コンセプトは「街全体をホテルに見立てた宿泊施設」です。

この施設を作った理由は、「谷中が賑わってきた反面、観光地化され、かつての魅力がなくなっている」と言う人がいたからだそう。観光客は昼間に来て夕方にいなくなるため、飲み屋や銭湯は儲からないという問題もあり、観光地としての“谷根千”のイメージだけがひとり歩きすることが「もったいない」と思ったのだとか。

そこで思いついたのが「1日住んでもらう」というアイデア。宿を作ることで、宿泊者に、宮崎さんらが考える「街の本当にいいところ」の魅力を伝えられないかと考えたそう。「銭湯が宿の大浴場で、僕らのおすすめの飲食店が宿のレストラン、自転車は自転車屋さんで借りて、おみやげは商店街で買う、文化体験は街のお稽古教室…といった感じで、全てアウトソースするネットワーク型の宿ができないと考えました」(宮崎さん)

宮崎さんの考えたコンセプトは、他の地域でも定着すれば、空き家や民泊の問題解決につながります。同じようなアイデアを推し進めている人々と連携しながら、こうしたスタンダードをつくるために、「日本まちやど協会」という一般社団法人の設立を計画中だそう。

また、hanare自体は、「空き物件を自力でリノベーションするのはリスクが高いが、更地にもしたくない」というオーナーに、10年間前払い家賃という形で家賃を支払い、そのお金でリノベーションをしてもらうのだとか。そしてその代わりに、相場より安い家賃で借り受けることによって、お互いがリスクを分散する方法なのだそうです。

小黒と宮崎さんのトークは5月26日(金)まで続きます! どうぞお聞き逃しなく!

PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「LOHAS TALK」
放送日時:平日 20時40分-20時50分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/blog/lohastalk/

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