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一度は行きたい、東京の美しすぎる美術館

一度は行きたい、東京の美しすぎる美術館

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「ZAPPA」(金曜ナビゲーター:山中タイキ)。4月7日(金)のオンエアでは、この春行きたい都内の美術館を紹介しました。

◯原美術館

品川駅高輪口からぶらぶらと歩いて10分~15分。駅の周辺は高層ビルが多いものの、駅から離れるにつれて徐々に木々が増えていきます。桜を目にしながら住宅地に入っていったところに、静かに佇む美術館です。白くてモダンなヨーロッパ建築の建物で、木陰を作ってくれる大きな木と、芝生の庭が出迎えてくれます。山中によると「避暑地を訪ねて、誰かの別荘を訪ねているような雰囲気で、軽井沢のような雰囲気もある」そうです。

原美術館は、もともと実業家・原邦造氏の個人の邸宅として使われていました。1979年に現代美術専門の美術館として開館。「1階のギャラリースペースを抜けていくと、半分テラスになっているカフェがあって、そこを抜けると広々とした芝生の中庭があります。ここが天国のように最高です。友人がここで結婚式を挙げました。リゾート気分が味わえて、ここだけ東京の空気が違うんじゃないかというくらい、良い空気が流れています」と絶賛。日差しが気持ち良く、今の季節にピッタリだそうです。5月7日(日)まで「エリザベス ペイトン:Still life 静/生」の展覧会が開催されています。

◯根津美術館

表参道の交差点を、西麻布方面に抜ける途中にあります。建物を囲むように竹が生えていて、こちらは日本の和を前面に出している建物で、海外の方にも人気があります。2009年に建築家の隈研吾氏によってリニューアルされました。入口を入ると、玄関へと続く真っ直ぐなアプローチがあり、建物側には竹が並び、道路側には垣根があります。

「非常に繊細で独特な空気が漂っています。ここを通る度に『根津美術館に来たんだな~』っていう気分になります」と山中。展示は東洋の古美術品が中心で、照明が最低限に抑えられていて、自然光が綺麗に入ってきますが、その光の入り方までもが鑑賞物の一つに感じられる場所です。大きな窓の先には、緑がまぶしい庭園が広がっています。

美術鑑賞の後は、四季折々の植物と共に散策してみてはいかがでしょう。これからの季節は燕子花(カキツバタ)も楽しめます。想像以上に庭園が広いので、一周するとお腹が空くそう。「併設されているNEZUCAFÉは、『ここは本当に東京なの?』と疑ってしまうような空間です。おすすめのメニューはミートパイ。これは本当においしいです!」と山中。

根津美術館は4月11日まで一時休館中です。4月12日からは「燕子花図と夏秋渓流図」の展覧会が開催されます(5月14日まで)。ぜひ、春のご予定にいかがでしょうか。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「ZAPPA」
放送日時:毎日 5時ー6時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/zappa/

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