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映画「沈黙‐サイレンス‐」上映前にザワついた理由とは?

映画「沈黙‐サイレンス‐」上映前にザワついた理由とは?

タイムフリー

J-WAVEで放送中の朝の番組「ZAPPA」(月曜&火曜担当ナビゲーター:マッシュー)。1月24日(火)のオンエアでは、話題の映画「沈黙 -サイレンス-」について語りました。

「週末に映画を観てきました。とても有名な方と一緒でした。びっくりしました」と話し始めたマッシュー。映画が始まる前にマッシューが売店でポップコーンを買っていたら、スーツ姿&イヤホンマイクで交信する数人の男性が…。まさかSP!? と思っていたらそのまさかで、その後劇場に入ってきたのは安倍晋三内閣総理大臣!

「もちろん映画館にはお客さんがたくさん来ていたのでザワつきましたね。沈黙の前の嵐…上映前にちょっと盛り上がりました」と語っていましたが、この日マッシューが観た映画は、マーティン・スコセッシ監督の最新作「沈黙 -サイレンス-」。遠藤周作が50年前に書いた小説が原作の作品です。

昨年10月にプロモーション来日したスコセッシ監督。マッシューも記者会見で取材したそうですが、その時「作品のテーマを深めて、言葉では表現できない次元に到達するまでに時間がかかった」と監督は語ったそう。マッシューは映画を観てその言葉に納得したそうです。

「沈黙 -サイレンス-」は、日本でキリスト教信者が弾圧されていた1600年代、江戸時代初めの頃の話。2人の若いポルトガル人の神父がキリスト教宣教師の安否を確認するために、危険を知りつつも日本に行く…というストーリーです。

スコセッシ監督の得意とする細かい描写、例えば神父の爪の間に挟まれた砂で長い旅を表現したり、深い霧の向こうから見えてくる武士の影など、一つひとつ強く印象に残るシーンが多く、映像表現を通して外国と日本の文化や宗教の衝突、人間の信じることの難しさが、頭でも心でも感じられるように作られていると語るマッシューは、これが監督が言っていた「言葉では表現できない次元」の意味だったと納得したそうです。

「宗教や文化を飛び越えて、日本人の本質とは何か? というテーマに触れた作品だと思いました」

現在絶賛公開中の映画「沈黙‐サイレンス‐」、気になる方はぜひ観に行ってみてはいかがでしょうか。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「ZAPPA」
放送日時:毎日 5時-6時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/zappa/

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