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DIYの進化系、「DIT」って?

DIYの進化系、「DIT」って?

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「ZOJIRUSHI THINKING THE NEW STANDARD」。1月26日(木)のオンエアでは、大人気のDIYからさらに進化した、新たなものづくりへの取り組み「DIYがっこう」に注目しました。

東京・早稲田に拠点を置く「DIYがっこう」。名前からはDIYを学べる場所というイメージですが、これまでのDIY教室とはちょっと違うそうなんです。そんな「DIYがっこう」を運営しているKUMIKI PROJECT代表の桑原憂貴さんに伺いました。

「もともとKUMIKI PROJECTが岩手県陸前高田市被災地で集会所を地元の人たちと一緒に作るところからスタートしたのがきっかけとなっているので、一人では作れなかったことも、みんなで力を合わせるとできることがすごく大切なことに思えて。首都圏でやるときも一人でやるのではなくて、みんなで集まって『壁を塗ろう、床を張ろう』といった機会を増やそう、というのを活動の主な目的に掲げてやってます」(桑原さん、以下同)

早稲田の工房や文京区のマンションの一室で、家具を作ったり、キッチンの扉を直したり、床のフローリングを張るといった実践的な作業のワークショップを行っているというDIYがっこう。その一番の違いは「みんなで作ること」。

「DIT(Doing It Together)ということをコンセプトとして掲げています。DIYの『Y(個人)』が伸びていくことで『T(チーム)』になる、みんなで共に作る集団になっていくのがいいなと思って。そのような人が増えると公園の必要な遊具をみんなで直していくとか、今まで行政がやっていたことも、その人たちの力で置き換わっていくと思っていて、必要な力であり動きなんじゃないかなと思っています」

町に「共に作る」人を増やすことは、素材などに触れ「その素材がどこから来たか」など生産地に対する創造力も養うことにもなります。「もし、陸前高田のように災害が起きたときでも、作れる人がたくさんいる町はすごく心強いと思うので、そのような人のつながりが暮らしの安心感になっているようなコミュニティを全国に作っていこう」というのが桑原さんの活動の原動力となっています。

DIYからDITへ。新たなスタンダードになりそうです。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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