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手作りで感謝を伝える「ほんの気持ちです展」

手作りで感謝を伝える「ほんの気持ちです展」

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「WONDER VISION」(ナビゲーター:平井理央)のワンコーナー「ENASAVE SOCIAL EVENT & MOVIE TIPS」。12月18日(日)のオンエアでは、「神楽坂 temame」で開催中の「ほんの気持ちです展」と、映画「スモーク デジタルリマスター版」を紹介しました。

名前だけでは何の展覧会かちょっとわかりにくい「ほんの気持ちです展」。年末年始になると、「ありがとう」や「お世話になっています」など、普段はなかなか言えない気持ちを表す機会が増え、そんな気持ちを伝えるクリスマスカードや年賀状、贈り物にそえるカード、ポチ袋などを集めて展示販売するイベントです。

同イベントでは、ほかではなかなか手に入らない作家さんが手作りしたアイテムが並び、「つくる人と、ほしい人が巡り会える場所」をコンセプトに、さまざまな企画を実施しています。

そんな「ほんの気持ちです展」のなかで、オススメのアイテムを、同店のオーナーである久保田美善子さんに教えていただきました!

「折り紙は『折り紙』としてだけでなく、手作りの作家さんらしく、メッセージを伝えるツールとして考えられています。ハトにメッセージカードを加えさせたり、ヤギがメッセージカードを持ってくるといった手作り感を楽しめますし、送る方と送られる方、両方に手作りならではの温かさを身近に触れてほしい。お客様と作家さんをつなげるっていう意味でも見ていただきたいです」(久保田さん)

続いて、ニューヨークを舞台した映画「スモーク デジタルリマスター版」を紹介。クリスマスが近づくとこの映画を観たくなる、そんな方も多いかもしれませんね。ミニシアター全盛期の1995年に公開され、日本でも大ヒット。多くの映画ファンの方々が、「人生最高の一本」に挙げている映画「スモーク」が、デジタルリマスター版になって復活しました。

原作は、アメリカを代表する小説家、ポール・オースターの短編小説「オーギー・レンのクリスマス・ストーリー」。この小説を書いたオースター自身が、映画の脚本も手掛けています。舞台はニューヨーク、ブルックリンのたばこ屋さんで、このお店に集まる人たちのそれぞれの小さな物語がオムニバスで描かれながら、最後に「ひとつにつながっていく」というドラマです。

1995年の公開当時、ポール・オースターは、映画のパンフレットにこんな言葉を書いています。「信じる者が一人でもいれば、その物語は、真実になる」。その言葉どおり、映画の中では、登場人物がたくさんのウソをつくのですが、そのウソが誰かを傷つけるのではなく、ほかの誰かを幸せにすることもあるんだ、というシーンがとても印象的に描かれています。

人は誰でも一人では生きていけず、お互いに誰かを支えたり、誰かに支えられたりして生きているんだな、ということを感じさせてくれる作品です。

平井も「登場人物がとても温かく描かれていて、やさしい気持ちになれました。たぶんこのような作品って、人生の中で何度観てもそのたびに響くところが違って、『今の自分を教えてくれる』、そんな魅力を持った一本ではないかなと思いました」とコメント。

日常の幸せや人との絆などを改めて考える、クリスマスにピッタリな一本。映画「スモーク デジタルリマスター版」は、恵比寿ガーデンシネマで現在公開中です。そして「ほんの気持ちです展」は、1月8日(日)までの開催で、毎週火曜日はお休みです。この冬、誰かを思いながら立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「WONDER VISION」
放送日時:毎週日曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/wondervision/

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