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2016年も多くの本を紹介! 杏のマイベストは?

2016年も多くの本を紹介! 杏のマイベストは?

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「BOOK BAR」(ナビゲーター:大倉眞一郎・杏)。毎週ナビゲーターの2人が「今読むべき本」としてオススメの本を持ち寄っている同番組。

12月17日(土)のオンエアでは、2016年最後の放送ということで、大倉と杏が1年間でお互いが紹介した50冊の中から、「マイベスト」(自分が紹介した本の中の1位)と「ユアベスト」(相手が紹介した本の中の1位)をそれぞれ選びました。ここでは杏の「マイベスト」を紹介します。

杏が選んだ「マイベスト」は、『戦争とおはぎとグリンピース』(編著:西日本新聞社)。西日本新聞社が新聞の投稿をまとめた一冊。大倉も「こう来るだろうなとも思っていた」「紹介する時の熱意が違ったんですよ」と、杏がこの本を選ぶことを予想していたそうです。

最近は、育児もあってなかなか映画館に行けないという杏ですが、そのなかで映画「この世界の片隅に」を観たそう。「この本もそうなんですけど、日常に戦争が入り込んでくる恐怖みたいなのを、すごく描いている本と映画なんですよ」とコメント。映画の冒頭は日常のなんでもないシーンが続き、一気に戦争が始まるそうで「なんで?」という理不尽さを、そこまでの道のりを丁寧に描くことによって表現しているのだとか。

これを聞いた大倉は「毎日電車に乗って通勤していたりすると、今この瞬間がそれだけで成り立っているような感じがすると思うけど、『今』って過去からの連続体ですからね」と返答。杏もそれに同意し、映画の帰りに買い物をしようと思った時も、「買い物なんかしてていいのか…?」とまで考えるようになってしまったことを明かしました。その後も、食事しているときも「贅沢してるなあ…」と自分の行動を見つめ直すようになったそうです。

『戦争とおはぎとグリンピース』と、「この世界の片隅に」を観たこと、そして自身が出演していたドラマ「ごちそうさん」から、「日常」と「戦争」というものを、より考えるようになったとのことで「こういうものを見て未来に活かすのもいいんじゃないのかな」と呼びかける杏に、「未来も現在からつながっていくもんですからね」と答える大倉でした。

今回は、2016年最後の放送ということもあり、杏は「来年からは私は、もしかしたら育児で読み聞かせみたいなものも始まるかもしれないので、そういう本も増えていくかもしれないです」と、2017年に紹介しそうな本を自ら予想していました。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「BOOK BAR」
放送日時:毎週土曜 24時-25時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/bookbar/

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